子犬の噛み癖がひどく困っています。
噛むのを直す方法、噛むのはいつまで続くのか、子犬の噛み癖の対処について教えてください。

【状況と今の対処】

生後2ヶ月半の子犬（ポメラニアン オス）を飼っています。
我が家に来た当初、噛まなかったのですが、一週間ぐらい経つとひどく噛みます。

噛み癖への対処方法として、噛んできたら指を舌の奥まで突っ込みます。
しばらく噛まなくなり、犬の口元に指を持っていき噛まないなら「いい子〜いい子〜」と褒めます。
ところが、最近になり私の手を見たら、唸ります。首と身体を床に抑え込み「きゃんきゃん」いうまで離しません。
このような躾のやり方でいいのか不安です。

私も3ヶ月のポメラニアンを飼い始めたばかりです(^^)　
子犬の噛む状況が、かなり似ていたのでびっくり！
私の場合は、子犬が噛んできたら、2つのやり方で対処しています。

1. 低い声で「No!!!」と言う
2. 遊びを中断し、部屋から出ていく

この2つの方法で、強く噛まれるのはありませんよ☆
手を見て唸らせないようにするのは、ご褒美のおやつとか餌を手から与えるのはどうでしょうか？

相手は2ヶ月すぎの子犬です。
子犬が遊びながら興奮し、少し強く噛んでしまうことは多々あります。

今回の症状は、子犬の甘噛みです。
甘噛みの延長で噛んだら、飼主の手が喉の奥まで突っ込まれ、苦しい思いをした。体罰と勘違いし、手を怖がるのも当然です。
今、飼主さんに必要なのは、噛む子犬について適切な情報と、あせらないです。

1. 甘噛み対策： 子犬の甘噛み、止めさせるシツケのコツ
2. 噛み癖の対処：犬の噛みグセを治す、教えるコツと原因

2ヶ月や3ヶ月の子犬は、兄弟犬や母犬と過ごして、噛んだりじゃれたり他者とのコミュニケーション・社会化を学ぶ時期です。子犬の社会化、時期や注意点、効果的なことは？

飼主の手を見て、子犬がうなる現状は、明らかにやり過ぎです。
飼主さんの『シツケしないと！』の気持ちも理解できますが、もう少し気を楽にして接しましょう。

子犬が噛む理由で多いのが2つです。

• 甘噛みで遊んでいるつもりが、強く噛んでしまう
• 乳歯が抜け始め、歯がムズムズし噛む

子犬の歯は、生後4〜5ヶ月くらいから抜けはじめ、約7ヶ月〜1歳で全ての歯が永久歯に変わります。
子犬がいつまで噛むか、（個体差がありますが）時期的に歯が乳歯から永久歯に生え変われば、噛むのを止めるイヌは多いです。

うちの犬（Mダックス）に生後4ヶ月ころ、よく噛まれました。ダメ！イケナイ！、部屋から立ち去っても、すぐには理解してもらえませんでした。 特別なシツケをしたわけではないですが、6ヶ月ぐらいから噛む回数が減り、8ヶ月過ぎから噛むのが止まりました。

子犬には噛んで遊ぶのが楽しい時期でもあります。
何回も噛んできたときの対策として、引っ張り遊びをしました。犬と引っ張り遊び、シツケとして良か悪か？止めた方がいい？
タオルをしばり引っ張りこして遊ぶと、遊びの欲求と運動不足が解消されます。

引っ張り遊びには反対意見もありますが、うちの犬には余ったエネルギーとストレス発散になり、良い効果がありました。
噛んで良し長持ちするオモチャとして、コングに餌をつめて与えました。コングを長持ちさせる方法、正しい入れ方とオススメ食材

子犬にもいろいろな性格があります。
怖がりの子・慎重派・めげない子・猪突猛進の子、1つのしつけ方法が全ての犬に有効ではない。性格にあった対処方法が重要です。

【子犬の性格別、噛んだ時の対処方法】

1怖がり・びびりな性格

噛まれた時に「イタイッ」と甲高い声で言い、飼い主が遊びを止めるだけで理解する。大きな声、押さえつけると、萎縮する。
怖がり性格な犬には、ダメと叱るより、噛みつかれたらすかさず「噛んでもよいオモチャ」を差し出す。興味を持つように動かして、それを噛みだしたら褒める。 噛んで良い物と、ダメなものを見分けさせる。 犬が怖がりな性格、びびり克服する方法

2元気いっぱい、叱られてもめげない犬

遊びながら、毎日、服従動作(ひっくり返ってお腹を見せる)や服従訓練をして、犬よりも飼い主がエライを認識させる。噛んだたら、ケージに閉じ込めて無視する。ひっくり返して押さえつける等の少々強気のしつけも有効。犬の無視、やり方は？時間はどれぐらい？

子犬の噛み癖がひどい。
家のポメラニアンが、子犬の頃と全く同じです。噛みつき対策にあらゆることを試しました。
「時期がきて8ヶ月ぐらいで、甘噛みは直るよ」と。期待しましたが、直らず・・・。

これが甘噛み？腕まで傷だらけ。当時の犬は、ダメを全く理解できませんでした。
この犬が噛まなくなったきっかけは、警察犬訓練士のやり方「服従姿勢」です。

【噛む子犬に服従姿勢】

1. 短いリードを付ける
2. 犬が興奮し噛んできたら、リードを持って犬を回転させひっくり返す

ひっくり返すときのコツは、リードを下に引きます。犬の頭を軸にし、くるりと返す感じです。
相手の力を利用して投げる、柔道の背負い投げや回転技と似た感覚です。 なお、リードを上に持ち上げると、犬の首が締まるので注意です。

犬の体が回転し、最初は力がいるので体罰と勘違いされます。が、コツを覚えれば、リードを引き素早くさっと回転できます。
駄目なことは駄目と教えるのに、犬それぞれの教え方があります。犬の服従訓練、効果的なやり方やコツ

犬に噛まれ続け、育児ノイローゼな気持ちでした。
が、今の犬は全く噛みません。あせらず長い目で見てあげて下さいね。