犬にチョークチェーン、基本的な使い方と注意点 Mami さん
チョークチェーンで犬のしつけを実行中です。
やり方が下手か、つけ方が合ってないのか、ぐいぐい引っ張ります。
チョークチェーンの基本的な使い方、注意点を教えてください。
【状況と今の対処】
我が家のボーダーコリー(2歳♀)、引っ張り癖で困ってます。
引っ張り癖に効くと薦められ、チョークチェーンを使っても、しつけ効果なし。チョークチェーンの使い方がダメなのか、付け方が間違っているのか、首が締まってもグイグイ引っ張ります。
しつけ本に載っている訓練方法を試したが、うまく犬をコントロールできません。
引っ張り癖を直す方法、オススメの引っ張り防止グッズ、チョークチェーンでしつけて正しい使い方を教えて下さい。
チョークチェーンの使い方、特徴 yko さん
1才ラブラドールの飼主です。
引っ張りが強い犬に、チョークチェーンをお薦めします。
しかし、使用する前に、チョークチェーンの使い方・訓練方法・デメリットに注意が必要です。
【チョークチェーンの使い方】
- 1ショックの強弱
- チョークチェーンは、中途半端な力でショックを入れても、効果はありません。弱すぎるショックでは、結果的に何回もショックを入れることになり、犬も可哀相ですし、効果減です。ショックを入れる回数は、最低限にします。
- 2ショックを入れるタイミング
- 犬が勝手な行動を起こす瞬間、素早くショックを入れます。思い切り、しかもパッと瞬間的に引きます。犬の欲求が達成した後に、ショックを入れてもシツケ効果がありません。
- 3リードは常に緩ませる
- リードとチョークチェーンは常に緩(ゆる)んだ状態にします。すでに犬が引っ張っりリードが張った状態で、ショックを入れても効果なし、犬の首が締まるだけ虐待です。
【チョークチェーンの訓練方法】
- チョークチェーンをつけた犬、飼主がリードを持って散歩を開始。
- 散歩中、犬が引っ張り行動を起こしたら、犬の名前を呼び、さっと強くショックを入れ、そのまま前進します。
- Uターンをして、同じ場所、同じルートを通ります。
- さきほど、引っ張り行動をした場所になったら、名前を強めに呼び通過します。
- 引っ張らずに通過できたら、褒める。また引っ張り行動を起こしたら、手順2に戻る。
【チョークチェーンのデメリット】
- つけ方を間違い、ただ首を絞めるだけ、虐待の恐れ。
- 抜け毛、切れ毛:チェーンに絡まり被毛が抜ける、毛が途中で切れる。薄毛やハゲになり、皮膚が炎症することも。
- 毛の変色:長い時間、チェーンを付けたままにすると、被毛が白や淡い色の場合、首回りの毛が変色する。
チョークチェーンの特徴をよく知り、飼主が自信を持って、訓練しましょう。
シツケで大切なのは、犬が『飼主についていこう!』という気持ちにならなければ、意味がありません。
チョークチェーンだけに頼らず、「ついて」のトレーニングも同時に対応すると、より効果が上がります。犬に「つけ(ついて)」を教える、
チョークチェーンの付け方 松の木 さん
チョークチェーン(以下:チョーク)は、ギュッと締めショックを与えます。
そのため、ショックを与えた後は、チョークの張りを緩和する(ゆるめる)必要があります。
ところが、チョークの付け方を間違うと、チョークが犬の首を締めたままなります。
チョークを犬の首にする前、装着方法を学習し、正しい取り付けか確認してください。
正しく装着できた確認する方法として、力を入れギュッと引いた後、ちゃんとチョークがゆるくなるか確認しましょう。
付け方は、専門家のドッグトレーナーに聞くのが最も良い対処ですが、ネット動画も参考になります。
正しく付けて、正しく使い方が出来れば、きっと引っ張り癖も直るでしょう。がんばって。
チョークチェーンは、ショックのかけ方、タイミングが難しい 雨ふり さん
チョークチェーンをしても、引っ張り癖にすぐに効果は出ません。
チョークが締まりショックをかけて、犬にイケナイと分からせるものです。チョークを付け、訓練の積み重ねが重要です。
ところが、チョークチェーンのデメリットは、ショックのかけ方、タイミングが難しいです。
間違った方法では何度やっても、引っ張り癖は治りません。上手くできないならドッグ・トレーナーの指導を受けることをお勧めします。
チョークチェーンの使い方で、注意する点は、犬の首をチョークで締め続けない。
ショック(締める)は一瞬です。犬が飼主の意向を無視し、前に出てリードがピンと張る前、カツンと一瞬でショックをかけます。
そして、飼主は知らんぷりで反対方向に歩きます。
ただ、チョークチェーンのショックに反抗し、強力に引っ張る犬には、タイミングと引く強さの調整が難しいです。
非力な女性なら、全体重を乗せる勢いでショック入れないと、効果がないです。その場合、チョークチェーンよりも、ちょっとの力で引っ張り防止できるグッズ「ジェントルリーダー」が良いかもしれません。 ジェントルリーダーの注意点、メリットとデメリットは?
引っ張り防止より、基礎のシツケ「服従訓練」を重視するのをお薦めします。犬の服従訓練、効果的なやり方やコツ
ボーダーコリーは賢い犬が多いので、訓練はすぐに入る犬種ですよ。
引っ張りを改善したやり方 TK さん
私の犬も、引っ張り・拾い食いで、だいぶ悩みました。今は改善しましたよ。
私のやり方は、リーダーウォーク(リーダーウォークできない犬の訓練方法)とチョークチェーンでのショックに加え、以下のシツケを実践しました。
【私のやり方、実践方法】
- 1自宅で、拾い食い
- 床にエサ、オヤツ、オモチャを置いておいて、犬が近づいたらショックを与えて逆方向へ進む。とにかく反応させない。
- 2食事中
- 家で食事を与えるさい、鼻先に餌をちらつかせながら「ヒール(ついて)」と声を掛け私の横にくるようにする。褒めながら餌を与えたりしています。
- 3外の散歩で
- 犬が先に進んだら、逆方法へ向いて無視して歩く。犬が地面をクンクン嗅ぎ始めたら、反対方向に進みます。犬がクンクン匂いを嗅ぐ理由、止めて直す方法
これを繰り返すと、私の横につくようになり、引っ張りも減りました。
我が家では、とにかく私の横につく状態を維持しました。私の横の位置にいると、犬は褒められたり餌がもらえるという状態を作り出しました。
ハルティカラー、ジェントルリーダー、イージーウォークなどの名称がついた引っ張り防止グッズ「ヘッドカラー」は、かなりお薦めです。
グッズに頼りすぎないで キャプテンQ さん
引っ張り防止グッズを使ったしつけ方法、良いと思います。
どんなシツケの対策をしても、一番大事なのは「根気」と「ねばり」です。
グッズに頼りすぎると、力が強くなり過ぎ過剰なシツケになるので注意が必要です。
ときにはシツケグッズの使用を止めて、飼主のコマンドや仕草で対処するのも忘れずに取り組むと、より良く犬との信頼関係ができます。 犬の引っ張り癖、止める、直す方法
Re:チョークチェーン、基本的な使い方と注意点 Mami さん
お返事ありがとうございました!!とても参考になりました。
少しチョークチェーンの使い方を考えてみようと思います。
ハルティカラー、ジェントルリーダーも購入を検討したいです。そして犬と向き合って、粘り強く、じっくりシツケを頑張っていこうと思います。