血と粘膜の混じる下痢を繰り返す。
犬種:ミニチュアシュナウザー(メス)
年齢:14.5歳
病歴:特に重い病気はなし、リウマチ持(過去数年間メタカムという薬を飲んでいるが、今はやめている)
経緯:
2週間ほど前に急に嘔吐と粘膜と血の混じる便が出たので獣医に連れて行った。
前日に与えたラムのジャーキー(骨付き)が考えられる原因。嘔吐と下痢はしていたもののこの時はいたって元気。
病院で痛み止めと抗生物質の注射を打ち帰宅。以前にも同じ様な事があったので薬が効けば治ると思っていたところ、翌朝も嘔吐を繰り返し、食事を取らなくなったので獣医に連れて行く。
その日から点滴治療を5日間受けると同時に、エコー、血液検査、レントゲン検査を行うが、少量の腹水が見つかる以外に他に何も異常が見つからなかった。(肝臓、腎臓、膵臓、腸等々)腹水を検査したが、がん細胞やビールスは検地されすず。
6日目に帰宅。獣医のアドバイスで潰瘍用の薬を2種類飲みはじめる。1−1.5日ほど食欲が無かったが、それ以降は徐々に増え、改善の方向へ向ったような感じ。
5日後、再度獣医でエコー検査と血液検査をしたところ過去2回のテストでは異常が無かった肝臓の数値に異常が出る。
ALTの数値が1300との事。レプトビールスの可能性があるので抗生物質を進められるが、過去10日間多種の薬(リウマチの注射、痛み止め、抗生物質、点滴、麻酔薬等々)を使用しているので、薬による肝機能低下を疑い、全ての薬を獣医の了承を得て中断。
2日後に肝機能を再度確認したところ数値は900台に下がる。
後日レプトビールスには陰性であることが判明。
この間食欲旺盛、元気あり。食事はずっとゆでた鶏肉、パスタ、少々の野菜を混ぜたもの。
4日後肝機能の再検査を行い、更に数値が400台に下がっている事を確認。
但し、その日よりまた血と粘膜の混じった下痢が始まる。前日に調子がよかったので、鶏肉の量を倍に増やした事が一つだけ原因と考えられる。獣医の勧めにより繊維を増やしたダイエットに変えるが、昨日から便の様子に変化はあまり無し。
食欲も元気もあるが、3−4時間おきに便意をもよおし、粘膜のある血便を繰り返している。食欲があり、水も飲み、元気であれば、しばらく様子を見るようにと獣医はいっているが、血液が混じる下痢がつづいているので、非常に心配。
どなたかアドバイスいただけますか。宜しくお願い致します。
Re: 血と粘膜の混じる下痢を繰り返す。
うちのワンコ(一才半)もほぼ同じ症状で内視鏡検査を受け、炎症性腸炎と診断されました。
粘膜便はフードに野菜をトッピングして食物繊維を増やすことで改善しましたが、血便は時々ありました。
先生にフードが合っていない可能性もあると言われいくつか変えてみましたが、やはり嘔吐や血便があったため思いきって半年前より手作り食にしてみました。今のところ症状は出ていません。
内視鏡は受けられましたか?ワンちゃんの年齢等を考慮されて受けられていないかもと思いましたが、参考になればと思い書かせて頂きました。
ワンちゃんの一日も早い回復を願っています。
Re: 血と粘膜の混じる下痢を繰り返す。
ミドリさん
ありがとうございます。大変参考になります。獣医からは次のステップとして内視鏡検査を薦められていますが、やはり高齢なので全身麻酔は避けたいというのが本音です。繊維質を増やしたところ、便の状態は飛躍的に良くなったので、しばらく様子をみようと思っています。まだほんの少量ですが、粘膜と血液が混じるので心配ですが、きっと良くなってくれるものと信じて疑いません。
ミドリサンのワンちゃんの今後更なる健康をお祈りします。
Re: 血と粘膜の混じる下痢を繰り返す。
その後約一月経ちましたが、予想したように薬を止めたら肝機能は正常に戻りました。
お腹の調子もたんぱく質を減らした食事を与えている限りは大丈夫になりました。
体重は若干減りましたが、かえって関節痛には良いようで、今はすこぶる元気です。
老犬なので、これからは食事に十分気をつけて(手作りのみ)可愛がっていくつもりです。
獣医に頼るだけではなく、自分達でも色々と考える事の大切さを今回は学びました。
以上、ご参考まで。