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しかり方について(叩くしつけ) アレサ さん

生後65日のダルメシアンのメスです。以前もお世話になってます。ところで我が家に来て20日以上になり、徐々にしつけを、と考えています。本などを見ると最近は叩かず言葉と無視が多いですが、昔の本は悪いことは悪いと、鼻先を叩いたり、耳をつねる、などと載っています。以前実家で飼っていた犬はそのやり方でした。私は家の中で飼うのが初めてなので、買った新しい本を読んでいますが、親はすぐ叩け!と言います、人間のの子供でも叩く事があるだろ、とも言います(もちろん手加減して)統一しないとダメだと思っています。皆さんはどうかんがえますか?

RE:しかり方について(叩くしつけ) 楽天 さん

犬を叩くといいますけど、犬の手と比べて貴方の手は何倍大きいですか?人間同士ならさほど大きいと感じない手でも子犬にとっては人間の手は自分の頭の大きさの数倍も大きい物が覆いかぶさるように襲ってきてものすごい衝撃で当たるのですよ。貴方が考えているより数十倍位の痛みだと思いますよ。大げさに言えば、車に正面から突っ込んで来られたようなものです。それを理解してあげたらいいと思います。あとは飼い主の義務として自分で考えて責任を取ることです

RE:しかり方について(叩くしつけ) 麻美 さん

人間の子供と犬を同じように考えない方が良いでしょうね。
子供はたとえ体罰を受けたとしてもそれが愛情あるものだとしたらやがて叩かれた意味を理解する日が来ます。
犬は永遠の3歳児と言われるようにそこまでの知恵はありません。
犬に対する体罰はただ単に力で制するだけのことになってしまうので、人間の手に恐怖を抱いてしまうことになります。
体罰を加えておとなしくさせているだけで飼い主との信頼関係など築かれていないことになります。
ある日突然反撃に出たり、飼い主以外の他の者に牙を向けることもあります。

RE:しかり方について(叩くしつけ) ロダン3世 さん

アレサ さん今晩は。古くて新しい問題ですね。
飼主の行為が飼い犬に対して、暴力的な体罰になるのかどうかの境界線は決めにくい部分があります。

ここでは「叩く」だけを話題にします。
僕等も感情の動物ですから、いつもいつも冷静に犬や人に向かうのは難しいですね。と言うことは「叩くクセ」を付けていると、感情がイライラしている時に、自分の不機嫌を愛犬に当ててしまうことが多くなるのです。

もう1つ、叩かれて育った犬表情と、優しく教えて育った犬の表情は、3歳から5歳になるとハッキリ差が出てきます。どちらが良いかは又価値観の違いがありますが、優しく育てられた犬の表情が優しいですね。

アレサ さん、絶対に勘違いして欲しくないことは1つだけ:優しく教えるとは甘やかせることではなく、人間との共同生活や他犬との生活で、良いことと悪いことはキッチリと教える。
即ち「ダメ」「ノー」を3ヶ月前後から教える必要があると思います。失敗しても良いのです。首尾一貫して気長に教える姿勢ですね。

個人的な方法では、耳に爪で痛みを与えて、或いは鼻先につまはじきを与えて「ダメ」を教えることはやっています。体罰とは思っていません。

RE:追加訂正 ロダン3世 さん

あれれ? このご質問は意外に落とし穴があって難しいね。
質問の中心は「統一」ですね。
だったら「叱り方の統一は必要か?」と質問してもらったら、殆どの人が「どの方法でも統一は必要」と答えるのではないでしょうか。

どなたかが「犬の立場」と述べておられるように、マチマチではご愛犬が理解できなくなる。
従って御家族を信頼できなくなる(致命傷です)。
迷子になった時に戻って来る気がしなくなる。などなど好ましくない結果ばかりでしょう。

犬を飼う楽しさを一番に考えたら「統一」は大事だと思いますけど。

全くの老婆心ですが、質問の仕方のコツも犬を躾けるコツも同じだと思うので、どちらも相手に正しく理解させる工夫、努力も必要ですよ。

RE:しかり方について(叩くしつけ) ジャck さん

僕は(家庭での)犬の躾の方法は、まだ確立されていないし、まして統一はできないと思っています。
今売られている「犬の躾の方法」も本(著者)によってさまざまですし、時代によってもいくつかの傾向が
あったりもします。犬の研究から変わることもあれば、その時の社会から影響を受けることもあるようです。

はじめに知った躾け方が自分の犬にあっていれば、それに越したことはありませんが、多くの場合は
それでは上手くいかず、何冊も目を通したり、人に相談したりするわけですね。
多分、そんな風に、それぞれの飼い主が自分の犬にあった方法を見つけていくしかないんでしょうね。

「叩く」というのは、その(躾の)手段としてあるわけで、それをする、しないは飼い主の選択だと思います。
その選択には叩き方というのもあるわけですし。

僕が(僕の犬に)効果があると思っているのは(僕にとって都合の)良いことをしたら、喜ばせてやることだと
思っています。「褒めて躾ける」のと同じですね。
褒めても犬が喜ばなければ効果も薄いように感じるので、結果として「犬を喜ばせる」という方法です。

↑の訂正 ジャck さん

どこをどう読んだのか、勘違いしていました。
「統一」って家族内でのことだったんですね。
カッパさんのを読んでたら気付きました。(ノД`)

RE:しかり方について(叩くしつけ) かっぱ さん

こにちは。うちと状況がよく似てます。私は犬を飼うのは初めてでしたが、両親は、子ども時代、どちらも犬と暮らしていました。なので、「犬を家の中で飼うなんて」とか、「なんでわざわざドックフードなんか買うのか?」とか、「犬は残飯食わせりゃいいのだ」とか、「犬はトイレは外でするもんだ」とか、はては、「夜に放してほったらかしてたら朝になったら帰ってくる」とか、もううざったいぐらいにあれやこれやと言われました。いい加減腹が立ってきて、「やかましい!私の犬じゃ、私の好きなようにさせろ!」と雄叫びをあげました。

私は犬を迎える前からしつけ本を読みあさって頭でっかちになってたもんですから、余計、昔の犬事情のことを持ち出されては混乱してました。私もまだまだきちんと統一させた躾方はできてませんが、わんこと付き合っていくうちに、「褒めて育てる」のが基本になってきています。アレサさんも、いろいろ本やここの過去ログや人の話やあれやこれや参考にしながら、自分とそのわんちゃんとの一番いい関係を手探りしていったらいいのではと思います。

私も↑の訂正… かっぱ さん

あのう…、私もジャckさんと同じようにとってました。そういえばそうですね。家族内のことだ。私も勘違いしてました。すみません…。

masa15さんの書きコ読んで思い出しましたが、「叱るのがいけない」のではなくて、「叱るのは難しい」というのがこれまで色々試行錯誤して思ったことです。

以前、うちのわんことパピー教室に勉強しに行ったとき、「犬になって考える」というゲームをしました。具体的にどんなか説明するのは難しいのですが、実際に私(人間)が、犬の立場になってみるというゲームです。そのときにほとほと分かりました。指示の出し方が下手だと、全く何を求められてるのか分かりません。でも、先生が指示してくれると分かるんです、これが。不思議なことに。ちょっとしたタイミングの違いなんですけど。

求められてることを理解して実行できると、別にご褒美なんかもらわなくてもただただ嬉しくてなんても言うこと聞きたくなりましたよ。あれはとても良い体験でした。

私はしつけ下手なので、叱ることは極力さけて、なんでもかんでも私の都合のいいことしてくれたら褒めるようにしています。

RE:しかり方について(叩くしつけ) masa15 さん

最近の本でも叱る事を完全に否定した本は少ないと思います。

躾けは「褒める事」を主体に。「叱る」ときは、短く。明確に、飼い主の意図が伝わる叱り方でなければいけないというのが粗方の考え方ではないでしょうか?

例えば、粗相したときに「叱る」場合、粗相したことを叱らなければならない。「おしっこ」すること自体を叱られたと犬が思うとより悪い方向に行きますよといった内容だと思います。


私が本を読んだときに思ったのは。「叱る」って難しい。具体的にどう叱ればよいの?という事です。

そこで、未熟で「叱る」自信がない私は、安易に「褒める」事を主体に躾けています。この方が飼い主の精神衛生上も良いですし・・・。全く叱らないわけではありませんが、悪い事をした時に「ダメ」って言うだけですね。


1つ思うのは、叱る場合は、叱られる側の犬の準備もできていないといけないと言う事です。「叱られる」意味を理解している犬は、「叱られる」ことで多少なりともダメージを受けます。自分の行動を否定されたわけですから・・・。
多少きつく叱られても、すぐに関係を修復できる程、飼い主を信頼している犬でないと叱る事でより悪い状況に陥る可能性があると思います。

個人的には生後65日くらいだと「叱る」必要はあまりないと思います。まずは、犬がアレサさんのお叱りを素直に受け止められるよう信頼関係を築き、「ダメ、イケナイ」=「悪い事」ということを徐々に教えてあげればよいと思います。

RE:しかり方について(叩くしつけ) てつ さん

こんにちは。長くてスイマセン。
私は、家庭内で統一すべきことは
何がOKで何がNGなのか?だけだと思っています。
それを生涯変えないこと。
多くの犬とストレスは、この部分に個人差があったり
子犬時代はOKだったのに。とか、昨日はOKだったのに。
の混乱であることが多いように思っています。
麻美 さん が書かれていらっしゃるように、
人間の子供が叱られたワケをやがてワカルのは、
幼稚園や学校といった親元を離れた社会での経験が
それをそれと気付かせてくれるからではないでしょうか。
元々、しつけとは生活してゆく社会でトラブル回避に
有効なマナーを教えることですもんね。
しかし犬は、アレサさんとご家庭という狭い社会から、
生涯自立することはなく共に生きてゆきます。
ですから、その中で生涯通用するトラブル(叱られる)回避法
を決めてそれを学ばせるのが犬の飼い主。
トラブル回避法を教える(=守る)のがリーダーです。
本に書いてある様々なポーズにばかり目が行くと、
本末転倒ってこともありますので気をつけてね。

叱り方とありますが、私は叱るってよりNG出してます。(笑)
かっぱ さん や、masa15さんが書かれているように、
旨く伝わらないのが一番問題なワケで。
NGを出して、やり直しさせてOKで終わる。
を基本にしていますよ〜。
正解を知らない犬を叩いても、何の解決にもなりませんもの。

じゃ、叩かないのかと言われれば叩きます。
ただし、オイこっち向いて!って感じで。
痛みに訴えるのとは、ちょっとちがいますね。
それでこっち向いたら、それだけで褒めてしまいますから。
リードによるショックも私はこの範囲で使います。
敏感なワンコもいるし、敏感なワンコしか知らない人が
もしも見たら「ひどーい!」ってぐらいじゃないと、
(特に興奮時には)気が付かないおーらかワンコもいますよ。

あまり神経質に叩かない叩かないで育てるのにも、
痛みに訴えるしつけ方も場合によっては同じ弊害があるんです。
それは、犬同士のボディアタック遊びやちょっと荒っぽい
扱いにそれぞれ恐怖を感じて過剰反応してしまうこと。
嫌な経験があっても、初めてで驚いても、結果は似たような
「トラブル」になってしまう。
叱り方の難しさは、このあたりの匙加減にあるようで、
我が家は子供もいるし、来客も多いので試行錯誤の結果
今のやり方になりました。

ご両親はご両親のやり方であっても、基本のルールが
統一されたものであれば大きな問題にはならないこと「も」あります。
ただし、やはり犬が不本意と感じれば反抗し
恐怖しか残らなければ近寄らなくなるでしょうねー。
ダルメシアンはパワフルで大きくなるワンコ。
それゆえに、私ならまだ65日なら痛みに訴えないと思います。
本格的なトレーニングはまだまだ先のことですもの。
その前に反抗心や恐怖心を持たれて、トレーニングを
受け入れなくなるのが一番厄介だと考えます。
トレーニングを請け負う人(飼い主)は、他の家族が
どうあってもこの時期にしっかりと犬の思慕の情を得て下さい。
その関係性を見て、ご家族の意識が変わることもあります。
(・・・って、我が家です。爆)

ありがとうございます アレサ さん

皆さんありがとうございます。今日家族ともう一度、話し合いをもちます、私自身もあれこれ考えて、グチャグチャになっていた所もあります。しかり方、教え方は難しいですが、60日ちょっとなので、今は一番に、我が家に来て良かった、楽しい、をいっぱ教えてあげたいと思います。本当にかわいい子なので(親バカ!)家族を楽しくさせてくれます。お返事遅くなり、個々にお礼が出来なくて申し訳ございません。こんなにご意見いただき、うれしかったです。私もまだまだ勉強が必要ですね。