ペコがある子犬、飼うリスクと注意点は何でしょうか？
犬を飼うのが初心者でも、ペコの犬を飼っても大丈夫でしょうか？
【状況と今の対処】
子犬(Mix犬 チワワｘトイプードル 3ヵ月 600グラム)の購入を考えてますが、「※ペコあり」と注記があります。
頭蓋骨が開くペコについて、購入先ブリーダーに質問すると。
獣医の診察結果「食欲あり。元気。心音異常なし。ペコは残る可能性も。が、大丈夫。」と。
ただ、気になるのが、もう1つあります。
左目が斜視なのか、黒目が外を向いている気がします。
犬を飼うのが初めて、初心者がペコあり子犬を飼えるのか。飼っても大丈夫でしょうか？
小型犬や頭の骨が小さい犬は、生後数カ月まで頭蓋骨が開くペコ（大泉門開存）が多いです。
1ヶ所でなく、2ヶ所以上の複数ペコがある犬もいます。また小さなペコ「小ペコ」という名称を使う人もいますが、何を持って小さいか明確な基準はありません。
ペコは、子犬が成長すると閉じる犬もいれば、そのまま開いた状態の犬もいます。
質問主さんが購入を検討する子犬、成犬になったらペコがどうなるか誰にも分かりません。
ペコのリスクを列挙しますが、ペコがあるから何かの病気や障害が発症するわけでもありません。元気いっぱいで、（飼主が注意しても）ジャンプし頭をぶつけても何の問題もない犬もいます。ペコでも13歳までほぼ病気なし、老衰で亡くなったチワワもいます。
【ペコがある犬のリスク】
- 水頭症
- 虚弱体質
- 低血糖症
- ストレス耐性が低い
- 頭部の衝撃に弱い、軽度の打撲も致命傷になる事がある
獣医師の健康診断書を取り寄せ、いま健康上の問題がなければ、ペット保険の加入も検討するといいかも。ペコを理由に、ペット保険の加入を断れることはないはず（保険会社の規約や条件に変更がなければ・・）です。ペット保険の選び方
ペコの子は、他の子犬より割安な価格設定をみかけます。
犬を入手するさい生体代を気にする方が多いですが、犬の病気や怪我には、多くの出費と時間を負担すること忘れずに。 犬を飼う初期費用、1年間にかかる料金と必要リスト
子犬にペコがあっても成長すると、頭蓋骨のすき間がふさがる子、すき間が開いていても大丈夫な子も多いです。
一方で、のちに色々問題が出る可能性もあります。
水頭症だったり、物理的に頭部が弱かったりと心配はあります。
また、斜視は、チワワやパグの犬種は、結構多いです。
多くの子は健康に問題なく、視力が弱いこともない。が、中にはペコとも関係し、重い水頭症は目が飛び出したり、視線が定まらない子がいるのも事実です。
ペコあり子犬を飼うリスクについて、ご自身がブリーダーの元で子犬を直接見て決める。
リスクをきちんと話してくれるブリーダーから、譲ってもらうのがベストです。犬の犬舎ブリーダー 全国リスト
超小型犬は「可愛い」と人気ですが、本来は「異常」の範疇です。
サイズは犬種のスタンダードからも外れ、虚弱体質の確率も増えます。
「普通よりも小さい」をアピールするブリーダーは、より小さい犬・超小型犬を繁殖しお金を儲けが目的の方もいます。
母体が小さいほど出産は大変で、母犬に大きな負担があります。それでもより小さいメス犬を繁殖犬に選び、子犬を一匹でも多くとろうとしたり。。。
もちろん、超小型犬を提供する全部のブリーダーが該当しませんが。
ペコがある犬を飼うのであれば、ブリーダーさん宅を訪ね、血縁関係がある犬をチェックしましょう。
母犬、父犬、兄弟犬、親戚犬、性格や体調面など確認しましょう。
その子達が幸せそうで、清潔な部屋に住んでいるか。
デメリットについても説明してくれるか。
全ての質問に「大丈夫ですよ」と答えるブリーダーは信用できません。
質問主さんが、犬の知識と情報を得て、これから10年以上この犬と生活できるのか、ブリーダーは信頼できそうな人か、自分の目で見て見極めてください。子犬の購入、対面したら確認・注意すること
ご返答ありがとうございます。
購入先ブリーダーに子犬について、もっと詳しく尋ねてみます。
あの後、
「”副交配”で生まれた子犬です。ペコは残るかどうか、成長しないとわかりません。保障については半年みてますが、病気等の予想は判りかねます。」とメールがきました。
何度調べても”副交配”の意味が分かりません。
もし、ご存知でしたらご返答頂けないでしょうか？
副交配とは、ブリーダーが意図しない交配から生まれた子犬です。要はブリーダーの管理ミスで、不意に出来た子犬です。
純血種同士で交配するはずだったのに、手違いやミスで違う種が交配した結果、産まれた子犬と言う感じでしょうか。。。
昨今、ミックスはブームで計画し交配します。
が、一昔前、副交配の子犬は値段的にも安価でした。犬の飼い方 - 初めての準備チェック・リスト
ご返答ありがとうございます。
自分も犬も一緒に楽しく生活することを前提とし、飼い始めた犬の一生を面倒見ることが私の責任と思います。
が、今回の件では、不安が生じ子犬の受け入れが難しいと、感じてます。
いろいろなアドバイスを頂いて感謝しております。ありがとうございました。