生後２ヶ月半になるオスのチワワを１ヶ月前から主人と二人で飼っています。
この子はかなり気が強く、獣医さんにも厳しく躾けないと大変なやんちゃになりますよ、と言われました。
トイレトレーニングは飼い始めて２週間で完璧に覚え、その後もおすわり、お手、取って来い、を覚えました。
問題は、「いけない」という肝心な事を分かってくれないのです。

何度叱っても、知らんぷりしたり、繰り返しやったり、時には逆切れしたかのように本噛みしてきます。
初めは体罰はしないで躾けるつもりだったのに、主人が思わずお尻をバシッと叩いたら、すぐにいけない事をやめました。
それ以来、主人が居る時は、絶対に「いけない事」をやりません。ただ、私一人の時は、全く聞いてくれないのです。
私は、どうしても主人のように叩く事が出来ず、無視作戦や、天罰作戦をとっているのですが、ワンコに完全になめられています。

しかし、なぜかおすわりや、お手、取って来い、待てなどのコマンドは私の命令しか聞きません。
きっと、遊びの延長で私が教えたコマンドなので、聞いているんだとは思うんですが・・・。主人が朝、出かけた後は、まるで解放されたかのようにのびのび？といたずらしてます。主人が帰宅すると、嘘のように大人しく良いコになります。
このままではだめなので、なんとか私の「いけない」も分かってもらいたいのですが、どのようにすればいいのでしょうか？やはり、バシッとした方が良いのでしょうか？
ちなみに、ワンコは主人と目を合わせようとしません。ちらちら横目で見てるという感じです。私にはいつもジーッと見てきます。
どうか、みなさんのアドバイズをお願い致します。

獣医さんに厳しく躾ないといけないと言われてしまってはビビリましょうが、私から言わせれば、躾の部分は気の強い子も、ボーッとした子も、みんな 同じです。後は覚えのいい子、悪い子がいるだけで、最後には犬と人間に問題のない信頼関係を築く事です。
さてご主人がバシッと叩いて従わせたいけないですが、これは痛かった訳ですねー。いう事は聞きます。痛いし怖いですら・・。

で、マリテさんはこんな事はしたくない、と思われる訳です。
バシッと叩くは下手をすると、心に傷をつけるだけで、信頼という事からほど遠くなる事もあります。まず、今教えるべき事は全身を背中から良く触り、耳、口、足を触り怒らなければ、誉めるです。
爪きりや耳掃除、歯磨き、こんな日常的な事を犬が喜んでするか、これが重要です。その中で首輪を付ける躾もしましょう。

室内で首輪を付けて、一緒に歩いたり、止まったり、いつもワンちゃんが指示通りに動き、前に出たりしたら、ノーと言って、首輪を上に素早く引き上げます。この指示はショックという方法で、犬を叩くのと同じ様に犬にとってはイヤな事です。
その上犬にとっては、人間の手で叩かれた訳ではないので、手を怖がったり、飼い主を怖がったりするおそれがありません。
前に出れば、ノーという飼い主の低い声と一緒に首にショックがあるという事だけです。そして、ちゃんと歩けば飼い主のやさしい手が耳の後ろや首を撫でてくれる、その差で覚えていきます。

私は目一杯、やんちゃな子だから、肩に力を入れて立派な子に・・と力をいれず、一歳位を目処にがんばるかーと気楽に構えていただきたいなーと思います。いけないが乱発している様であれば、指示をノーにして今、止めて欲しい事、その一つの行動に対してだけノーの指示を出しましょう。
それ以外ではノーは出さない。ノーの行動がなくなれば違う行動に対してノーの指示を出していくという事です。
根気よくしていけば、とてもコマンドの入りやすいワンちゃんと思いますので、いい子になると思います。

アドバイスをありがとうございます。
首輪を付ける躾は、考えてもみませんでした。
みなこママさんのおっしゃるように、叩く事はワンコの心が傷付くようで、どうしても出来ないのです。
首輪の躾方法なら、後々の散歩の時にも役に立ちますね。早速を試してみたいと思います。
あと、いけない事という行動がたくさんあって、それらに対しノーを乱発していました。ワンコにとっては、確かに覚えきれませんよね。
まずは、一番いけない事だけに絞ってノーを使ってみます。

ところで、ワンコがいつも私をジーッと見ていたり（視線を感じます）、目が合うとお互い見つめ合ったりしていますが（目をそらしたら負けたような気がするので、ワンコがそらすまで見つめています。）、このようなワンコの行動はどう解釈したらいいのでしょうか？やはり、自分より下の者に対する行動なのでしょうか？質問ばかりですみません。

マリテさんったらイヤだわー。これはワンちゃんにとっての一番大切な基本アイコンタクトです。アイコンタクトの教え方と訓練方法
試しに見つめているワンちゃんにマリテさんの右手を動かして下さい。ワンちゃんは右手を見ます。また、コイと指示を出して下さい。喜んで来ます。完璧な躾が今の段階で出来ているんですよ。
指示を受ける事をゲームの様に楽しんでいるから、ワンちゃんは臆する事もなく、マリテさんを信頼して目が見られるのです。
外的ショックにより臆病になった子は何を考えているのかわからない位、飼主の視線を外しアイコンタクトできません。自信を持って、いい関係が築きつつある事は事実です。
それより、ダンナさんは怒ると怖いけど、大好きな人なんだ、と、ワンちゃんに思ってもらう事も大切なので、マリテさんが教えている、教え方、躾をご主人にも教えてあげて下さい。
まだまだ、頭の柔らかい仔犬です。ご主人ともいい関係を築く事は充分できますよ。

躾とは、自信だとつくづく私は思います。こういうところで私って躾はできてるー？と聞いてみたら、エッ家の子三ヶ月でそんな事できてなかったよー。マリテさんのワンちゃんってお利巧ーってなります。
そしたら、また、自信がつきます。それでいいと思います。

みなこママさん、ありがとうございます。
これが、アイコンタクトなんですね。お恥ずかしながら、私は今までワンコから挑戦を受けているかと思ってました。
なんだか、安心しました。私の事を信頼していてくれていたなんて・・・。とっても嬉しいです！私の中の霧が晴れたようです。
自信を持って、ワンコに接します。ほんとにありがとうございました。