私も小さい頃、飼い犬によくうなられましたし、噛まれました。しかし、大きなけがをさせられるようなことはありませんでした。たしなめる程度に牙をたてるだけです。ご主人や奥さんにはよく服従しているようなので、特に問題にする必要はないと思います。
　私が飼っていたのはシェルティでしたが、シェルティもコーギーも体の小さな犬です。体重は１０ｋｇ未満ですよね。体の大きさのせいだけではないかもしれませんが、傾向としては、大型犬（特にラブラドールやニューファンドランド）は非常に子供に対して忍耐強いようです。
　うちのラブラドールは、小学生未満の子供には非常に寛容です。先日、赤ん坊（２歳）がうちの子が食事をしているとき、器の中に手を入れたり、器を取り上げて持ち歩いたりして、食べるのを邪魔しましたが、うなりもしないし、かみつきもせず、辛抱強く、器を返してくれるのを待っていました。また、普通、しっぽをつかまれると、いやがるものですが、（私も子供の頃、犬のしっぽをつかむのが好きで、つかんではシェルティにかみつかれていました）うちのこは、はじめ逃げ回りますが、そのうちされるがままになっています。耳をつかまれても同様です。また、人間の子供に限らず、体の小さな犬にも非常に寛容で、かまれたりしてもおこりませんし、一緒に遊ぶときは踏まないよう気をつけて遊んでいるように見えます。
　しかし、大人には容赦せずに力一杯ぶつかってきて、うさをはらしています。（「遊びますか」と声をかけると、つっこんでいい合図と理解しているようで、つっこんできます。）また、同じラブラドールと遊ぶときも同様。体の大きくて、ふざけてもよい相手と、体が小さくて、大切に扱わないとこわれてしまう相手をよく観察して、扱い方を分けているのかもしれません。