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目の病気:ぶどう膜炎について MOMOMO さん 2007/08/07(Tue) 20:17:04

病院でぶどう膜炎と診断されました。目薬しか処方してもらっていなんですが、内服とかあるんでしょうか?また、様子を見るといわれましたが時間がたつと病状が悪化してしまうのではと心配で・・・。どのくらいで再診に行った方がよいでしょうか?病院の先生はあまり親身になって診断してくれず、病状について詳しく教えていただけませんでした・・・。どうかアドバイス宜しくお願い致します。

Re: 目の病気:ぶどう膜炎について 通りすがりの医学生 さん 2007/08/07(Tue) 20:58:11

以下の話はあくまでヒトのぶどう膜炎です。ですが、参照になるならばと思い、書きます。

ぶどう膜炎は白内障などのメカニズムが単純な疾患とは異なることを、まず知っていただかないとならないです。

基本的に4つのタイプに分類することができます。@前部ぶどう膜炎A中間部ぶどう膜炎B後部ぶどう膜炎C汎ぶどう膜炎

@−Cまで、その原因となる疾患はほんとにさまざまです。@−Cの分類は医師の診断によってきまりますが、例えば@ではサルコイドーシスや梅毒、結核、ライム病、関節リウマチ、Aではイヌ回虫症、HTLV-1、Bでは眼トキソプラズマ症、CMV感染、その他感染症、Cではベーチェット病やカンジダ感染、サルコイドーシスなどですが、@−Cまで、まだまだ原因疾患はあります。

基本的に、その原因となっている疾患に対しての治療を行います。例えば細菌感染なら抗生物質、一部のウィルスに対しては抗ウィルス薬。炎症をとめるにはステロイド、nonステロイド、対症療法は免疫抑制薬などを用います。


今は原因となっている疾患を探すのが第一です。ぶどう膜炎はぶどう膜がおかしくなって発症するというよりは、全身疾患が眼に波及していると考えたほうがよいと思います。放置しておくと、併発白内障や続発緑内障、硝子体混濁、網膜剥離などを引き起こします。こうなると手術せざるを得ません。


今はステロイド点眼薬を処方されているのではないでしょうか。これは問題は全くないと思います。その上でもう少し精密検査をして、病因が何なのかを明らかにされたほうがよいと思われます。いわゆる自己抗体による疾患の場合、ステロイドの投与が考えられます。世間ではステロイドに対しかなりの偏見がありますが、医師が処方をしっかり把握し、患者がそれを間違いなく忠実に行っているならば効果は十分にあります。どうか、一度先生の話を詳しく聞いてみてください。

Re: 目の病気:ぶどう膜炎について ランラン さん 2007/08/08(Wed) 09:51:39

ご心配ですね。ぶどう膜炎についてはわからないのですが・・・。

「様子を見る」というのは、素人には微妙ですよね。MOMOMOさんのわんちゃんは薬を処方してもらったのですから、どのくらい様子を見たらよいか、直接先生に伺うのがよいと思います。

それとお医者様によって治療に対する考え方は色々でしょうから、通りすがりの医学生さんがおっしゃるように、まずは先生の話を詳しく聞いて、それでもMOMOMOさんが不安だったり、納得出来なかったらセカンドオピニオンで別の病院に行ってみるのも選択肢の一つだと思いますよ。
お大事に。

Re: 目の病気:ぶどう膜炎について コロ さん 2007/08/08(Wed) 12:56:43

家の犬もブドウ膜炎と診断されました。(ダックスです。)
発病が1歳半で 今はもう7歳になります。

最初の病院では適当に目薬を出されただけでした。納得できなかったので次の病院で診てもらいましたが 病名も原因もわからず、やっぱり目薬のみ。
3軒目でようやくブドウ膜炎と診断されました。
原因はおそらく免疫介在性で、このままではいつか失明すると言われました。

治療は 点眼薬2種類とステロイドの飲み薬でした。
それで症状は改善したのですが ステロイドを飲ませ続けることに抵抗もあって ネットで見つけたサプリメントを先生の了解を頂いて飲ませることにしました。

現在ですが、ステロイドはもうずっと飲ませていません。
点眼薬は様子を見て時々さしています。
サプリメントだけは毎日飲ませています。
それで症状は安定していて 視力も良いとはいえませんがちゃんと見えてますよ。

家の子の場合の話なのでMOMOMOさんのワンちゃんはまた違った原因かもしれないし、治療方法も違うかも知れません。
どうぞ信頼できる獣医さんを見つけてあげてくださいね。