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先住犬との問題で... セロリ さん

皆さん始めまして。セロリと申します。
犬を飼いはじめてまだ日が浅い私ですが、今日とてもショックなことがあり、途方にくれています。
どなたか相談にのって頂けないでしょうか...。

私は11ヶ月になる雌のコーギーを飼っているのですが、昼間仕事で家を留守にしていることもあって遊び相手がいたほうがいいかなと思い、先々月、2ヶ月の雄のコーギーを仲間入りさせました。雄の身体のために1ヶ月間離れたところで暮らさせ、やっと先月(同じ部屋へ)同居となりました。かなり喧嘩はしていましたが、そうひどいものでは無く、段々慣れていくよね...と楽観していました。

ところが、ここ数日留守にしている間に争うことが多くなったようで、まだ小さい雄のほうにかすり傷程度ですが血を流している所が見られるようになりました。そして今日、帰ってみると雄が首にとても深い、深い傷を負っていました。今晩は病院で様子を見るそうですが、手術をしなければならないかも知れないそうです...。

私が見ている時はほとんど喧嘩もしなくなってきていた矢先だったので本当にショックでした。大きな雌は普段は甘えん坊でおとなしい子です。むしろ雄のほうが気が強いほうで、雌が雄を怪我させるとはまったく思ってもいませんでした...。ゆくゆくはお婿さんにとも思っていたのですが...。

これから、この2匹を一緒に飼っていくことはできるのでしょうか。また、仲良く暮らさせる方法はないでしょうか...。それとも...。

Q&A集は拝見させて頂いたのですが、前に質問されていた方の場合よりも私の犬達の喧嘩の度合いがとてもひどい為、不安で質問させて頂きました。同じようなことをお聞きして申し訳ありませんでした。どなたかお教え頂けると幸いです。どうかよろしくお願いします。乱文を長々と申し訳ありませんでした。

RE:先住犬との問題で... シャルウイダンス さん

こんにちは・・・

犬はさほど心配なくお互い仲良くなるものと思っている方が多いようですね。
しかし、人間同様に「相性」というものが当然あります。また、人間のおとななら嫌い
な相手とも上手くカモフラージュしておつきあいするということがあります。
でも、子供はしょうじきなもので、いやなものはイヤと態度に出します。
犬も子供と同じで、お世辞や駆け引きなどはしません。

動物の本能として異性に寛大、同性に厳しく、牡は牝に従う・・・しかし、これも自然界の
ことであって、改良された現在の犬たちにはどうも当てはまらなくなってきて
いるようです。それは、人間と一つ屋根の下に暮らすようになって変化してしまったことかも知れません・・・。
それは、犬が自分は犬だと思っていないということなんですね。

ご愛犬(牝)もおそらく、アナタとの生活のリズムが身に付き、そこに割り込
んだ牡犬を邪魔者と思ったのではないでしょうか。

ひとりでお留守番をしてかわいそうだから牝犬のために飼ったと思わずに、二頭の犬をアナタが飼育す
るのだという気持ちになるといいと思います。

当然ケージに入れるなり、部屋を変えるなり工夫は必要ですね。
牡はいじめられていると、いざという時に交配できなくなります。
もしかしたら、牡がもう少し成長して、身体が大きくなり、自信がついてくる
と、改善されるかも知れません。
それまでは、飼育法を考え、アナタの見ている時だけ少しずつ接触させていく方が
宜しいように思います。

犬の飼育は山あり谷ありです。人間の思うようにいかないこともあります。でも、人間は「考える・工夫する」
ことができます。
あまり心配顔しないで、ドーーーンと、大らかな気持ちでご愛犬に接してください。頑張ってね!!

RE:先住犬との問題で... セロリ さん

>シャルウイダンスさん

お返事本当にありがとうございました。
とてもお心のこもったアドバイスを頂き、感謝しております。

とりあえず先住犬をたてるようにはしてきたつもりだった
のですが、おっしゃる通り、犬同士の相性などほとんど考
えておらず、もう少しちゃんと見ていてあげていれば...
と悔やんでおります。

お教え頂いたように、しばらく雄はゲージに入れて離して
暮らさせてみようと思っています。今度はじっくりと気長に、
2匹の仲を見守っていこうと思います。

おかげさまで怪我をした雄は今日病院から戻って来ました。
幸い手術はせずに済み、内出血していた顔のハレも小さくな
り、少しほっとしています。

病院から帰ってきて、無邪気になめ合う2匹を見ていると
いつか必ず仲良くなってくれると希望が湧いて来ました。
今回の事で雄は傷ついてしまいましたが、私の犬達への
接し方も再確認させられ、その意味では収穫もあったと
思います。これを機に犬達とより良い関係を築いていき
たいと思います。

今回は本当にありがとうございました。