避妊手術メリットとデメリットを教えてください。
メス犬の避妊手術をするか止めるか、しない方がいいか後悔しそうで悩みます。
【状況と今の対処】
犬(4歳マルチーズ・メス)を飼っています。
避妊手術のメリットとデメリットを理解し、手術するか必要ないか判断します。
手術のデメリット、性格の変化、肥満、皮膚の病気、を聞きますが、メリットと比較しまだ手術の決断ができません。
皆さんは何を決め手に、手術する?しない?どっちを選びましたか?
しないとどなるのか、後悔してしなければ良かった方はいますか?
避妊のメリットとデメリット
suka さん
うちの犬は、月齢10ヶ月のとき初ヒート(生理)になり、ヒートが終わったタイミングで避妊手術をしました。
術後の変化はありません。性格の変化も皮膚の異状も、アレルギーの発症もナシです。
避妊手術デメリットについて、全身麻酔の注意点は調べましたか?麻酔の影響はゼロではありません。
危険性が、できる限りゼロにするための対策をきちんと取りましょう。飼主へ丁寧な説明する病院を選ぶ、そういう獣医師を探すのも、飼主の責任ですね。
【避妊手術をするデメリット】
- 麻酔の危険性
- 肥満 避妊手術してから体重が増えた犬、原因と減量の方法
- ホルモン・バランスの変調:ホルモン反応性皮膚炎、脱毛症、泌尿器疾患(性ホルモンの量やバランスが原因で発症しない説もあり)
- 妊娠・出産ができなくなる
- 性格の変化
【避妊手術をするメリット】
- 望まない妊娠・繁殖を避ける
- 病気予防:子宮蓄膿症や卵巣腫瘍、乳腺腫瘍など
- ヒートの煩わしさ軽減(生理の対処、犬へのストレス、旅行に同行できない、ペット施設を利用できない)犬の生理の周期、次はいつ?間隔は何ヶ月ほど空く
- 偽妊娠の行動抑制
- ヒート中、興奮したオス犬の接近を避ける
メリットとデメリットを天秤にかけ、するか?しないほうが良いか?考えます。
悩んだ末に結論を出すとどちらを選んでも、自分の答えに自信が持てるようになるでしょう。
Q.避妊・去勢手術の長所・短所について教えてください。
A.短所としては、太りやすくなる、稀だがホルモン性の脱毛症になることがある、全身麻酔のリスクがある。長所としては、望まない妊娠を防ぐだけでなはなく、ある種の病気の予防になる(略)メスでは子宮蓄膿症、卵巣子宮の腫瘍、乳腺腫瘍といった病気です。
引用元: www.suncity-animal.jp/qa.html(リンク切れ) サンシティ動物病院(東京都板橋区)獣医師:道場 尚輝
・犬の避妊手術のメリット
- 避妊手術をすることで予防できる代表的な病気:乳腺癌・子宮蓄膿症・子宮ガン
- 子宮蓄膿症や卵巣がんを100%予防できる
- 乳腺腫瘍の発生率を低下させる
- 子宮蓄膿症や卵巣がんの予防になる
- 偽妊娠などの行動がなくなる
引用元: ゆう動物病院(大阪府豊中市)獣医師:松村 勇介
避妊手術した後、変化なし
ちびちち さん今まで、飼ったメス犬4頭に避妊手術をしました。
全ての犬に共通したのは、避妊手術した後の変化は、特に何も無かったです。
少々、太った子もいましたが食事と運動で対応したら、元の体重に戻りました。
性格は、手術して帰ってきたところを家族皆がチヤホヤしたので、ちょっとワガママ犬になった時期もあります。が、しつけの再トレーニングで、性格のゆがみや変化はなかったです。 飼い主が犬のリーダーになる方法、上下関係でボスと認める
避妊手術して良かった
boni-ta さんうちも避妊手術をして2ヶ月経ちます。
施術前は、避妊手術が必要か反対意見も読み、かなり悩みました。
手術中に何かあったら・・・とか色々考えて、たくさんの本やサイトを時間かけて見ました。その結論は、人によって飼育の考え方、リスクの対処が違うので、結局は自分で判断するしかないですよね。
私は獣医さんと何度も話しをし、納得して手術をしたので今は「避妊手術して良かった」と思っています。
獣医さんから「避妊をせずに高齢になり、子宮や乳腺の病気になったとする。それから手術するのと、若くて健康な時に手術する。比較しどっちがリスクが大きいか考えましょう」。このアドバイスに納得しました。
ドッグカフェ、ドッグラン、犬と一緒に旅行など、どこにでもワンコと一緒に行きたい・・・という思い。災害で被災者になったとき、私が事故や病気で入院したとき、様々な状況を考えたうえで、避妊手術は私達にとって必要と判断しました。
今のところ手術をしたデメリットは何もありません。食餌と運動不足に注意してます。
ある犬の投稿サイトに「避妊手術の欠点は、子供っぽさが残るため、高度なしつけが入りにくくなる」と書いてありました。盲導犬や介助犬、警察犬、災害時に働く救助犬などは、すべての犬に避妊手術や去勢手術をしていますよね。なので、この考えは誤りかな・・・と思いました。
犬に避妊手術は反対、しない方がいい
*** さんなぜ避妊手術を必要とするのか?って深く考えてください。
私は犬に避妊・去勢手術は反対、おすすめしていません。
もちろんオスで攻撃性のある犬は、去勢が必要だと思うし、その時は提案します。
避妊手術にも色々な考えがあって、犬の飼育状況や、育つ環境や場所によって違う答えがあります。
【犬に避妊手術は反対】
- 1麻酔や手術のリスク
- 健康状態で手術をしても、リスクはゼロではありません。全身麻酔の事故はゼロになりません。麻酔の危険性を理解せず、手術しそのまま亡くなった犬もいます。
- 2術後ホルモンのバランス崩れる
- 卵巣や子宮・睾丸などを採ってしますしまう為、ホルモンのバランスが崩れます。
それにより体に弊害が出てくるのは、当然の結果です。人でも卵巣全摘出は避ける傾向です。やはり弊害が出るからです。 - 3妊娠の回避
- 妊娠の可能性があるのは、発情後期だけです。発情期(生理)にオス犬の近くにいかない、パンツ(おむつ)をはかせるなど対処方法はあります。 犬の生理の期間は?何日続きますか?
手術し卵巣を切除したら、元に戻すことは出来ません。
よく悩んで下さい。最終的に決めるのは飼主さんです。
避妊のデメリット、術後に発症
らら さん我が家のメス犬ですが、避妊手術のデメリットがそのまま出てきてしまいました。
【避妊手術後の症状】
- 1肥満
- 運動もさせていますが、何よりも可哀想なのがドッグフードの減量です。
我が家は多頭飼いなのですが、他の子達の3分の1から2分の1程度の量しかあげられません。
2分の1ではすぐに肥満になってしまい、皆はお腹いっぱいにご飯を食べているのに、避妊手術した犬は満足いく量を食べていないのが現状です。 - 2アレルギー
- アレルギーも以前は無かったのに、避妊後にアレルギーが発症しました。
- 3トイレの失敗
- 今まで完璧だったトイレが全然出来なくなる。我が家の場合、多頭飼いなので、この子だけを甘やかしたりした覚えはありません。
メリットもある避妊手術ですが、(個体差の問題が大きいが)デメリットもあります。
術後に、後悔している人はいない
pin さんうちは1歳2ヶ月、ヒート2回後に避妊しました。
性格は変らず、体重変化なし太らず。皮膚病は術前からあります、(避妊手術と因果関係なく)成長ともに皮膚の炎症は治ってます。
先生から肥満に関して「術前の食事量の20%減か、運動量の20%増を一つの目安にしてね」と言われました。
術前の体重8.3キロから7.8キロになり安定しています。
術後すぐに、2回ぐらいトイレを失敗しましたが、すぐ元に戻りトイレを成功します。
私の周りは、避妊・去勢した犬が多いですが、手術を後悔している人はいません。
手術することで、ホルモン・バランスが崩れて弊害が出て来るという事を、術前に調べている時、いくつか目にした事がありましたが、「そうかなぁ?」と今でも疑問に思っています。
うちの場合は、高齢で病気になり、抵抗力が落ちた所で全身麻酔の避妊手術が怖いし、体力がある若い年齢で早めに避妊手術が良い思い、早々に手術しました。
手術する前は、相当悩みましたが、今は避妊手術やってよかったと思ってます。
避妊手術を決断した理由
ぷぷ さん我家はオスとメスがいて、2匹とも去勢避妊済みです。
最近、友人が5才のメス犬が避妊手術をしました。
友人も手術デメリットが不安で、今まで決断できなかったのですが、避妊手術を決めた理由です。
【避妊手術を決断した理由】
- 急な用事(法事)があり、犬を預けたい時にヒート(生理)中で、ペットホテルも知り合いにも預かってもらえなかった
- 4才頃から、生理後に偽妊娠の兆候が出る。胸が張り乳腺炎の心配。
- 数年後にもう1匹、オスを飼うかもしれない。手術するなら、体力的にも早めの処置が良い。
手術後、性格は変わらず。食事はカロリー少ないダイエット食のライトやシニア用に代えたそうです。
我家の2匹はオス1才、メス3才の時に手術し、2年経ちましたが、やはり性格は変わらず、冬場は運動不足でやや太りますが、夏は標準に戻ります。
食事はドライ(ライト)と手作りで、量は特に減らしていません。ダイエットの方法はいくつかあるので、太らせないためにも知識や情報を集めるといいですよ。 犬のダイエット、痩せるのに成功した減量方法のコツ
Re: 犬の避妊手術メリットとデメリット、必要ない?
Ruty さん皆さん、いろいろなご意見どうもありがとうございました。
手術後デメリットがない犬ちゃん、発症した犬ちゃん、両方の体験が聞け良かったです。
子宮の病気、手術のリスク、獣医さんとよく相談し決断します。