犬の看病記
椎間板のヘルニア
ショコラは3歳になるミニチュアダックスフンドです。生まれた頃から体が弱く、病院の常連さんです。
最初は、耳の病気、次は皮膚病(私にも移ってしましました)胃腸も弱く、最後は椎間板のヘルニアになってしまいました。
最初は薬や注射で痛みを抑えていたのですが、徐々に痛みが出る期間が短くなり、とうとう手術が必用になりました。
かかりつけの獣医さんに『M動物病院』を紹介してもらい、手術しました。その手術をするにあたって、全身麻酔が必要とのことで、心臓の検査、麻酔が体に合うかの検査、たくさんの検査をしました。不整脈がみつかり、全身麻酔は危険かも?と言われたりしましたが、無事手術を終えることが出来ました。
その後順調に回復し、歩くことが出来るようになりました。
安心したのもつかの間、今度は前足を引きずって歩くようになったのです。レントゲンなどの検査をし、原因が分からなかったので、またM動物病院に御世話になることになりました。今度は足の骨を削って、細胞を調べるとのことでした。なぜそういう検査を行うことになったかというと、病状から悪性の腫瘍の可能性が強いとのことからでした。悪性腫瘍の場合、延命治療をしなければ3ヶ月、しても短い命だと言われました。その時ショコラは2歳という若さでした。
検査の結果は、悪性腫瘍の細胞は見つからなかったとのことでした。しかし、手術の際刈ってしまった毛はなかなか伸びず、以前のふさふさした毛は無くなってしまいました。
ダックスフンドをお飼いのみなみさん、くれぐれもお気を付け下さい。階段の上り下りはヘルニアの原因です。無理な運動はさせないで下さい。肥満なんてもってのほかです。かわいいからと言って、人間の食べているものを与えるのは、愛犬の為ではありません。かわいい愛犬を早死させたいのですか?
ショコラは、運良く治りましたがまだまだ油断は出来ない状態です。いつまたヘルニアになるかもしれません。お金も手間もかかりますが、なにより人間の勝手で改良された犬達が一番の被害者なのです。できる限りの事はしてあげたいです。
愛犬が病気で苦しんでいる飼い主さん、がんばって下さい。
乳癌
10年程前に愛犬マギーを乳癌でなくしました。
体質的に体によくできもの(脂肪のかたまり)ができる子でした。お腹のできものに気がついたのは
夏が始まるまえでした。病院に連れていったらあっさり「乳癌です」と言われ、当時14歳のマギー
にはもう余命宣言しか残っていませんでした。それでも「どうにかなりませんか?」と言ったところ「もう手後れです」との事・・・・。
家族で色々相談した結果その残された時間を一生懸命看病しようと決まりそこからマギーと乳癌と私達の戦いが始まりました。
先に投稿されたぱやしさんところにもありましたがもうつらいのにおしっこに行くんです。
お腹の乳癌はいつしか、さらに大きくなってもう床にあたるくらい・・。血は吹き出すわ 見てても悲しくてでもそれでもおしっこに必死に歩いて それでも声をかけるとしっぽを振って必死に答えるマギー。
最後に少しお水を飲ませてやり 大好きな母の腕の中で余命宣言で今年もつかどうか・・と言われたマギーは年があけて6日目静かにおだやかに息を引き取りました。ほのかに石鹸のようないい香りがしました・・・。
あれからもう10年以上。今でもマギーの写真は飾ってあります。
椎間板ヘルニア
ダックス3匹のうち、1匹が椎間板ヘルニア。
椎間板ヘルニアは、1度は後ろ足が麻痺し、歩けなくなるかと思いましたが、難を逃れました。
1週間はステロイドの強い薬と、あとは音波とはり治療。
2週間ほど毎日通いました。治療のかいあって、今回は直りましたが、その後もソファや階段の上り下り、だっこのし方など徹底的に気をつけています。
ダックスの持病のようなもので、これは早期発見、早期治療が大切だそうです。
是非、ダックスを飼っている方は、犬の体を縦にしないように、気をつけてください。