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犬と関係を修復し、仲直りしたい

白鶴 さん 2010/05/18(Tue) 09:53:54

1歳のリオ(大型犬)を飼っています。
飼い始めなかなかトイレを覚えてくれず育犬ノイローゼにもなりました。
粗相の度に「なんでこんなバカな犬なの!?」「もう勘弁してよ!」クーンクーン泣くと「うるさいバカ犬!!」と怒鳴ってしまい、夫からも「言葉に注意しろよ、リオにだってわかるんだぞ!」と言われていました。

ちょうどリオが家に来て間もなく妊娠し、つわりでイライラし、粗相の後始末がとても辛くて仕方ありませんでした。
粗相をするとリオの口をつかみ「どこでやってるの!!ここじゃないでしょ!!」と激しく振り回し怒鳴りました。
そうすると怯えて漏らす。。リオは私にも寄ってきてくれますが、夫にすごく懐いてる様子でした。

半年ほどすると、大型犬ということもあり夫も散歩にてこずり始め一時訓練所に預け、毎週末会いに行くと毎回跳ねて喜んで私にでも飛びついてきていました。
最近リオも1歳になり、私の子供も生まれ、育児とリオの世話に追われるようになりました。

先日リオがお腹を壊したのか下痢状態で、クレート内にわずかに便を漏らしてしまっていました。
やたらとヒーヒー泣いていたので今後は注意してみようと言っていたその2日後、夫が仕事に行き、私はいつも通り子供の世話をしていると急にひどい匂いが・・もしやと思ってリオを覗くと、クレートのあちこちに便をして伏せて怯えた目で私を見ていました。
酷い有様に一気に頭にきてしまいパニックに。

とにかく掃除しなければとリオとクレートを玄関に放り出しました。
子供が泣くので焦りシャワー全開でクレートとリオに水をかけました。
リオは逃げまといクレートにあたる水の音、しぶきに怯えている様子でしたが、構わず水をひたすらかけました。
クレートをかたずけているとリオが一瞬逃げるようにしましたが、興味本位からかクレートを拭いている私に近づいてきたりしていました。

その時、申し訳なかったと思い「ごめんねリオ」と体をさすりました。
そんなことがあってその翌々日の昼間トイレに出そうとすると、途中までは出てくるのですが玄関を目前に引き返してしまったのです。
様子を見ていた夫が「なんで?」と寄ってくるとリオは夫に助けを求めるかのように近づき手を舐めました。

大好きなお散歩セットを手に持って呼んでもリオは出てきてくれませんでした。
次は大丈夫かなと思っていたんですが、夜は玄関まで来たのですが、私が出てきたリオをよしよしと褒めているとそこでお漏らしをし、そのままクレートへ戻ってしまいました。
その後いくら呼んでもクレートから顔を出してこっちを見るだけで出てきませんでした。

夫に先日シャワーで水をかけたことを話しました。「それが原因だよ!そんな怖い思いをしたからお前に呼ばれて行ったらまた水をかけられると怯えているんだよ!!そんなこと絶対するな!!」と叱られました。
その後「リオ可愛くない」など言いたくないのに口から出てしまい「そんなこと言う奴がいるか!」と怒られ、こんな自分にもうんざりして大泣きしました。

それからはリードに繋いでだすようにしたら、リードに繋ぐ瞬間に怯えた目で漏らしてしまいます。
今日も外に出して頭をなでている瞬間漏らしてしまいました。
逃げるわけでもなく尻尾を下げこっちをじっと見つめているリオ。
どうしたら信頼を取り戻すことができるでしょうか?

無邪気なリオ、おとぼけなリオ、色んなリオをみてきて大好きなはずなんですが、粗相をした時は嫌になってしまうし、怯えた目で見られるとつい苛立ってしまいます。
本当にどうしたらよいでしょうか?

Re: 犬と関係を修復し、仲直りしたい

若葉母 さん 2010/05/18(Tue) 12:04:09

白鶴さん。こんにちわ。
私はまだ飼い始めて1ヵ月半の新人ですが、同じような環境なので、出てきちゃいました。
家は娘が幼稚園に入園したその日、コーギーを迎えました。3ヶ月でした。いまだトイレトレーニング中で、しょっちゅうじゅうたんの上でおしっこされています。もちろんイライラもします。
このレスを見た方に、「何でそんなときに飼うんだ!」と叱られると思いますが、飼っていたフェレットが亡くなり、落ち込んだ私を見かねて、旦那が迎えてくれました。

先日、娘の遠足から帰ると、サークル内がウンチまみれ、しかも家中ウンチの匂いが充満していました。
もちろんイライラもしたし、泣きたくもなりました。
でも、ワンコには悪気があったわけじゃないですから、ワンコには何も言わず、黙って片付けましたよ。娘には少しだけ?八つ当たりしちゃいましたが・・・

私、思うんですけど、自分の子供って、10ヶ月間お腹にいて、ずっと一緒だったんです。
ですから、生まれて言葉が話せない小さいうちから絆はあるんだと思います。
でもワンコは別の生き物。自分が生んだわけではないので、絆は作っていかなきゃいけない。

娘に八つ当たりしても、娘は「また?」って顔して聞き流してくれてます。我が家は・・・ですが。
娘とは今まで、お腹の中にいた時間から作ってきた絆があるから、多少のことでは崩れないと思います。
ですが、ワンコは家に来たその日からの積み重ねでしかないんだと思います。

悪いことをした、可哀相なことをした。そう思っているなら、リオ君(リオンちゃんかな?)にお話してみたらいかがですか?
もちろん犬ですから言葉は通じないと思います。でも、今まで一緒にいたんですから、気持ちは通じると思います。
それでもまだ苛立ってしまうのなら、一度距離をあけるのも考えてはいかがですか?

離れてみると、本当に色々なことを思い出しますよ。初めて家に来た日のことや、お座りができた日の事なんかを。
まだまだ初心者の私がこんなこと言える立場ではないのは重々承知しています。
しかも、何の解決にもならないことを長々とスイマセン。

Re: 犬と関係を修復し、仲直りしたい

ジャck さん 2010/05/20(Thu) 11:14:09

はじめまして、白鶴さん。

相談は「リオの信頼をどうしたら取り戻すことができるでしょうか?」ということですが、ぼくはそれ以前に再考した方が
いいようなことがあるように思います。それは「犬が可哀想」という感想ではありませんよ。
下記の段落を一番目とし、三つにわけて話させて下さいね。

─1────
まずは自覚してください。白鶴さんが大好きなのは「リオ」そのものではなく「自分に都合のよいリオ」ということを……。
勘違いしないで欲しいのですが、白鶴さんを批難するつもりはありません。誰だって経験のあることで問題でもありません。
まず「自覚して欲しい」ということです。もし、自覚しないままでいきますと先に問題化する場合もあると思うからです。

ただ「私はリオの都合のよいところは大好きなんだけど……」と自覚して下さい。
そこから、「私の都合に悪いリオの行為」「好きになれないリオの行為も認められるといいなぁ」と考えていきましょう。
ここで大切なことは、私の都合に悪い「リオ」ではなく、私の都合に悪い「リオの行為」と認識するところです。

─2────
最近の『犬の躾け方』の本などでは、「飼い主と犬のとの信頼関係」という言葉がよく使われるようになりましたね。
しかし、ぼくは「飼い主と飼い犬の間に信頼関係は必要ではない」と考えています。
敢えて、あったらよさそうなものをあげるとすれば、それは犬の安心感ですかね。
(仮に人間と犬とに信頼関係が成立するとすれば、それは人間と人間での信頼関係とはまったくの別物だと思ってます。)

駆け足で話していますが、つまり、ビギナーさんは「頑張って飼い犬との信頼関係を築く必要なんてない」と思うんですね。
それは「雲を掴むような話」だと思いますし、犬にとってもべつに期待しているものではないでしょう。
十年も犬と暮らしていますと、飼い主と飼い犬との間に発生する(と言われる)「信頼」は、常に人間の都合によいもので、
しかも一方通行、とても希薄なものである、と理解できます。少なくとも、犬にとって特段に良いものではありません。
白鶴さんの「どうしたら信頼を取り戻すことができるでしょうか?」という問いや、ビギナーさんたちの「一日でもはやく
犬との信頼関係を築きたい」という想いは、結局「犬に懐いて(好いて)欲しい」という言葉で言い表せると思います。
あっ、これも表現を言い直しているだけで、このことで批難しているのではありませんよ。(^_^;;

Re: 犬と関係を修復し、仲直りしたい

ジャck さん 2010/05/18(Tue) 13:33:00

─3────
よく「犬は環境に適応する」と言われていますが、いまの(愛玩犬に改良された)犬たちにも言えるんだろうと思います。
しかし、その環境が(基準なく)コロコロ変化するようであれば、犬はなかなか適応できず、安心もできないでしょう。
例えば、ランダムに喜怒哀楽の激しい飼い主の場合……。

ただ、この喜怒哀楽に(犬にもわかるような)明確なラインがあるとすれば、犬はそれなりに適応するだろうと思います。
とても厳しく、体罰を与える飼い主であっても、その基準がハッキリしていれば、犬が困惑することは少ないでしょう。
滅多にしか叱らない(見た目優しげな)飼い主でも(犬にとって)叱る基準が曖昧であれば、犬は困惑するでしょう。
ここで伝えたいのは「犬にシャワーで水をかけた」という一見、酷い行為でも、犬がどんなことを感じ取ったのかによって
違いもあるでしょうから、一概に(人間の目で)「酷いこと」とは言えないだろうと思います。

─────
1番目では、白鶴さんが大好きなのは「リオ」そのものではなく「自分の都合によいリオ」と自覚して欲しいと言いました。
2番目は、犬との信頼関係は重要視する必要もなく、「犬に懐いて欲しい」という言葉に言い換えられると言いました。
3番目は、わかり難かったかも知れませんが、喜怒哀楽の激しい飼い主でも、基準が明確であればあまり犬は困惑しないと
伝えたかったんですね。

つまり、2番目での(あった方がよさそうな)「犬の安心感」は、叱られる程度や総量よりも、叱られる基準の明確さから
得られるものだろうという話しです。
厳しい飼い主でも、逆に優しい飼い主でも、躾けの(叱る)基準が明確であれば、犬はそれなりに安心できると思います。

犬が安心できる状況は、日々の積み重ねからです。昨日までのことを反省して、犬へ謝罪してもあまり意味はありません。
下手すると、人間だけに「あんなに謝ったのに……」というヘンな(貸し)記憶だけが残ってしまいます。(^_^;)
繰り返しますが、大切なのはいまからです。