犬の混合ワクチン注射をする時期が、遅れて接種しても大丈夫でしょうか？
注射する日を忘れたり、体調不良などの理由で、期日がすぎてから混合ワクチンを接種しても問題ないですか？

【状況と今の対処】

犬（トイ・プードル♀ 1歳2ヶ月）です。
1年に1回する混合ワクチンの注射する時期を早めたり、1年過ぎて間隔が空き遅れて接種しても大丈夫でしょうか？

最後に注射した混合ワクチンが去年の11月、次が9月の予定でした。が、接種していません。
接種予定日に注射せず、すでに数日過ぎた理由は、犬の体調が万全では良くなかったので様子をみてました。
注射する期間は、どのくらいあけてもいいですか？うっかり忘れても、何日前後ならずれても問題ないですか？

犬の混合ワクチンは、病気や感染の予防が目的です。
接種注射をうち忘れた、期間が過ぎた、体調不良で見合わせ...等の理由で、ワクチン注射の時期が遅れても、病気予防はいつからでも遅くないので、適切な時期に早めの接種と認識してください。

今から、混合ワクチンを接種しに動物病院へ行っても、多くの獣医師先生は飼い主を叱らったり怒ることはないのでご安心ください（笑）

犬の体内に入ったワクチンは、効果に期限があります。
1年で防疫効果が減少するワクチンもあるため、1年毎に接種する必要があります。
混合ワクチンは2種類（コア・ワクチンとノンコア・ワクチン）あり、コア・ワクチンは3年ごと、ノンコア・ワクチンは1年ごとの接種が理想とされています。

混合ワクチンは何種を選ぶかは、地域や病院によって判断が違います。
質問主さんがお世話になっている病院では、どのタイプがあり何種を選ぶのか、自分で調べて不明な点は獣医師さんに質問するとよいですよ。　犬の混合ワクチン、種類や何種がいいのか選び方

犬猫の抗体価検査について コアワクチンとは、ジステンパーウイルス・パルボウイルス・アデノウイルス�T型〜（略）〜
ノンコアワクチンと呼ばれています。アデノウイルス２型、コロナウイルス、パラインフルエンザウイルスなどが該当
引用元: ダリア動物病院（東京都杉並区）獣医師：三島 良昌

うちは1歳5ヶ月になる♂のトイ・プードルを飼ってます。
昨年、2度のワクチン接種を7月25日に受けました。
その際にいただいた証明書と一緒に、「次回接種予定日」として1年後の日にち（7月25日）が書いてありました。

その後、病院を変えました。が、そちらでもワクチン証明書を確認していただいたとき「今年は7月25日前後を目安に来院してください」と言われていました。

ワクチン注射を予約した日の前、犬の体調があまり良くなかったので、獣医さんに電話で相談しました。
「混合ワクチンを注射する日を忘れ、多少遅れたり、早まっても大丈夫。1年きっかりで感染予防の効果がなくなるわけではないので、1ヶ月くらいだったら期間が空いても大丈夫ですよ」と言われました。
獣医さんのアドバイスを受け、体調が落ち着いた8月3日（予定より1週間遅れ）で混合ワクチン接種を受けました。

混合ワクチンの接種が遅れても、副作用なし、犬は健康で大丈夫でした。犬の混合ワクチン接種、副作用の症状と処置

混合ワクチン接種は何種類であっても、基本的に日本では1年に1回、毎年ですね。
1年未満で短い期間による接種は、気になるのは当然だと思います。疑問があれば獣医に聞くか、自ら1年の間隔を開けていいと思いますよ。僕は接種する期間をもっと開けてますし。　犬の混合ワクチン接種は毎年する？3年に1度で大丈夫？

混合ワクチンの接種期間は、国などによってまちまちだったりします。
しかも○種の混合ワクチンは、その○種にそれぞれ持続期間があると考えてもらってもいい位で、本来は一定の期間を決めるのも難しいかもしれません。

｢数種のうちの一番短いものにあわせればよい｣とも言えますが、そう単純でもないかも……。
米国では○種ワクチンも狂犬病予防接種も3年毎でしたっけ？＜これはうる覚えです。(^_^;)
下記はアメリカ獣医師会(AVMA)の資料からです。参考までに。

【攻撃試験抗体価】※AVMAの資料より

• (Rockborn Strain)ジステンパーウィルス(CDV)　７年１５年
• (Ondersteport Strain)ジステンパーウィルス(CDV)　５年　９年
• アデノウィルス‐2(CAV-2)　　７年　９年
• パルボウィルス‐2(CPV-2)　　７年　７年
• 狂犬病ウィルス　　　３年　７年

家の柴（5歳3ヶ月♀）は6月生まれで、最後の接種が9月でした。次の混合ワクチン接種は、1年後の9月でしたよ。
次年度に接種した後、アレルギーが判明して長い間酷い状態だったので、次の接種は獣医さんにお願いして気候の涼しい時、11月にずらしてもらいました。

獣医さんから「混合ワクチン注射する時期は、遅くなっても大丈夫ですよ。犬の健康状態が安定している時の方がいいからね。」と仰ってくれました。

いろいろ学ぶうちに狂犬病、ワクチン、フィラリア予防薬を同じ時期に打つのは身体に負担が掛かると疑問になり、次年度はフィラリアの時期が終わった1月に混合ワクチンを接種する事にしました。
注射する日を遅らすことに、獣医さんも問題なく承知してくれましたよ。
今回も来年の1月にする予定です。

ワクチンは種類が多くなると、身体の免疫系にも悪影響が出てきますから考えてしまいます。
私は、担当の獣医先生に聞かれたほうがいいと思います。
今、かかりつけになっている先生が信頼できるのであればその先生に直接聞いてみてもいいと思いますよ。

混合ワクチンの種類が分かりませんが、一般的なワクチン論として書きます。
ワクチンの効果は、通常、１年半程度は続いていると言われます。
よって、きっかり１年目までに接種する必要はなく、１年前後の都合の良い時期でよいとされています。ただし、ターゲット（パルボ、ジステンバーなど）によっては、早く免疫力が減衰するという報告もあるため、メーカー推奨として１年毎としています。

なお、今の混合ワクチンは補充タイプといって、減衰した分を補うものであるため、早く接種しても問題はありません。ただし、高価ですから、2ヶ月も早く接種するということは、6年間で1本分多く接種することになりますね。よって、1年より2ヶ月も前の接種は根拠が分かりませんね。

また、ワクチン接種月には、個体の負担軽減のために、他の駆虫剤等の投与は避けた方が望ましいとされています。
ワクチン接種は、薄いウイルスを体内に入れて免疫を作らせるわけですから、犬の体にかなりの負担となります。個体によっては、酷い副作用や死亡の報告もあります。

年間に何回も接種することは危険ですが、1年目の前後に接種すること自体は特に危険行為とはいえません（一般的にメーカーでは多混合ワクチンの初期接種でも2回までとしています）。

また、私の個人的な意見としては、30kgの犬も3kgの犬も同じく1ccのワクチン量を接種する現状に疑問を感じてます。
小さな個体には、量的にそれだけ負担が大きいですからね。 犬にワクチン注射、毎年する必要ある？しなくていい？

返信ありがとうございます。 病院が今日は休みで、連絡はまだしていませんが、混合ワクチンの注射は、1年後にあたる11月に接種します。