遊んでいるとき、飼主の手を甘噛みする子犬
4ヶ月の柴犬♀を飼っています。
我が家に来て1ヶ月経ちましたが、オスワリ・オテ・マテ・トイレ(たまに粗相がありますが・・・)の躾ができています。
しかし気になるのが遊んでいるときに手を噛んできます。
抜け毛防止のために洋服を着せているのですが、それを着せるときも遊んでいると勘違い(?)
しているのか、服を噛んだり私の手を噛んだりです。
「ダメ!」と言っても聞かないのですが、(「ダメ!」と声を荒げるとよけいに興奮状態になります)立ち上がって目を見て叱るとおとなしくなるときもあります。
「大人になればしなくなるよ」という人もいるのですが、それは信頼関係を築いた上での話しだと思っています。
果たして今の遣り方で信頼関係が築いていけるのか、大人になっても人の手を噛むような犬にならないかと不安です。
4ヶ月の犬に対してどのように接していけばいいのか
ご意見やアドバイスをもらいたいと思っています。
Re: 遊んでいるとき、飼主の手を甘噛みする子犬
「いちこ」さん、初めまして。
近年、我が国で「常識」となってきた次の発想に気を付けましょう:
1 言葉だけで終わる「躾」
→ 『人間が言っても、犬に○○して *も*ら*う* 事ができない場合は、そこ迄』
2 年齢/老衰(/去勢)に頼る「躾」
→ 『言葉だけを使って、望む結果が出ない場合は、仔犬が一・二才になるのを待てばいい...それでも直らない場合は二才の仔が五才になるのを待てばいい』(/『去勢さえすれば解決する問題』=『去勢を躾の代わりに使えばいい』)
犬という生き物には、善悪の判断がありません。あく迄も自分が属している群の中で、何をすれば喜ばれる・褒められる/何をしたら叱られる・牽制を受ける/何をしても人間が大した反応をしない・大して嫌な事が起きないのか、これだけです。
よって、
@ 犬が自分の服や人間の手を噛む
→ A 人間が口から何かの音を出す
→ B 犬が自分の服や人間の手を噛み続ける
→ C 人間が口から似た様な音を出す事以外、何も起きない(逆に、犬自身の興奮が高まるに合わせて、人間も一緒に興奮してくれる〜っ!)
→ 永遠に上記ステップA〜Cの繰り返し
...この様な事が起きる度に、それがパターン化します。そう教えるつもりが無くても、回数さえ重なればその犬にとって「常識」となるのです。
言葉だけで飼い主が望む効果が出なければ、
1 飼い主様の手で愛犬を座らせて、落ち着かせる。
2 それでも興奮が収まらない場合はサークル/ケージに入れて相手にしないで、興奮が冷める迄「タイム・アウト」を与える
という対処法はどうでしょうか。
Re: 遊んでいるとき、飼主の手を甘噛みする子犬
こんにちは、柴♀1歳半を飼っています。
うちも1年ほど前、同じ状況でした。
(何しろ初めて犬を飼ったもので、両手は歯の生え換わりが終わるあたりまで、常に生傷だらけでした…。)
甘噛みの事を相談した獣医さんには、
「噛まれたらすぐ鼻にでこピンするといい」
とアドバイスを頂いたのでやってみたところ、犬にとってはよけいに楽しい遊びと化してしまったので、
(おそらく中途半端な強さででこピンしたせいで、親犬が叱るような強さで「いけない」という事を伝えられなかったのかが原因かと…。)
恵子さんの仰る「タイム・アウト」方式で
「おもちゃを噛んでいる間は遊んでもらえるけれど、手を強く噛むと遊び相手がいなくなってしまう」
という事を教えました。
(うちの場合は部屋から出ていくまでしなくとも、立ち上がって腕組みをし、体ごとそっぽを向くだけで意思が伝わりましたが…)
ちなみに「ダメ!」と叱るときは、大声でというよりは低い声で言った方が犬を興奮させづらく、怒っていることが通じやすいようです。
「大人になれば(甘噛みは)しなくなるよ」というのは、確かに成長して落ち着くと、何でもかんでも噛んで遊びたいという欲求は減ってくるので、むしろあの頃が懐かしいくらいになるのですが、
仰る通り、「加減しない噛み方をしてはいけない」「人に歯をあててはいけない」という事を覚えないまま成長してしまうと、嫌な事があったとき、人を本気で噛むことを躊躇しない犬になる可能性もあります。
(これは人を噛んではいけない事を教えると同時に、環境の色々なことに馴らして、犬にとって嫌な事を減らしていく作業も大切な予防法になります)
信頼関係うんぬん、というよりは、噛む力加減、そして人を噛んではいけないこと、を覚えさせればいいだけの話なので…
(むしろそうやって暮らしの中でのルールを一つ一つ教えていくことで、絆が深まる気がします)
ひとまず人が痛いと感じるほど噛んだら、「犬に伝わる方法で」噛んでも良い事がないと教え、それを覚えてきたら、今度は噛むこと自体を禁止する(例えば「離せ」「出せ」「オフ」などの指示語で、噛まないよう要求する)のがお勧めです。
噛む力加減を覚えさせるには、他の子犬と遊ばせるのが一番なのですが…それは周りの環境にもよるので、おもちゃなどの物を軽く噛ませ(くわえさせ)、それを出させる練習をするのも手かと思います。
可愛い盛りのパピーちゃん、歯が鋭い分、噛まれると意外に痛いんですよね…
丈夫な顎の発達を促すためにも、普段噛んで遊べるおもちゃで遊んでいる時は、思い切り褒めてあげてくださいね。
Re: 遊んでいるとき、飼主の手を甘噛みする子犬
恵子さんへ
ありがとうございます。
ほんとうに手が傷だらけで哀しくなってきます。
タイムアウトの方法は恵子さんからのアドバイスをもらってから実践しています。
まだ効果はないのですが、地道に頑張りたいと思います。
ありがとうございました。
ケイさんへ
ケイさんも同じようなご経験があると知り、少し気持ちが楽になりました。
タイムアウトの方法で試していますが、地道にやってみるつもりです。
楽しみながらがんばってみます。
どうもありがとうございました。