現在もうすぐ9ヶ月になろうかというパピヨン(メス)を1匹飼っております。
先日、かなり伸びてしまった爪を切ろうとしたところ
激しく唸って本気で噛みつかれました。
最近、ようやく色々言う事を聞くようになり、トイレも出来るようになってきて
私が言っている言葉もなんとなくわかるようになってきたカンジなのですが
それでも、爪を切ろうと足をしつこく触ったりするだけで噛み付きます。
指に歯がささって流血もしたのでかなり怖くなってしまって
今爪切りが全く出来なくなってしまっています…。
小さい時に爪切りをしていたときは嫌がってはいましたが噛み付くところまではしていませんでした。
しかしどうしても暴れて嫌がるので爪切りも段々頻度が少なくなり、1ヶ月に1回と言う感じで、
この間爪を切ろうとした時は2ヶ月くらいあいてしまっていた気がします。
いい加減本当に伸びてしまっていてこのままでは爪がひっかかって折れてしまったり、大きなケガに繋がると思うので
なんとかして切りたいのですが一度噛み付かれて流血をしてしまってから
怖くなってしまい、手が出せない状態です…。
なんとかしなければと思うのですが、噛み付かれてケガをするわけにもいかずどうしていいか途方にくれています。
獣医さんにも相談したのですが、そこで負けてはだめといわれただけで具体的にどのようにしたらいいかはさすがに教えていただけませんでした。
トリミングなどにはまだ一度も出したことがないのですが飼い主にさえ噛み付くのでその状態でトリミングに出すのは危険かな、とも思います。
普段はやんちゃで元気がよく、甘えん坊でおなかを見せてくれたりと優しい子なのですがこのような場合どういう対処をしたらよろしいのか、アドバイスをお聞かせ下さい(>_<)
ちなみに、ブラッシングは噛み付いたりはしないのでもしかしたら
以前爪切りをしたときに、血管部分を小さくでも切ってしまったとか痛い思いをしたとかで
凄くトラウマになっているのかもしれません…。
嫌がるからといってコマメにやらなかった自分が一番悪いのはわかっているのですが現状でどうしたらよいか、どうぞアドバイスを頂ければと思いますのでよろしく緒お願いします。
日常的に、遊びながら全身をくまなく触ってあげてください。
少しでも足先に触らせてくれたら褒め、段々長く触っていられるように、よーくおだてて褒めながら慣らしていきます。
爪きりの為だけでなく、ふだんの健康チェックや、病気の時に獣医さんにしっかり診てもらえる為に、
全身を嫌がられずに触れることはとても重要です。
爪切りは、自分でどうしても出来ない場合トリマーさんに頼んでしまうのも手段です。
お願いする時に「爪きりがとても苦手で、噛み付くかもしれない」ということをしっかりお伝えしておけば、
口輪をしたり、切る人と暴れないよう抑える人の2人がかりで切るなど、対処してもらえます。
ご自分で切る場合、怖がってノロノロとやっているとよけい犬の恐怖をあおりますので、
やるとなったら毅然とした態度で、すばやくやるのが大事です。
また、1日で全部切ろうとせず「今日は1本だけ。あとはまた明日」という風に、少しづつにするのもいいですよ。
1本でも切らせてくれたら、よーく褒めてオヤツなどご褒美をあげてください。
口輪は、「グルーミングマスク」「ナイロンマズル」等という名前で市販されています。
かわいい柄のものもありますので、ひとつ持っていてもよいかもしれません。
爪きりの時に使う程度の強度でいいなら、手作りも出来ます。
噛み付かれるのが怖くいなら、ホームセンター等で薄手の作業用皮手袋を売っていますので、それをつけるのもよいです。
とにかく、1回やろうと決心したら、噛まれようがどうしようがやり遂げること。
できれば、事前に口輪をしたり、もう一人抑える役の人を頼んで「噛めない」ようにする事。
「噛み付けば、嫌なことをされなくなる!」と学習されたら、ほかの事でも少しでも嫌なら噛み付いて、
拒否しようとするようになりますよ。
>ごろ様
とてもわかりやすく、具体的にどのようにしたらいいかご指摘頂きまして本当にありがとうございます!
まずは足に触る事に慣れさせなきゃいけませんね…。
色々触ってはいるのですが、どうしても足先に触れるとあまがみから
段々本気噛みになってくるので
少しずつ、触りながら褒めて慣れさせてみます。
獣医さんの件はまさにそうで、フィラリアのお薬を貰いにいったときも
獣医さんに向かってかなり威嚇して唸ったりしていたので、
色々診察されるとなると危険だな、と思ったところでした…。
それから、口輪と言う手と、トリマーさんにも任せられるというお話を聞いてかなりほっとしました。
このままずっと爪を切らないわけにもいかないし、どうしたらいいやらと思っていたところだったので…。
自分で挑戦するか、トリマーさんに任せてみるかはもう少し考えますが
なんとかしてでもやるときはやらないと、噛み付くわんこにだけはさせたくないので
頑張りたいと思います…!本当にありがとうございました。
我が家の上の子も、仔犬の頃、爪切りを嫌がって咬みついていました。
毎回本気咬みされ、手から血を出して、それでも自分で爪切りできるようにすることにこだわり、がんばってトレーニングしました。
まずは、毎日、足先に触れる練習をします。
足先に触れる時は、いきなり足に触れず、直前に“握手”というコマンドをかけてから。
そして、足をちょっとだけ触ったら、“グッド!”とか“いい子だね”とほめて、小さなおやつを一つあげます。
これを毎日、全部の足について数回ずつやります。
最初はこれだけです。
これを受け入れるようになったら、今度は“握手”と言って、足を手でつかみ持ち上げ、“グッド”と声をかけ、おやつをあげます。
我が家の犬は、後足は比較的平気で、前足を持つと拒否して咬むことが多かったです。
“握手”を毎日繰り返していたら、自分から足を持ち上げいわゆる“お手”をするようになりました。
次の段階では、“握手”のコマンドの後、足を持ち上げ、足先をギュッと握り、“グッド”→おやつ
次の段階では、足を握り爪切りのハサミを見せ、“グッド”→おやつ
こんなふうに、爪切りをする時の動作を、何段階にも分けて、徐々に慣らしていくわけです。
場合によっては、この一つの段階をクリアするまで、数日かかったりします。
焦らず、じっくり取り組みます。
段階に分けてやると、犬は何が怖くて、また何が嫌で咬んでいるのか、確認することもできます。
・・・続きます
・・・続きです
ハサミが爪に触れても平気になったら、初めて実際に切る行為ができます。
私の場合、その前に、爪の横にハサミを置き、“マテ”と声を掛けてからハサミを動かす(切るフリをする)という段階も入れましたが・・。
実際に切れる段階まで辿り着いても、無理して全部の爪を切ろうとせず、数本だけ切って終わりにしたこともあります。
どこまで嫌がらず切らせてくれそうか、その時の犬の様子を見つつ、判断してやってました。
とにかく嫌なイメージを残さないように、できるだけ素早く、切れるだけ切って終わりにする・・・という感じで。
痛い思いをさせないように、細心の注意を払います。
それでも、やっぱりすきをつかれて咬まれることもありましたが、あきらめずに、自分の立ち位置や足のつかみ方を試行錯誤して、がんばり続けました。
こんな感じで、悪戦苦闘しながら、1年ほど経つうちに、だんだんと本気で咬むことがなくなり、犬の方も爪切りの流れを理解し、我慢できるようになりました。
今現在3歳半ですが、咬むことはまったくなくなり、スムーズに切ることができています。
完全に爪切りを受け入れるようになりました。
長い道のりでしたが、血を流しながら(笑)苦労した甲斐がありました。
今でも、爪切りの最中は叱らないこと、絶対に痛い思いをさせないこと、1本切るごとに良くほめることと、全部の爪を切った後にごほうびをあげることは忘れないようにしています。
犬にもよるのでしょうが、うちの犬の場合は、足をつかむとか、これから切るという直前に、“握手”とか“マテ”というコマンドをかけて、次に何をするのか知らせてやると安心し、我慢できるようです。
つまり、“握手”は「これから足をつかむよ」という合図、“マテ”は「これから爪を切るよ」という合図になっていて、何をされるかわからない恐怖を取り除くことができているようです。
こんなトレーニング方法で慣らすことに成功した・・・という一つの例としてご紹介しておきます。
とにかく、トレーニング中は、目的は“爪切りに慣らすこと”であって、“爪を切ること”ではないということを頭に置いて取り組むのが大事です。