つい最近、サルーキ(成犬)を譲って頂きました。
訓練士のもとに居てた子で、トイレは外でしかしないように
躾をしていると言われました。

しかし、我が家に来て翌日にバリケン内でおしっこをしてしまい
(一週間はバリケン内で過ごさせるように言われました)
緊張しているのかな?くらいに思っていました。

それから繰り返し、バリケン内でおしっこをします。

譲ってくれた訓練士さんに聞いたら
『多分様子を伺ってるんだと思います。粗相したら、おもいっきり怒ってシバキまくって下さい。よく怒るのはよくないとネットとかで見ますが、あれは間違ってます。普通は絶対バリケン内ではしない子なんで…』
と言われました。

翌日から粗相すると、主人が言われた通りに怒っています。

必ず粗相する時は、家族が留守にする時や就寝時です。
留守といっても、長くても30分くらいの短時間です。

もしかしたら不安で寂しいのかな？と考えるようになり
しばらく私に任せてほしいと主人に言ってから二日目になります。

一昨日の朝におしっこをしていて、キュンキュン鳴いてましたが
30分くらい放置。

それから庭に出して、その間にバリケン内を徹底的に消臭。

その日からおしっこのコマンドを教えています。
庭に出て一定の場所におしっこしそうになると連れて行き、
おしっこしている間、『シーシーシーシー』と言って
終わるといっぱい誉めてミルクガムを与えています。

本日、偶然なのか?シーシーの合図でやってくれました。

主人はコマンド教えても意味ないと言います。

でも私は、バリケン内での粗相以外はとっても従順な子なので
外でトイレする躾がされていても、
もう一度しっかりトイレの場所を教えたらいいんじゃないかと考えています。

でも私のやり方は、訓練士さんが言ってた間違った躾そのものなので、このままでいいのか正直自信がありません。

長文になりましたが、アドバイス頂けたらありがたいです。
宜しくお願いします。

こんにちは。
迎えたばかりなのでyuuさんのおうちや
周りの環境に慣れようとして
わんちゃんも緊張しているんだと思うんです。

普段は室内で飼ってらして
トイレの時に外に出している、という状態なんですね?
ということはお部屋の中にわんちゃん専用のトイレは
置いていないということでよろしいでしょうか?

ご質問を拝見させていただいて
『訓練士さんから譲ってもらった』とのことなのですが
疑問に思う点が2つあります。

>トイレは外でしかしないように
躾をしていると言われました。

『家でトイレトレーニングをしなくていいから
楽でいいですよ』
というつもりで躾けられたのかもしれませんが
足を怪我した時や今後歳を重ねて体が弱ってきて
寝たきりになってしまった場合等、
外でしか出来ないと
yuuさんはじめご家族が大変だと思います。


その事以上に引っ掛かるのが
>粗相したら、おもいっきり怒ってシバキまくって下さい。

トイレの失敗を怒る事自体がおかしいです。
こちらの過去ログをご覧になるとお分かりいただけるかと
思いますが、トイレの失敗、粗相を叱る事は
おしっこやうんちをすることそのものがいけないんだと
思わせてしまって隠れてすることに
つながってしまうんだそうです。
（来月1歳になるマルチーズを飼っているのですが
ウチの場合はお散歩や外出先でトイレをしてくれなくて
それはそれで困っています。)

その上『シバキまくる』などもってのほか。
訓練士というお仕事をされてる方の発言とは
思えないのですが。

訓練士といってもいろいろな協会、団体があります。
その方がどこの所属か、よくご確認された方が良いのでは
ないでしょうか？
もちろん甘やかしてばかりはいけませんけど
訓練士の言うとおりに暴力で躾けたところで
せっかくyuuさんのお宅に迎えたわんちゃんが
怯えてしまってはかわいそうです。

語弊があるかもしれませんがその訓練士のところから
譲ってもらってyuuさんのお宅に来た事は
わんちゃんにとって幸せだったと思います。

yuuさんのコマンドでわんちゃんがおしっこに成功した事、
良く出来ていると思いますよ。

あとはバリケンのそばにトイレトレイを置いて
そこで出来るように
『シーシー』とコマンドを出して慣れさせてみましょう。

旦那さんは訓練士さんの言う事に心酔しきっていて
今後も揉めるかもしれませんが
yuuさんが外でトイレを成功させた事は
わんちゃん専用のトイレでもきっと出来ると思います。
もし心配なら今後ワクチン接種などで
病院に行った時に先生に相談してみてはいかがでしょうか?

（私なら譲っていただいたご恩はあっても
その訓練士さんには二度と相談したくないです･･･。)

新しい家に来たばかりで、まだまだ不安と緊張の毎日なのですから、
排泄行動に変化が表れるのは全く自然なことです。
人間であっても、幼い子供がお泊り会などだけでおねしょをすることは珍しくありませんし、
大人でも緊張でトイレが近くなったりお腹を壊したりすることがありますが、
それらは怒ってどうにかなるものではないことはよくお分かりでしょう。

そもそも粗相は誰も見ていない時にしかしないのですから、
それを何十分も何時間も経った後で怒ったところで
「バリケンの中でおしっこをしたから怒られた」と分かるほど犬に理解力はありません。
「この家では訳も分からずいきなり叩かれる」と恐れていることでしょう。
『排泄』を『粗相』と言い換えるのは人間の勝手です。
『今の気持ちの表れ』と言い換えてあげれば、おのずと何をすればいいのかわかってくるはずです。

排泄のコマンドを教える意味は大いにあります。
人間側の都合のいい場所で、許可を出して排泄させることができるからです。
旅行などで外排泄が難しい場合でも、トイレシーツ持参でどこでもできるようにしておけば何の心配もありません。
成功した時に褒める方法は、それを続けるだけで自然と信頼関係も生まれていきます。
ぜひ今の方法を自信を持って続けてください。