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犬の定期健康診断の料金はいくら?検診しなくてもいい? Erika さん

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毎年、犬の定期健康診断を受けていますか?
「年に1度は犬の健康診断を受けた方が良い」と本に書いてあります。健康診断の費用や金額はどのくらいかかるでしょうか?
犬の健康診断はしたほうがいいですか?健康診断をしなくてもいい場合はありますか?
健康診断のメリットやデメリットも教えてください。
皆さんは健康診断の料金にいくら払っているのか気になります。

健康診断の費用は検査項目や病院によって違う みった さん

健康診断の費用は病院によって差があります。安いのは数千円から、高くなると3〜5万円もあり料金に幅があります。なぜなら検査する項目や種類が病院によって違うためです。
一般的には検査項目を、飼主の希望によって増やしたり減らしたりすることも可能です。
その病院の設備やシステムによって、外部機関に出す場合があるので料金に違いが出てくるとも言えますし、結果が出るまでの時間にも違いがでてきます。

引越しの多い我が家の場合、今までいくつかの病院で定期健康診断を受け、私が払った診療費の料金は¥5,000〜¥15,00くらいでした。
事前に電話などでお近くの病院数件に問い合わせしてみることをお勧めします。

余談ですが…病院によって先生の対応も違います。
診察室に入ると、何も言わなくても検温・検便・目・耳・歯・体重を見てから「ハイ、今日はどうしました?」と問診から始まる病院や、何も聞かず全体を触診する病院もあります。一方で犬に言葉もかけず何もしない病院もあります。私が経験した犬の健康診断では、触診せず何もしないのが多いです。
どちらがよいか、どのタイプの健康診断を選び方は、ワンちゃんの体調や飼主さんの意向にもよると思いますが、病院を決める際のご参考になれば幸いです。

犬の健康診断のメリットとデメリット あきら さん

犬の定期健康診断はしたほうがいいか、しなくてもいいかは、飼主さんの判断しだいです。
飼主さんが情報を比較し、検討したうえで健康診断をするか、しないか決めてください。

【健康診断のメリット】

  1. 早期発見、早期治療
  2. 検査対象外の異常個所を発見する可能性あり
  3. 「異常なし」の診断で、安心して過ごせる

健康診断のメリットは、病気の早期発見と早期治療です。
飼主が気づかない、愛犬の変化や具合の悪さを早めにみつかれば、簡単な治療で安い治療費で済む場合もあります。
太り気味や痩せ気味など、日頃の生活改善の指導も受けられ、健康で長生きできる可能性が広がります。

【健康診断のデメリット】

  1. 診断の結果が100%正しいわけではない。誤診の可能性もあり。
  2. 検査によって、体に負担をかける

デメリットは飼主に金銭的、時間的な負担。犬に精神と肉体的な負担があること。そして最も注意するのが、2タイプの誤診があること。誤診には、第一種過誤と第二種過誤があります。
第一種過誤(偽陽性)、本当は陰性(病気でない)であるのに、誤診により陽性(病気)と判定される。
第二種過誤(偽陰性)、本当は陽性(病気)なのに、誤診により陰性(病気でない)と判定される。

健康診断にて、医師の過失、病気を見落とす誤診もあります。
その一方で、同じ誤診でも、本当は病気ではないのに、病気かもと診断されること。偽陽性(ぎようせい)として診断された場合、別途精密検査を受ける必要があり、結論は陰性。なんの病気でもなかったことが少なくありません。
偽陽性の結果をもとに、過剰診断・過剰治療がされることを危惧します。

・第一種過誤と第二種過誤
- 第一種過誤:偽陽性。実際には真であるのに棄却してしまう過誤
- 第二種過誤:偽陰性。対立仮説が実際には真であるのに帰無仮説を採用してしまう過誤。
引用元: 第一種過誤と第二種過誤 - wikipedia

犬の定期健康診断、検査項目と金額 ななし さん

何の検査をどこまでやるか。検査する項目が増えれば、それなりに料金は上がります。
健康診断といっても、問診や簡単な身体検査から、総合的な検診もあれば、心臓や眼だけなど、検査対象を限定した検診もあります。
検査対象が増えれば、それだけ検査する項目も金額や費用も増えます。数多くの検査を受ければ、安心ですが若い犬に数多くの項目について検査するのは、過剰診断と言わざるを得ません。

検査の種類は、年齢や犬種、これまでに罹った病気によっても変わってきます。
病院によっても、検査項目は様々なので、信頼できる先生に相談し何を診断項目に選ぶのか、何を選択から外すのか、選び方を見当するのが重要です。
健康診断で請求される料金が妥当かどうかは、健康診断の料金を掲載している動物病院サイトがあるので、そこと比較すると良いですよ。

・健康診断
- スタンダードプラン(検査費用 15,000円)検査内容:問診、身体検査、便検査、尿検査、耳科検査、血液検査(血球検査・生化学検査)、レントゲン(胸部・腹部)検査
- しっかりプラン(検査費用 30,000円)検査内容:スタンダードプラン+甲状腺ホルモン測定、腹部・胸部(心臓)超音波検査
引用元: 診療案内 - アラタ動物病院

・犬の健康診断各種プラン
- プランA:\1,500円 身体検査とフィラリア抗原検査
- プランB:\6,000円 プランA + 血液検査
- プランC:\11,000円〜 プランB + レントゲン検査
- プランD:\18,000円〜 プランC + 超音波検査、尿検査
引用元: 健康診断ドッグドック - 小滝橋動物病院

・犬の健康診断メニュー
- ドッグ一般コース:¥18,000〜 血液検査、尿・便検査、X線検査、心電図、超音波検査、口腔・体表チェック
- 心臓ドッグコース:¥10,000〜 X線検査(胸部)、心電図、超音波検査(心臓エコー検査)
- 眼科ドッグコース:¥8,000 眼底写真、眼圧検査、涙液検査
引用元: 健康診断 - あいち犬猫医療センター

健康診断での失敗談、料金だけが大事じゃない rue さん

質問主さんのワンちゃんは、いくつぐらいですか?
費用や料金も大事ですが、どんな獣医さんがどんな検査をするかも大事です。
我が家の健康診断での失敗談を聞いてください。

我が家の犬は今7ヶ月ですが、2ヶ月ちょっとで家に来た翌日には「異常がないかどうか健康診断」にはじまり、ワクチンなどで何度か近所の獣医さんに連れて行きました。
訪れた病院は“何もしない病院”でした。
触診と聴診器をあてるぐらいで、毎回“問題なし”、定期検診の値段も安かったですよ。

ところが6ヶ月に入り、他の獣医さんに診ていただいたら「凄い心雑音がする」と言われ、くわしい検査したら先天性の心臓異常が見つかりました。
今までかかりつけだった獣医には「これぐらい元気なら私は気にしない。見つけちゃって気の毒だね」と言われました。
もっと早くわかっていれば手術で治せたようですが、心肥大が進んで手術不適応なところまできてしまい、投薬で状態をコントロールしています。
犬は心臓病と言われても、信じられないぐらい元気です。

私のような先天異常の例は滅多にないことだとは思いますし、健康な壮年期の犬に毎年の健康診断が必要かどうか分かりませんが、一度はちゃんとした健康診断を受けさせることをオススメします。
料金表がある病院から、レシートに合計金額だけが印字してるだけの所までいろんな獣医さんがいますので、口コミなどを参考に数件の病院にリサーチが必要かも知れませんね。

どんな検査を選ぶか判断は、年齢や健康状態、犬種によってかかりやすい病気もあるので、獣医さんと相談し決めるのがオススメで、その時に料金も聞くといいです。お金の話は、切り出しにくいですが、簡単に教えてくれます。動物病院のホームページを見ても検査項目や料金が掲載されてなく、面と向かって話しづらい場合、電話すると丁寧に検査内容や費用を教えてくれる病院は多いです。
健康診断にもいろいろあるってことで参考にしていただけたら幸いです。

Re:犬の定期健康診断、費用や金額について Erika さん

詳しく教えてくださってありがとうございます。
大変参考になりました。さっそくいくつか問い合わせてみます。人間もそうですけど、いいお医者さんみつけるのも大変ですよね。
アドバイスどおり、いくつかあたってみます。