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犬の混合ワクチン接種、副作用の症状と処置

まーくん さん
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犬が混合ワクチン接種したあと、副作用にはどのような症状がありますか?
犬にアレルギー反応が出たとき、処置や対処はどうすればいいですか?

【状況と今の対処】

ミニピン♂8ヶ月です。
生後5ヶ月で、獣医師さんに8種混合ワクチン注射した後、急に様子が変になり「吐き気、赤い湿疹(蕁麻疹のような)、震え」の症状が出ました。

獣医師から「安静にして」と言われ、翌日は元に戻りました。が、他の獣医さんの意見では「副反応でその処置は危険」と言われました。
前者は家畜がメインの獣医さんで、後者は、個人の動物病院(ペット専門)獣医さんです。

今春、狂犬病予防接種をうけますが、また副作用を心配です。副作用で最悪、死ぬ危険もあるので怖いです。
注射の副作用でアレルギー症状が出た犬は、注射のたびに副作用が発症するでしょうか?
また、狂犬病や混合ワクチンを接種するのはペット専門の動物病院ががいいか?悩んでいます。

混合ワクチン接種、副作用の症状と処置

でかダックス さん

混合ワクチンの副作用で多いのが、皮膚が赤くなったり、腫れたりする皮膚症状です。
発症するまでの時間は、多くが24時間以内に発症します。が、ときに1日過ぎてから発症します。なお下痢などの消化器系は2日目に発症することもあります。

危険なのは、アナフィラキシーショック *1です。
接種直後から60分以内に発症し、緊急の対処が必要となります。よって多くの動物病院では、注射後にすぐ帰宅するのではなく、しばらく病院に滞在し様子を見ます。

【ワクチン副作用の症状 〜 軽度】

【ワクチン副作用の症状 〜 重い・危険】

これらの症状は、事例を示しているだけで、軽度に含まれる症状でも、重篤の場合もあります。
重い・危険でも時間が経過すると、治癒することもあります。
飼主として、慌てず冷静に対応する。情報は目安程度にして、素人判断せず適切な医師の判断を受けてください。

【ワクチン副作用の処置】

副作用に対する処置は、無処置(何もしない、様子を見る)も少なくないですが、症状に対応し投薬します。発症した処置として、投薬する種類は、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤、プレドニゾロン、抗ヒスタミンなど。
そして、再発は、発症するかしないかは分かりません。
再び副作用が発症する可能性は高いですが、注射する前に抗アレルギー薬を投薬することで、副作用を防ぐこともできます。

【ワクチン後の注意】

【次回のワクチン接種、注意すること】

*1 ・ワクチンには副作用はありますか?
副作用が発現するまでの時間ですが、ワクチン接種後、呼吸器・循環器症状が約60分以内。皮膚症状は24時間以内、消化器症状がそれ以上とされています
引用元: www.nipec.co.jp/ (リンク切れ)西田ペットクリニック(神奈川県横浜市)獣医師:西田 耕一郎

・ワクチンアレルギー
アナフィラキシーショックという重篤なアレルギー反応を起こす事もあり、これは緊急治療をしないと命にかかわります。アナフィラキシーショックは通常接種直後〜20分以内に発生しますのでワクチン接種の後はしばらく院内、もしくは病院の近くで様子をみていただくのが安全だと思います。
引用元: クルーズ動物病院(東京都調布市)獣医師:齋藤 雅文

・ワクチンアレルギーについて
即時型アレルギー
ワクチンを接種してから30〜60分以内に症状が出るアレルギーのことです。(略)個人的には10分以内にでる症例が多い
- 呼吸器・循環器症状(アナフィラキシーショック):虚脱・チアノーゼ・低血圧・低体温・呼吸困難など
非即時型アレルギー
ワクチン接種後、およそ1〜12時間に症状が出ます
- 皮膚症状 (頻発):顔面腫脹(ムーンフェイス)・浮腫・痒み・紅斑・蕁麻疹など
- 消化器症状 (少ない):下痢など
・ワクチンアレルギーの予防・対処法
体調が悪い時は接種しないこと、ワクチンの種類を変える(8から5種混合へ)、接種前に抗アレルギー薬を投与する(抗ヒスタミン剤など)
引用元: なえむら動物クリニック(大阪府大阪狭山市)獣医師:苗村 智水

・ワクチンの副作用について
- アレルギー反応  混合ワクチンを接種してから48時間以内に起こることが多く、普通、顔が腫れたり、身体に発疹ができたりします。
- アナフィラキシ−ショック  アレルギーの中で最も重い症状で、急速に血圧が低下し、呼吸困難、嘔吐、失神などが起こることがあります。最悪の場合は死に至る
引用元: ざわざわ森ペットクリニック(北海道岩見沢市)獣医師:工藤 潤

*2
・ワクチンには10万件に1件ほどの割合でワクチン接種部位に線維肉腫という悪性度の非常に高い腫瘍が出来てしまうという副反応があります。
引用元: 赤羽ペットクリニック(東京都北区)獣医師:岡ア 昭彦

混合ワクチン接種前、抗アレルギー剤で副作用なし

コラン さん

うちの犬(Mシュナウザー)も2回目の混合ワクチン(8種)で、アレルギー症状(顔面の腫れ、呼吸異常、湿疹など)が出ました。
混合5種へ変更も考えましたが、山・川へ外出が多いのが理由で、混合8種の接種を獣医師から勧められます。

よって、翌年からはワクチン前日に抗アレルギーの飲み薬(または注射)、当日は抗アレルギー注射をしてから混合ワクチン接種をしています。料金はワクチン接種のみと同じ金額です。(※料金は病院によって違うと思うので、ご確認を) 混合ワクチン接種の料金はいくらでした?

抗アレルギー剤のおかげで、それ以降ワクチン・アレルギーの症状や副作用が発症しません。現在は6歳です。
狂犬病予防接種はアレルギーが出ることが少ないと聞きしたが、初回は念のため抗アレルギー注射と一緒に接種しました。
信頼する先生と、よく相談をされてから接種されると良いです。

混合ワクチンの副作用を調べる

赤いプードル さん

犬に混合ワクチンを注射したときの副作用について、農林水産省がサイトで情報公開しています。
どの薬を投与し、どのような副作用があり、対応とどう処置したか、犬種や年齢まであるので参考になります。
接種した混合ワクチンの薬品名が何か不明な場合、担当した獣医師に確認します。

【混合ワクチン 主な薬品名】

地域によって必要な予防接種のタイプが変わる

ナナ さん

アレルギー症状が出るのは危険ですが、アレルギーへの対処は、先ず安静にして様子を見る。
次に薬を使用する手順です。

8種混合ワクチンは、どこの病院でどの獣医さんで接種しても、ワクチンの中身は同じです。
アレルギー症状が重いのならば、次回は負担の少ない5種混合にしてみるなど、獣医さんと良く相談をお勧めします。
地域によって必要な予防接種のタイプが変わるので、何種のワクチンにするか?どのタイプを選択するか獣医さんと相談してください。犬の混合ワクチン、種類や何種がいいのか選び方

5種以下の混合ワクチンへ変更

ごろー さん

まず、犬に混合ワクチンを接種する前提条件として

混合ワクチンは、法律的な接種義務はありません。
8種混合でアレルギー症状が出る犬の多くは、レプトスピラワクチンに反応している場合が多いので、レプトスピラワクチンの入っていない5種以下の混合ワクチンへ変更したら副作用も発症ない。接種後の健康も大丈夫という症例も、少なくないです。

牧場や自然に近い環境で、多数の動物と一緒に生活しネズミも通る不衛生な場所ですごす犬なら、必要度は高いです。 一方で、都内の室内飼いで、アスファルト道路上しか歩かない犬ならば、レプトスピラの必要はかなり低いです。

また、予防接種は午前中に受け、異常がでたらすぐに受診できる準備するのがよいですね。
家畜専門の獣医師だから、ペット専門の動物病院だから、というのではなく、質問主さんの疑問や不安にしっかり納得できるまで答える方が信頼できる獣医さんです。

混合ワクチンでは副作用なし、狂犬病ワクチンはあり

ノルママ さん

我が家の犬(チワワ 1.7キロ)は、5種混合ワクチンを打っています。
混合ワクチンで副作用は発症しないですが、狂犬病ワクチンの注射後は、元気がなくなり、震えたり、一日くらいボーっとしています。狂犬病ワクチンの副作用と症状、発症する時間

副作用のあと、家で様子を注視しています。が、恐いので必ずワクチンを打つときは、平日の午前中早めに連れて行きます。そしてワクチン接種後、15分ほどは病院の待合室で様子をみます。

また、例年は大丈夫でも、今年から急にアレルギーが出る事例もあります。
過度な心配をする必要はないですが、何か起こったときにすぐに対処できるよう、ワクチン副作用を軽く考えないでください。

Re: 混合ワクチン接種、副作用の症状と処置

まーくん さん

混合ワクチンの副作用、いろいろ勉強になりました。
午前中の注射と、アレルギーの事を事前に獣医に相談するを実行します。
アレルギー発症が初めてで、右往左往しています・・・ありがとうございました。