父・母・私・弟の4人家族とともに暮らす2歳5ヶ月のトイプードルのオスのことで相談にのって頂きたく記事を投稿させて頂きました。
1週間ほど前から犬の様子がおかしくなってしまいました。
私の弟が犬に顔を近づけたり、名前を呼んだり、頭を撫でたりしようとすると
突然激しく唸りだし、大声で吠えながら自分の尻尾を追いかけグルグル回転してしばらく止まらなくなってしまうのです。
私や父、母には「抱っこして」とせがんだり、顔をなめてきたりするのに、なぜか弟に対してはもの凄い形相で怒りをあらわにするようになってしまいました。
弟の話によると、目を見つめただけで威嚇されたこともあったそうです。
弟に「犬が怯える様なことをしなかったか」聞いてみたのですが、そんなことはしてないとのことでした。
犬が悪いことをした時に「コラ!」とか「ダメ!」とか叱ったりすることはありますが、それは家族全員がやっていることなので、原因はそこにはないと思っています。
この子は子犬の頃から自我が強く、ケンカっぱやい性格でしたが、今まで人間に対してこんな態度をとったことはなかったので、犬のためにどんなことをしてあげたら良いのか分からず、参っています。
もしかすると、「体調不良」や「病」を訴える行動なのでは?と思い、この掲示板の過去ログなどを読んで調べてみたのですが、解決策が見つかりませんでした…
まとまりのない文章ですみません、
何かアドバイスなど頂けたら非常に幸いです。
特定の人物や環境に対してだけ、特定の行動・動作をすることはよくあることらしいです。
それを傍から見ていると、まるで機械的な反応のように見えることもあります。
その犬の特定の行動が、いつ、何によって決まるのかは、よく観ていてもなかなかわかりません。
飼い主は大凡の見当をつけて「わかったつもり」になるのが関の山で仕方がないことですね。
勿論、よく言われるように犬とその特定の人物(弟さん)との関係が原因である場合もありますが、
原因を探すことよりも、それが問題であれば、対処法を考えられては如何でしょう。
> 吠えながら自分の尻尾を追いかけグルグル回転してしばらく止まらなくなってしまう
ということぐらいでは、ぼくにはあまり問題があるようには思えませんが……。(^^ゞ
ただ、もっと慎重に考えれば、2歳半ということ、つまり流行していたときの犬種ということで、
何かしらの身体的な原因があるかも知れません。これは、あくまでも深く考えた場合ですが……。
たろぽうさんが心配・不安であれば獣医さんの診断を仰ぐか、同じ年齢のプードルに似た行動が
ないか、ネットなどで検索されるといいと思いますよ。
また、小型犬、家のヨーキーのように3歳前後で性格が安定する(?)ことも少なくないようです。
家の奴は2歳半頃まではハシャギすぎるような奴でしたが、3歳頃から一切吠えなくなりました。
他に何か良いアドバイスがあればいいですね。
なるほど、ここ1週間ほどで弟さんにだけトイプーくんの態度が変わってしまったのですね…。
うーん、過去に嫌な事をされた人に似ているから、といった可能性も考えられない事はないのですが、病気というよりは単に順位が逆転したのかな?という気がします。
仮にトイプーくんが、今まで「ご両親、たろぼうさん、弟さん、自分」という順で家族の序列を考えていた場合、まずは弟さんとたろぼうさんの間に割り込んで、ビリを脱却したのでは…。
犬に顔を近づける、名前を呼ぶ、頭を撫でる、視線を合わせる、といった行為は、「上位の者がやる行動」と犬がみなす場合が多いので、下位の者(と犬にみなされている人)が上位の者(と自分で思っている犬)にやると、挑戦的な行為とみなされて、「反逆は許さん!」と威嚇される可能性があります。
2歳5ヶ月のオスで、しかも気の強い、リーダー(アルファ)向きの性格なら、このあたりで一度はトップを目指して行動を起こしても不思議ではありません。
弟さん、もしや知らず知らずのうちに、トイプーくんを上位と認める行動をとってしまったのではないでしょうか?
(飛びかかるのや甘がみを許したり、遊びやおやつの催促に言われるがまま応えたり、散歩で好き勝手させたり…などなど)
>突然激しく唸りだし、大声で吠えながら自分の尻尾を追いかけグルグル回転してしばらく止まらなくなってしまう
とのことですが、この行動は、トイプーくんがストレスを感じている表れのような気がします。
「自分の方が上になったのに、どうしてこいつ(弟さん)はいちいち反抗的な態度をとるんだ!」
といったところでしょうか。
弟さんがトイプーくんに完全服従の態度をとれるなら話は別ですが、そうでないなら、人間にしては何気ない行動でも、犬にはかなりのストレスを与えてしまう事になるので、散歩や食事、遊びのやり方を見直したりして、順位を元通りに戻してあげた方が良いと思います。
(弟さんを蹴落とした後は、次はたろぼうさん、そしてご両親に打ち勝って、と考えているかもしれませんし…
あるいは、今は唸るだけでも、そのうち弟さんが撫でようとしただけで噛みつくまでに発展することもありえるので、その前に手を打つことをお勧めします。)