小学校の校庭で愛犬の散歩していた時のことです。
2～5匹ほどの蜂が私の周りに来ました。
そのうち離れて行くと思っていたのですが、一向に離れません。
しかも、特に顔の高さあたりを飛んでいて、
眼のすぐ前を通り過ぎる蜂に、ギョッとすることが何度かありました。
顔を刺されたらと、怖くなりましたし、
過去に刺されたこともあるので、
アナフィラキシーショックのことも考えました。
何度か校庭内で場所移動をしてもついてくるので、
私は徐々に追い詰められて、
とうとう、
「何なの！」
と悲鳴をあげました。

その途端、
それまで唯々諾々と私についてきた飼い犬が、
大声で吠えながら蜂に跳びかかり、
食べようとしたり、前脚で叩こうとしたり、
何度もジャンプして攻撃しました。

私は最初のジャンプで、犬が助けようとしてくれていると気づいて、
とっさにリードを手放して、
興奮した蜂に刺されないように少し離れた場所に移動しようとしました。
でもすぐに気づきます。
犬が刺されたら？

これから後の私の行動はグタグタです。
迷いつつも離れた場所に行った私は、
犬の勇姿にほれぼれしたり、
止めさせようかと心配したり、
犬のプライドを考えたり、
それより愛犬の命が大切だと考えたり、
分厚い毛があるから、蜂が刺せる場所があまりないと気づいたり、
犬がアナフィラキシーショックを起こしたら、
人間並みの治療ができるのか考えたり。

犬の戦いはせいぜい2、3分で、
その場に伏せをしてこちらの様子を窺っているのですが、
私は、叱ればいいのか褒めればいいのか答えが出ず、
なかなか犬の傍に行けませんでした。

結局、今後蜂に攻撃しかけることだけは防ごうと、
叱ることを決意して傍に行き、
私を助けてくれた愛犬をどうしても叱れずに、
ダメよと言いながら撫でたり、コツンとしたり、
ありがとうと言ったり、曖昧なこと色々をしました。
犬は、その前の私の態度から、
そんなに良いことではなかったと分っていたのでしょう。
特に何の反応もありませんでした。
たぶん、私と同様に困っていました。

犬を大事に思っている皆様に質問です。
私のような事態になったら、どう行動しますか？
そして、犬が助けてくれようとしたことを、
叱りますか？褒めますか？

たぶん、大型犬か小型犬かということも、判断を左右するのでしょうが、
そこは、皆様の思う、それぞれの愛犬で構いません。

私の愛犬は、秋田犬と柴犬のMIXで大きく、
守るだけの存在ではなかったことが、
犬のプライドなどを重んじた理由だと思います。

実は私の犬は、15才で、もう4年前に亡くなっています。
この出来事が何年前の事かは覚えていないのですが、
やはり、私を助けてくれた愛犬を、
思いっきり褒めてあげられなかったのは、
今でも心に引っかかっています。
それで、たくさんの人の考えを聞いてみたくなりました。

自分だったら深く考える事なく、犬と共に逃げたと思います。また、身を呈して自分を助けてくれたら、ありがとうと言ったかもしれません。ただ予想外の事が起こると、後で考えればベストの行動を取れない方が一般的だと思います。
それに、頭で考える人間同士とは違って、1回の出来事で長年培ってきた信頼関係にヒビが入るという事もないような気がします。

それより、愛犬が亡くなっても、そのような事が心に残っているというのは、生きている間はよっぽど大事にされたんだなあと、ご愛犬が羨ましくさえ感じられます。

太郎さん、回答ありがとうございます。
確かに、とても大事にしていました。
それはもう、犬は愛情に飢えたところが全くなく、愛とはうざいものだと感じていたようです。

この一件でも、ヒビが入ることはなく、ただ、私が手放しで喜ばない理由が分からず、困っていたようです。
かなり意思疎通のできる犬でしたが、さすがに蜂には毒があるのだとは、伝えきれませんでした。

はじめまして
読ませていただき、夜道の散歩で急に目の前に男性に立ちはだかれて
ビックリしたと同時に、愛犬もビックリして飼い主を置いて家にダッシュで戻って行ってしまった・・・
という友人の話を思い出しました。

蜂・・・さぞ驚かれ、パニックな出来事でしたね。

もし私なら、叱る事はしないと思います。
リードを離す事はできないと思うので、一緒に逃げ、怖かったねー、ありがとう！
と、抱き合ってしまうと思います。

たくましい愛犬でしたね。
その後のあなた様の様子から、大丈夫みたいだったな・・・
と、安心したのではないでしょうか？

理想的な（私の勝手な想像）救出、お互いを思いやる心。こんな風に生活できて、いいワンちゃんでしたね。

そろそろ、ご自分の気持ちを楽にしてあげてはどうでしょう？
助けてあげたのに、とか、ご褒美は？とか、そんな事は思っていないと思いますよ。
あなた様といつも一緒・・・安心。すべてこれにつきます。＾＾

Euonymusさんは、わんちゃんを亡くされてから
後悔の念にさいなまれていらっしゃるのですね・・・。
勇敢なわんちゃんだと思います。
わんちゃん自身は褒められたかったというわけではなく
本能でEuonymusさんを守ろうと行動したのです。

「あの時助けてくれたよね。すごく嬉しかったよ。
本当にありがとう。」
空に向かって伝えることでわんちゃんにも
充分伝わりますよ。
叱ってしまったことやちゃんと褒めてあげればよかったとご自分を責めるのはもうおやめになりませんか？


15年もの間には楽しかった思い出、嬉しかった思い出もたくさんおありになるはずですよね？
笑顔になれる事を思い出してあげてほしいなと
思います。


Euonymusさんのトピを拝見して
とっさの時に自分がどういう行動ができるだろうかと
考えさせられました。
びっくりしてリードを離してしまい
そのまま迷子にさせてしまうかもしれません。

昨年、愛犬を抱っこして歩いているときに
自分の不注意で段差に気付かず
足をくじいてしまったのですが
とっさに愛犬を話してはいけないと思ったようで
抱っこしたままで倒れました。
（我が家のリードは持ち手の部分が
アジャスタータイプなので肩掛けバッグに
通していたことも迷子にさせずに済んだ要因です。）

みーすけさん、クレアさん、お返事ありがとうございます。
ご心配をかけてしまったようですが、この出来事は、苦しむというより、甘酸っぱくせつない後悔なんです。

　皆さんの返事を読んで、犬にありがとうと言う、という方が多いのに気づきました。
自分が、叱るべきか褒めるべきかという問題に、こだわりすぎていると思いました。
褒めると感謝は、似ているようでいてちょっと違います。
考えてみると、私が一番言いたかったのは、ありがとうと、大好き、のような気がします。