うちの柴犬も仔犬の頃は、嬉しくて興奮するとカミカミしてきました。おはようの挨拶とお帰りの挨拶はもう大変でした。もちろん｢遊ぼう｣もカミカミでした。
私も「仔犬の甘噛みを許しておくといけない」と聞いていたのでやめさせようと努力してみたのですが、難しかったですね。それに喜んでいる犬を叱るのは、どこかおかしい気がして…

これは私のまったく個人的な考えなのですが、
犬にとっての口は人の手と同じ役割を持っているのだから噛むことを全ていけないと思う必要はないと思ったのです。
だから、それからは噛む力の加減だけを教えました。こちらが痛くなければいいのです。
現在その犬は4歳半ですが、人の手で遊んでいる時は歯をあててきます。でも歯石を取るために指を口に入れても絶対に噛みません。舌で押し出そうとするだけです。
また3歳になるＴ･プードルも遊びでは噛んできますが、２頭とも威嚇での噛み付きは1度もありません。
甘噛みを許すか否かはそれぞれのご家庭の事情で違いがあることで、幼児やお年寄りのいる家庭では噛むことは断固として禁止にしたほうが良いと思いますが、家族で決めればいい事のような気がします。本当に私の個人的な考えですが…。

チェリーちゃんのように誉められると嬉しくて興奮する場合は、誉め方を変えてみてはどうでしょうか？
｢オスワリ｣｢フセ｣｢マテ｣のように静の指示に従ったときは、静かな優しい声で誉め撫ぜ方も大きく静かな撫ぜかたをし、｢コイ」のように動の指示の時は声のトーンをあげる誉め方をしてみてください。
仔犬ですから時間はかかりますが、少しずつ変わってくると思います。

アクアさんのワンちゃんは男の子ですか？
♂犬は２歳くらいの時に上位者に挑戦する子がいると聞いたことがあります。
反抗からくるちょい噛みなら、これから威嚇して噛み付きにくる可能性があると思います。
いずれにしてもアクアさんにお家には小さいお子さんがいらっしゃるようなので、噛むことはいけないこととして厳しい態度で接されたほうが良いと思います。