新入り犬が上位に行きたい、順位決め
先住犬(♀7歳)新入り犬(♀1歳)のダックスがいます。
先住犬は、非常に大人しく、お嬢様として育てられた犬らしくない犬です。
新入り犬は、最近保護したばかりのハイパーワンコです(虐待を経験している感じです)。
最近、先住犬と私が遊んでいると、新入り犬は歯を剥いて先住犬に飛び掛ります。
先住犬は、争い事が嫌いなため、逃げていきます。
自分が上位にいるのは分かっているので強気の部分もありますが、飛びつかれるのが嫌で逃げます。
私たち家族は、何事も先住犬を優先させています。
新入り犬は、先住犬が上位に居るのは理解しているようですが、自分が上位に立ちたいようです。
明らかに先住犬は弱い感じなので。
先住犬に噛み付こうとした時、先住犬を助けた方が良いのでしょうか?
決着をつけさせた方が良いのでしょうか?
また、新入り犬が上位に立った場合は、飼い主としては、新入り犬を優先させた方が良いのでしょうか?
宜しくお願い致します。
Re: 新入り犬が上位に行きたい、順位決め
犬同士の関係、犬たちの行動だけを観察するのをやめて、もっと視野を広げてみてください。
原因を掴めると思います。
ちかさんのお宅の中で、何か家の雰囲気、家族間のバランスが乱れるようなことがありませんでしたか?
大きなことでなくてもちょとしたこと、たとえば家族がケンカしてるとか、誰かがすごく落ち込んでいるとか、バタバタするような出来事があったり・・・家の雰囲気が変化するようなことです。
もしかしたら、悪い方ではなく、良い方への大きな変化かもしれませんが・・・。
何か家のバランスが崩れる時期に入っていませんか?
うちの場合、そういうときに、ちかさんのわんちゃんたちと同じようなことが起きます。
つまり、ハイパーな下の子の挑戦的な行動が目立ち、上の子は自信なさげに逃げる・・・という。
家が安定している時期は、下の子の「上に立ちたい」という意識は水面下にあるようです。
そういう時期は、下の子は自信はあっても、年上の子を優位と認め、下位の犬として控えめな振る舞いをし、年上の子は自信を持って優位の犬として振舞っています。
家のバランスが崩れている時は、下の子の「上に立ちたい」が表面化するだけなのではないか・・・と私はとらえています。
人でも犬でも、安定した状態を常に保ち続けることは不可能で、日々、いろんな精神的、肉体的変化がそれぞれに起りますよね?
良い時はこういう面が表に出て、悪い時はこういう面が表に出る・・・というふうに、違いがあると思うんです。
ある時期に、一家の父親がすごく落ち込んで自信消失していて、家族内のバランスが崩れたとします。
そういう時に、バランスを取ろうとして、母や娘が強さを見せることもありますよね?
または、父親が自信を取り戻すよう働きかけたりとか・・・。
私の考え方が正しいかどうかはわかりませんが、下の子も挑戦的な態度も、そういうったバランスの崩れによって、下の子が本来持っていた「上に立ちたい」という意識が表面に出てきただけなのでは・・・と考えているんです。
日々いろんな出来事があり、人間も犬もそれに対処して生きていますが、常に心も体も良い状態を保つことってできないと思うんですよ。
悪い状態になってしまうこともあるんだととらえて、そういう状態の時に出てくる行動一つ一つを問題視しなくて良いと思いますよ。
ただし、どんな悪い状態になっても、越えてはいけない一線を一貫して示すことは大事だと思います。
言いたいことが伝わったでしょうか・・・。
つまり、上下関係が落ち着いていても、ことあるごとに下の子の「上に立ちたい」は表面化するものなのではないかということです。
そういう時に、飼い主は「バランスが崩れている時期なんだ」ととらえ、今まで以上に家族で決めたルールを徹底して、早めにバランス修正をすることが大事ということです。
時には、バランスが崩れる原因は、犬同士の関係に留まらず、人も含めた家の雰囲気にある可能性もあります。
私の経験からのアドバイスなので、間違っている部分もあるかもしれません。
ただ、犬の行動だけを見てるより、もっと視野を広げて、家全体、生活全体について考えた方が掴めることが多いのは確かです。
Re: 新入り犬が上位に行きたい、順位決め
うっかり、読み落としていましたが、1歳の子は、“最近”保護したばかりなんですね・・・じゃ、ちょっとさっきのレスは見当違いかもですね。
すみません!
さっきのレスは、上下が安定した犬同士の場合の話です。
ただ、新しい子が入ってくると、大きな変化が起って、家全体で考えたら、バランス失っている状態になってるのは確かですよね。
下の子は保護されたばかりで、新しい家での自分の地位や落ち着き場所を探っているところでしょうね。
上の子を優先しつつ、もうちょっと様子を見ても良いのではないでしょうか。
7歳の先住犬も、そのうち逃げるばかりではなくなってくるかもしれませんよ。
越えてはいけない一線を決めて、犬も人も全員がそのルールを守りつつ、2匹の関係が落ち着くまで様子を見ると良いと思いますよ。
その越えてはいけない一線というのは、それぞれの飼い主さんが自分のわんちゃんたちを見て決めるのが一番だと思います。
それぞれに性格も行動傾向も違いますから、それを見れない部外者が「こうした方がいい」と言い切れないので・・・。
ただし、食事、おもちゃ、テリトリー、飼い主の愛情等が絡む場面では、小競り合いが起り易いので、そういう場面では意識的に2匹の行動に注目するなり、距離を置かせるなり、大きなケンカに発展しないようにした方が良いと思います。
Re: ありがとうございます
お返事が遅くなりまして、申し訳ありません。
虐待を受けてきた犬を迎えたと言うこともあり、家族内のバランスが崩れていたのは確かだと思います。
今でも戸惑いますから。
あまり考えすぎず、2匹に任せることにしました。
最近は、先住犬に飛び掛ることも無くなりました。
(散歩中に興奮して飛びつくことはありますが)
先住犬が遊んでいるオモチャを奪うことも無く、遊び終わるまでジーっと見ています。
我慢強いワンコになりました。
先住犬もどっしりと構えている様子が頼もしいです。
徐々に良い方向へ進んでいます。
ありがとうございました。