フィラリアに感染したら、治療方法や注意する点 はる さん
今年の正月から我が家で飼っている犬(オス、たぶん7歳くらい)について質問です。
犬がフィラリアに感染したら、どんな治療があるのか、フィラリアを除去する方法、日常生活で注意する点 について教えてください。
病院で診断の結果、フィラリアにかかっていると判明したが、まだ症状は発症してなく元気にしています。
もともと野良犬だった犬なので、何かしら病気をもっているかも、という気持ちはありつつ飼い出したのですが、今日、フィラリアの予防薬をもらいに病院にいって検査すると、すでにフィラリアにかかっていることがわかりました。
これから3年間投薬治療ということになったのですが、フィラリアについてよくわかりません。
他の質問を読むと、もう症状がでてしまっている場合や、まだ予防している段階についてはかかれていたのですが、我が家のように、かかってはいるけど症状はでていないという場合、今後、悪化する確率はどの程度あるのでしょうか?フィラリアと診断されてから元気に過ごしている、問題なく生活しているという例がどれくらいあるのかを知りたく、書き込みさせていただきました。
フィラリアに感染したら、主な治療方法は3つ めめたん さん
犬がフィラリアに感染したら、主な治療方法は3つです。
対症療法は末期や体力的に難しいなど治療に制限がある場合です。
- 手術 : 心臓から成虫を取り除く
- 投薬 : 新たな感染を防ぎ、犬の心臓にいる感染した成虫が死亡するのを待つ
- 対症療法 : 咳止め、腹水の除去、栄養補給
フィラリアに感染したら、治療方法は手術で心臓から成虫を駆除するか、成虫が少ない場合はフィラリア予防薬を長期に飲ませて、いまいる成虫の寿命を待つ。
犬の体調や、高齢犬や老犬などを体力を考慮して、外科手術も投薬治療もできないと判断されると、症状に応じて栄養の補給、処方食や痛みを和らげる行為、溜まった腹水を除去、呼吸困難の改善、咳の抑制などの対症療法をとります。
日常生活で注意する点や、心臓や肺に負担がかかる激しい運動や、犬が興奮するような行動を避けることです。
・フィラリア症の治療方法(成虫駆除を目的とした治療方法)
内科的療法と外科的療法がある。
内科的療法は、薬剤によって体内のフィラリアを駆除する療法です。ただし、多数感染の場合に一度に大量の虫を駆除すると、虫体が肺動脈に詰まって命にかかわるおそれがあるので、慎重に投与する必要があり。
外科的療法は、心臓や大動脈に寄生したフィラリアを外科的手術で取り出す療法で、急性期のフィラリア症に用います。
引用元: 白井動物病院(兵庫県西宮市)
Q.フィラリアの陽性反応がでてしまいました
A.(フィラリアは)薬で退治して糞便と一緒に体外へ出すという駆除の仕方はできません。
駆除ができたとしても死んだ虫は体外へ出すことが出来ず、肺に流されて肺の末梢で詰まってしまいます。
感染初期であれば、砒素という薬を使って寄生しているフィラリアを駆虫することができます。
引用元: 後藤愛犬病院(栃木県宇都宮市)
犬がフィラリアになったら しーちゃん さん
我が家にもフィラリアにかかっていた保護犬が居ました。
フィラリア感染しても症状なしで、4年間は薬を飲んで、5年目に陰性になりましたよ。投薬期間は、普通に元気に散歩もしていました。
犬がフィラリアになったら処置として、代表的な治療方法は3つあります。
・1つ目は、首の付け根の血管から特殊なかんしを入れて、心臓の血管に寄生する成虫の除去する方法。
・2つ目は薬剤で、心臓の中の成虫を殺す方法。この場合だと、成虫は死んで体内に残ったままです。血管の中に詰まって大変なことになる可能性がありますし、犬が薬に耐えられない場合もあるかも知れません。
・3つ目は、感染数が少なく症状が出ていない場合、無理して駆除せず、成虫を温存しながら、予防をします。
フィラリアの成虫の生存期間は約4〜5年。予防をすることにより、新たな感染数を増やさず、成虫が死滅するのを待つ・・というわけです。
この場合も、成虫の死骸は体内に残ります、これが詰まる恐れがあります。自然死で、分解されてしまうこともあるようです。
獣医さんは、おそらく3つめの治療方法で、と判断されたのではないでしょうか・・。
症状が出ていないといっても、心臓には虫が入ってますので、無理な運動を控えて、心臓に負担をかけないようにしてくださいね。
虫が入って肥大した心臓は、虫がなくなっても元に戻ることはありません。子虫が血管内にあるので、肝臓や腎臓にも多少なりとも、ダメージがあります。
フィラリアの症状がなくても、健康体というわけではないので、気をつけてあげてください。
おそらく薬を与える時に、免疫を抑える薬をいただくと思います。
水をたくさん飲むかもしれません。トイレの回数に気をつけてあげてくださいね。
フィラリアに感染したら〜はる さん
お返事ありがとうございます。
病院には母が連れて行ったのですが、おっしゃるとおり3つの治療方法の説明と投薬による予防・治療を勧められたそうです。投薬治療を続けます。
ただ、我が家の犬は、散歩が大好きなようで、散歩となるとかなり興奮します。自分の行きたいところに行きたいように行き(いくらだめだといっても直りません)、ニオイをかぎまくります。よその犬を見ると飛び掛らんばかりの状態です。
ですので、そういった興奮が悪い状況をまねかないか、心配です。どうしたら散歩の際の興奮が抑えられるのか・・・。
トイレの回数のこと、アドバイスありがとうございます。気をつけようと思います。