脂漏症は常染色体の劣性遺伝による、遺伝性疾患といわれています。
最も多く見られる犬種は、アメリカンコッカースパニエル、イングリッシュスプリンガースパニエル、ウエスティ、バッセットハウンドです。
両親犬のどちらかにこの症状がみられませんか？

だだ、２年ぐらい前に発症したのであれば、４〜５歳のころですよね。
この病気は比較的早くに発症することが多いのですが。
この脂漏症は完治率は１０％以下で完治することはほとんど不可能と考えてください。

基本的にシャンプー療法と食事療法で対応するしかないでしょう。

ただ、過度のシャンプーが　脂漏症の原因になることがあります｡犬の皮膚、被毛には適度の脂分が必要です｡脂分が常に洗い流されてしまい脂の補充のため皮脂腺が過剰に働き､かえって脂漏症になることがあるのです｡

シャンプー選びは慎重に行ってください。
ちなみにうちが使っているシーディームというシャンプーは脂漏症に有効なんだそうですよ。

また、遺伝性ではなく、他の病気から起こった（二次感染）二次脂漏症であれば、その原因を突き止め治療することによって症状が改善される
事が多いようです。

アレルギーを持っているのなら何のアレルギーか、、、、
ノミ、ダニによって引き起こされるアレルギーもあれば、花粉　羊毛、ハウスダスト、牛肉、ほかドックフードの内容成分。
アレルギーだとしたら原因を特定する「皮内テスト」や「血液検査」を獣医さんにお願いした方がいいのでは。
また、犬には個体差があるので、アレルギー用でも、違うメーカーのアレルギー用に変えただけで症状が軽減することもありますよ。
どちらのドックフードをおつかいでしょうか。

また、ドックフードメーカーにはドックフードと組み合わされて使用する脂漏症用のサプリメントがあるところもあります。
うちはロイヤルカナン→吉岡油糧→ＴＬＣ→ボッシュと変えていきましたがうちの子にはボッシュがあっていたようでアレルギーによる皮膚炎や脱毛がすっかりおさまりました。
また、友人はアズミラというメーカーに変えて治まりました。
個体差があるので、絶対にこれがとはいえませんが、ソリッド・ゴールドやアズミラは脂漏症用としてのドックフードがあるようですし、ほかにも無添加のドックフードはたくさんあるようです。
アボダームやナチュラル・ナース、ナチュラル・バランス、クリニカル・ダイエット（医師の処方が必要）、などもいいと聞いたことがあります。
ただ、あくまでも個体差あるので、辛抱強く合うメーカーを探されてはいかがでしょうか。
ドックフードは調べれば調べるほど、深みに入っていくと言われており、納得するものを見つけるのはとても大変ですが、うちは必死でしらべて今に落ち着いてよかったとおもってます。ただ、もっと良いと言われるものが出てきたらまだまだアンテナを張りめぐらせて行きたいとおもっておりますが。。もしよかったら今お使いのメーカーを教えてください。

橋本さと子 さん

かおるさんとっても詳しく教えてくださってありがとうございます。

両親犬ともアレルギーはありません
ちなみに父親違いの４歳おすとは同じ生活をしてきましたがアレルギーは出ていません。

ドックフードはラム＆ライスを色々試してしてきましたが　ネイチャーズセラピーユカノバ　サイエンスダイエット
シャンプーはゾイック薬用シャンプーを使っています。
一時期は３日おきにシャンプーをしてきましたがし過ぎもだめと言うことなので、今は一ヶ月に２，３回ってところです。

病院ではノミや寄生虫はいないと言う事で痒み止めをもらっていました。

最近トリマーさんにすすめられたバイタルエナジー　ソリットゴールドと言う栄養健康補助食品を試している最中です。
そこでもらったチラシの中に全身カビと言うすっごく気になる言葉を見つけました

色々調べてやっては見ていますがまだまだ知らないことがたくさんあって参考になりました。本当にありがとうございます、またお願いします。

RE:アメリカンコッカースパニエルの皮膚病 <1111>さくらママ さん

かゆがって苦しんでいるワンちゃんをみるのはたまらないですよね。。

脂漏症には特別な検査方法がないため、独特の体臭、痒み、湿疹、過度のフケなどがみられれば、この病気を疑います。
しかし、脂漏症と同じような症状を現すほかの皮膚病もたくさんあり、（寄生虫の感染症、栄養性欠陥、アトピーや食餌アレルギー、などなど）ほかの病気の可能性もなくはありません。
慎重な獣医さんは皮膚の一部を切除して組織病理検査（生検）をしたうえでの診断の確定をされるのですが、中にはその症状とコッカースパニエルというだけで脂漏症と安易に診断される獣医さんもいます。（脂漏症はほぼ完治しないといわれてますから、脂漏症と診断した後、ひどくなっても、直らなくても、これは完治しない病気ですから、、、っていえますもの）
で、今の獣医さんはちゃんと生検されましたか？
今の獣医さんがどこまでの検査をやってくださったかはわからないですが、もし生検されてなくて脂漏症と診断されたのなら是非べつの獣医さんにかかってみることをお勧めします。
で、この病気はかなり皮膚病に詳しい病院じゃないと治療はなかなかむずかしいです。

ただ、かおるさんも書かれていたようにこの病気はだいたい２歳までに発生します。
ただ、遺伝性の脂漏症は完治しないのですが、遺伝性じゃない二次脂漏症は別の病気が原因で脂漏症になったため、その病気の治療をして、その病気を治すことによって、完治することも多いのです。

とても特定が難しい病気なので、是非、皮膚病に強い獣医さんを捜し出して、行ってみてください。

RE:アメリカンコッカースパニエルの皮膚病 橋本さと子 さん

ありがとうございました。

病院は３度変わりました、一応生検してもらいましたが「脂漏症やろうなぁ」って感じで、いまいちです。
皮膚専門家や皮膚病に詳しいお医者さんってどうやって見つければいいのでしょう？
やっぱり通うとなると同じ府内、せめて関西圏であるといいのですが・・・・