A.コッカースパニエルの男子9歳。足の靭帯の手術後、視力を失い、聴力、臭覚もダメージを受け、少ししか機能しません。
退院後、3日間元気なく、快方後に、何年も病院で処方されている耳ケアのヒビテン5%の100倍希釈液で2日程洗浄。その後、3つの機能の異変。レンズは正常。
3ヶ月間いろいろ受診しましたが、原因不明。奇跡的に治らないでしょうか。一応元気はあるのですが。

こんばんは。
ご心配ですね。

ヒビテンは元々は人間に使われる薬剤です。
ただし日本では人間の耳や眼や粘膜面への使用は大きな副作用を生じる場合もある事から禁忌とされています。
耳への使用によっては難聴や神経障害の副作用がでる事もあると言われています。

動物医療ではヒビテンは耳へ用いられる事もあります。
人間では禁忌とされていますが、今の時点ではそれをどう判断するかは獣医１人１人によるところなのです。
中には人間では禁忌とされている事を知らない獣医さんもいると聞いた事があります。
それぐらい動物医療では耳の洗浄薬としても日常的な薬剤の1つなのです。

愛犬も長年ヒビテンを病院から処方されていますが皮膚と物への使用で、愛犬のかかりつけ医からは耳・眼・粘膜への使用はしないで下さいと言われています。
愛犬のかかりつけ医はその禁忌（副作用）を動物にもリスクがあると判断して耳へは他の安全な薬剤を使用するとの事でした。
私個人的にはヒビテンを耳へ使用する事には疑問を感じていますし、その様な考えの獣医さんは信頼出来ないと判断すると思います。

ただし、ヒビテンがご愛犬の症状に関係があるのかまったく関係ないのかは素人の私には当然分かりかねます。
スミマセン。

セカンドオピニオン、サードオピニオンを受けましたでしょうか？
他の獣医さんの診断や見解を聞いてもいいのかなと思います。
愛犬も原因不明の症状に陥り命をおとしかけた事があります。
セカンドオピニオンを受け幸いな事に原因が判明し適切な治療を施せる事が出来て現在も元気に過ごせています。

すでにいろいろ病院を巡っていたのなら申し訳ありません。

どうぞお大事に。

動物医療の状況などご丁寧に教えていただき、感謝します。
大阪の先端医療の病院など、4箇所以上の受診しましたが、足の手術の麻酔やヒビテンやその他か、特定できず、治療もステロイドを試しても、よくなりませんでした。
もう少し、他の病院も受診してみます。ありがとうございました。

たびたび申し訳ございません。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。

そうですね、状況的に原因の特定は非常に難しいかと思われます。
また薬剤などの副作用の可能性も否めない事から治療を施す為の薬剤使用も慎重にならざる得ない部分もあるかと思います。
もう何件も病院にご相談されている様なのですでにお伺いになっていらっしゃるかも知れませんが東洋医学での診察もご検討されてみては、、、と勝手に思ってしまいました。
治療法があるかどうかも分かりませんしリスクもあるかも知れません。
無責任で誠に申し訳ないのですが、ご相談されてみる価値はあるかも知れません。

ご愛犬が少しでも改善なさる様、心からお祈り申し上げます。
良い病院が見つかります様に。

重ね重ねありがとうございます。東洋医学同感です。
私が数年前に重篤な顔面神経麻痺を患い、お灸と漢方薬の併用で期待以上に回復したので、ワンコのツボに当てて、その薬剤師さんを通じ、漢方的なものを少し与え、成果を期待してるのですが、なかなか先が不透明で。応援ありがとうございます。
本当に親身になってくださり、心から感謝します。