足がない奇形の子犬が産まれる、育て方について
7月19日の明け方、自宅でミニチュアダックスフンドの子犬が産まれました。
我が家は4匹のダックスを飼っており、その中で子犬ができました。
産まれた子犬は全部で4匹でみんな元気なんですが、始めに出てきた犬の前足が両方ありません。
人間で言う肘(?)のあたりから先がないのです。
前足がないので這って進むことも難しく、おっぱいまでたどり着けずにいることがあります。
獣医さんに相談したところ、他にも先天性の病気が潜んでいるかもしれないので2週間後に検査をすることになりました。
その間、体重の管理・約1時間ごとに市販のミルクで授乳してくださいと言われました。
障害があっても命があるなら自分達の手で育てて行きたいと思いますが、我が家は共働きで、日中家を留守にすることがあります。
やはり育てていくのは困難なことでしょうか?
また、このような奇形をもって産まれてきた子は他の病気にかかっていること・長く生きれないことが多いのでしょうか?
周りに同じような方がおらずこちらで相談させて頂きました。
よろしくお願いします
Re: 足がない奇形の子犬が産まれる、育て方について
残念な出産となりましたね。
しかし、交配、妊娠、出産には必ずついてくる結果の一つであって、飼い主はその責任を充分負える立場で行うことです。
共稼ぎ、留守は赤ちゃんには関係の無いことです。
困難かどうかは他人が判断することでもありません。
長く生きるかどうかは、自然界ではまず無理でしょうが。
Re: 足がない奇形の子犬が産まれる、育て方について
障害のある子犬が生まれしまいさぞご心配なことと思います。
10年前に、うちもやはり障害がある子犬が生れました。
獣医さんに診てもらっても、安楽死を勧められたり、成長は無理であろうと言われたり、かなり子犬の状況は厳しいものでした。
しかし、その頃は数時間のパートで働いていただけでしたので、家族の協力も得てなんとか夜中の授乳もし育てることができました。
授乳だけでなく、体温管理も細心の注意を払い行いました。
その仔もやはり他にも障害がありましたが、生活に支障があるのは生後すぐに見つかったものだけであり一才までに治療を受け完治はしていませんが、今も元気に生活しています。
子犬の障害次第で話は変わりますし、まだ障害さえもみつかていない子犬のことをあれこれ言うことも難しいのですが、日中留守にされるとなると、授乳の間があいてしまいますしかなり管理が難しくなりますね。
獣医さんに日中預けるとか方法があればいいですね。
Re: 足がない奇形の子犬が産まれる、育て方について
>りんさま 回答ありがとうございます。
どんな犬が産まれてこようと、しかっり育てていける覚悟が必要でした。
また、必ずしも健康である犬が産まれて来るとは限らないということ、考えておかなければいけませんでした。
貴重なご意見ありがとうございました。
>みっちゃんさま 貴重な体験を教えてくださりありがとうございます。
はじめはただ戸惑うだけでしたが、短い手・まだ立たない足を必死に動かしておっぱいを飲みに行っているこの子犬を見ていると育てていけるのかと不安になったことが申し訳なく思いました。
昨日獣医さんに診察してもらったところ、先生の想像をはるかに超える元気さで驚いていました。
日中留守の際は病院で預かってくださるとのことでしたが、うちは共働きといっても私の勤務が不規則なシフトのため、完全に家を留守にすることが少なく日中だけの授乳で体重も増えていっているので、この調子だとその必要もなさそうだと言われました。
まだ精密検査はできていないですし、まだ産まれて4日なので先のことはわかりません。
ですが、必死に生きようとしているこの子犬に私達もできる限り応えていきたいと思います。
ありがとうございました。
Re: 足がない奇形の子犬が産まれる、育て方について
おそらく半肢症と呼ぶ状態かと思われます。
犬では遺伝性疾患なので結果的に繁殖者であるtette様(あるいはご家族様)が、好まずとも選んで造ってしまったことをご自覚くださるようお願い申し上げます。
また、最低でも前足の先が無い子犬、子犬の両親、同胎子犬の今後の繁殖防止措置をお勧めいたします。
半肢の犬は書かれている通り合併症も持たされるケースが多いようです。
犬では常染色体優性遺伝と同劣性遺伝が認められており、優性は親犬の骨格を注意深く診察すると肘形成不全や上腕骨から手根骨までの間に変形・骨の数の異常が見られ、劣性では早期に呼吸器系の異常が出て死産・新生子死亡が目立つようです。
(両親犬の親兄弟・祖父母・それぞれの子に死産・早期死亡が複数出ていた可能性)
生後2週目で出来る検査は、はっきり言って然程期待できない中身ですので、何もしないよりはマシかと割り切った方が良いと思います。
ただ、もしそこで「他には大きな異常は無い」と診断が出ても、手放しで安心できるものでないと考えた方がよろしいかと。
ごく稀に前足が半分無くても成犬になる個体はおりますが、著しい奇形を持たされた犬の体調面ではフォローできても精神面の後押しが非常に困難です。
これから迎える社会化期が最初の山場と予想されます。