犬の怖がりな性格、治す方法。
ビビリを克服する方法、臆病な犬の治し方・怯えたときの対処方法。
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質問:犬がビビリな性格、怖がりを治す方法(回答数 5件)
【状況と今の対処】 質問者:米ママ さん
ポメラニアン(1歳4ヶ月、オス、去勢済み)が子犬の頃から、気が弱くビビリです。
最近、さらに臆病で恐怖心が酷いです。
車の音、鳥の鳴き声、ぶつかった衝突音、袋を破く破裂音にさえ『ビクッ』とビビリな性格です。
ちょっとした物音でも、飛び上がり怯え驚き、尻尾を丸め震えます。声をかけても、ガクガク震えが止まりません。犬の恐怖心を取り除く方法はありますか?
犬の怖がり、ビビりをなおす対策
回答者:チワワ飼いの犬球 さん
まず、犬の怖がる様子、仕草、行動を把握します。
犬が恐怖となる対象を取り除く、早めに飼い主が対処します。
犬が怖がる仕草、行動、症状
- 震える
- 尻尾が下がる、たれる、隠す
- 耳が寝る、耳がたれる
- 呼吸困難、荒い息
- 吠える
- よだれ
- 嘔吐
- 目が泳ぐ
- 逃避行動・脱走・逃げる・隠れる
- おもらし(尿失禁・脱糞)
- 歩行困難
人間同様に恐怖症の克服は、難しい課題です。
一方で、簡単に慣れて治る事例もあるので、恐怖症対策を実行し、飼い犬の様子を観察し対処してください。*1
犬のびびり怖がりな性格、治し方と対策方法
- 1恐怖・不安の原因から離れる、取り除く
- 恐怖・不安の原因となる物や音から、離れたり・対象物を取り除く。防御できる場所があれば、犬の怯えは治まります。
外飼いなら、家にいれる。室内外は、部屋の静かな場所へケージを移動する。ハウスを毛布や防音材で囲むなど。 - 2無視する
- 犬がどんなに怯えても、飼主は無視を続けます。
怖がる犬を見ない、ふれない、かまわない。声かけもNGです。びびり震える犬に飼主が対応すると、犬の気持ち『怖がれば、飼主が優しくなる!もっと怯えても大丈夫!』と勘違いする恐れがあります。犬の無視、やり方は?時間はどれぐらい? - 3苦手な環境に慣れる、社会化の訓練
- 犬が苦手な音を何回も聞かせる。または、犬を街に連れ出し、いろいろな音にふれる社会化トレーニングを実施する。 子犬の社会化、時期や注意点、効果的なことは?
- 4基本的なシツケ・服従トレーニング
- 恐怖でパニックになっても、飼主のコマンド(まて、つけ、ふせ等)に従う(服従する)トレーニング。
コマンドに応じ、成功したら褒めるを繰りかえす。飼主のそばで安心感をあたえる。 犬の服従訓練、効果的なやり方 - 5投薬による治療
- 過度の恐怖から精神を落ち着かせる薬を投薬します。動物病院で入手します。通販やネット販売はありません。
使用方法は獣医師にご相談ください。
怖がりな犬、飼い主の注意点
怖がりな犬の飼い主が注意してほしいのは、脱走による迷子です。
強烈な不安に襲われ、犬がパニック発作になります。
突如、激しい行動になるので、日頃の対応では力負けします。急な落雷、大きな花火の爆発音に、驚きパニックで犬が脱走し、行方不明になる事件が毎年あります。
マイクロチップ装着、簡単に外へ出れない、外飼いは係留箇所を見直す等、迷子犬にならない対策を必要以上に検討してください。
*1 恐怖・不安に関連する問題行動
- 治療方法
・環境調節:飼い主と犬の絆の構築(家庭内における明確なルール作り,体罰や叱責の禁止),アニマルウェルフェアに基づく適正飼養(特に安心できる場所の提供),併発疾患の治療
・行動修正法:誘発刺激の回避,誘発刺激に対する系統的脱感作と拮抗条件づけ,行動分化強化,恐怖・不安反応の強化の禁止
・薬物療法:犬の分離不安の治療補助薬として,国内ではクロミカルムが認可されている。
引用元: 犬における問題行動 - 荒田明香(東京大学附属動物医療センター)
犬が怖がりな性格、びびりを克服する方法
回答者:3匹ダックスのママ さん
現在は、3匹のダックスフンドと暮らしています。
犬が怖がる対象は、水、人、音、物体など対象物は様々あります。
恐怖心、警戒心、不安、臆病、びびり、危険がいっぱいの自然界で生き抜く本能です。
飼主として、原因や理由を知りたい、ビビリを治したい気持ち分かります。しかし変わるのは犬ではなく、怖がっている犬に対する飼主の対応方法です。
怖がっている犬を「無視」する対応もやりましたが、私がおすすめするのは「無視やシツケでビビリ性格を治す」のではなく、「優しく対応し、落ち着くのを待つ。ビビリ・恐怖心が犬から消失するのをひたすら待つ」です。
犬がビビリな性格、対処方法
- 飼主が落ち着く
- 優しい声で「大丈夫」と声をかける、犬の体を優しくなでる
- 犬が大人しく対応できたら、褒める(たまに褒美の餌もOK)
怖がり臆病を直し、克服する方法
- 環境を変える:例)防音、ハウスの設置場所を変更など
- 少しづつ触れさせ、慣れさせる:例)水、音など 犬が水を怖がり、シャンプーに怯える
環境整備、対象物を避け、少しづづ慣れさせ、犬の心境に変化を促します。
『飼主が恐怖の対象から守ってくれる』、『いつも飼主が保護してくれる』と犬が理解できれば、ビビリ克服できます。
数か月で治る犬もいれば、成長すると自然に治る犬もいます。一方でずっと怯えたままの犬もいます。
怖がりな性格は、その犬の個性として、飼主が受け入れることも大切です。
怖がりで臆病な犬、ほめて自信を与える
回答者:wanz さん怖がりで臆病な性格の犬にどう対応するか、飼い主の考え方と対処方法です。
犬が臆病な性格、考え方と対策
- 1怖がりの性格、犬の個性
- 犬が怖がりの性格は、先天的な「犬の個性」と認知すれば、楽になりますよ。
生活していて、どんどん新しい音など刺激に触れ、それが自分に危害を加えるものではないと、ビビリな犬が安全安心を学習するまで、時間が必要です。
学習の過程で、怖がったり、警戒したり、不安を覚えたり、臆病で震えたり・・・性格や恐怖の度合いによって、表現方法はさまざまです。ある一定の期間、音や刺激に触れていると、だんだんと「これは大丈夫」と犬が学習します。
びびり犬の対策は、飼い主がこの学習をサポートする行動を日々実行します。 - 2犬が怖がったら、飼い主の対応
- 犬が警戒するような音がしたら、まずは飼い主が見に行く。窓や外を確認して、犬をリラックスさせ「大丈夫だよ」と言います。
そして、犬に「おすわり」や「待て」のコマンドを与え、ごほうびを一つあげます。日々これの繰り返しです。犬「おすわり」できない、教え方とトレーニング方法
犬は外の様子、飼主の態度、その時の状況から「この音は、自分に危険や不利益はない」と判断します。下手に飼主が騒いだり、焦ったり、犬の様子を気にすると逆効果です。犬に待ての教え方 - 3日頃の対策、犬を褒める
- ビビリな犬に大切なことは、日頃から犬を褒め続けます。
褒めるきっかけは、簡単な芸やトリックで大丈夫です。犬に可愛い芸の教え方、種類とトリック技のコツ
飼主が犬を褒めると、犬に自信を与え、飼い主への信頼が向上します。犬と信頼関係をつくる方法、良いパートナーになる
恐怖心の治し方、飼主が根気よく付き合う
回答者:hira さん
怖がりな犬は、過去に怖い体験をしたのでしょうね。。。
一度記憶された恐怖、犬に忘れさせるのは難しいです。
しかし、恐怖の対象から犬の気をそらせる、刺激の強さを弱くし我慢できるようになる、そして、最終的には気にしなくなる。
でも、そんな簡単にできるものじゃなくて、恐怖心の治し方は、飼主が根気よく何ヶ月も犬と付き合う気持ちで取り組みます。
犬の恐怖心、治し方
- 1安心できる環境つくり
- 犬が普段すごすスペースやトイレを、外の音が届きにくい場所へ移設します。
また、今までハウス(クレート)を使ってないなら、これを機会にハウス・トレーニングをします。犬が安心して休めるスペースを提供し、トレーニングをします。 クレート・トレーニングのやり方 - 2室内で遊ぶ
- 外の環境が騒がしいとき(大きな音がなる時間、車が良く通る時間など)、室内の安全な場所で犬と一緒に遊ぶ。音が鳴っていても、楽しい遊びに夢中になる。
遊びは、コングやオモチャを効果的に使用します。コングを長持ちさせる方法 - 3興奮や不安をリラックス
- 興奮や不安になったペットをリラックスさせる効果があるものとして「バッチフラワーレメディー」があります。
精神的な面に働きかけ、ペットの心と体を癒したりバランスを回復させたりする自然療法です。薬ではないので効果の出方にはそれぞれ違いがあります。
犬の恐怖心を取り除く、記憶の上書き
回答者:てつ さん
嫌なことを忘れる機能は、社会が複雑な人間特有とも言われています。
一方で、犬は怖い経験や不安を「なかったこと」と忘れ去ったり、記憶のリメークができません。
しかし、犬の記憶を「上書き」は可能です。
つまり、恐怖心を取り除くに注力するのではなく、状況に応じ犬に新しい記憶「楽しい経験」を上書きを続けます。
この妨げになるのは、飼主の思いこみです。
多くの犬が、飼主の緊張を察し『また良くないことが起こる!』とさらに恐怖心の「上書き」を重ねます。
犬の「怖い」感情、弱い刺激でトレーニング
- 1やり方
- 犬が怖がる現象や対象物に、弱い刺激を何度も経験し慣らします。
そのさい、飼主は犬のそばにいて、犬がどんな反応をしても、落ち着つき楽しそうな表情で静かに受け止めます。 - 2怖がり犬を治した経験談
- 我が家は、夏の花火大会の打ち上げ場の近くで、当日は大きな音と振動があります。
花火の大きな音に、犬が震え怯える様子を見え「この犬は花火が怖い」と同情した飼主の犬は、ずっと「花火を怖がる犬」のままです。
我が家の犬、初の花火大会で大パニックを起こす。
その夏、何回も犬を連れ各地の花火祭りを訪問しました。
花火会場から遠く離れた場所で、大丈夫のかけ声と笑顔で、少しづつ音や振動の元に犬と一緒に近づいて行きました。
何度もくり返した結果、犬の花火への恐怖心は治りました。翌年から花火大会が始まると『またドンドン花火が始まったか〜』」とうっすら目を開け、その後は静かに寝てます。犬が花火の音を怖がる、恐怖を克服する方法
弱い刺激から、犬に慣らすトレーニングも有効です。
犬に我慢を強制したり、気を逸らす、避けてばかりでは、根本解決になりません。ぜひご参考に。
Re:犬が怖がりな性格、びびり克服する方法
質問者:米ママ さん
丁寧な回答をありがとうございます。
「怯える犬に大丈夫と言い過ぎると、恐怖や不安感を連想させる」と注意書きがあり、声かけを止めてました。
どれが自分のワンコに合うか、口調や態度を変えながら教え、褒めて対処します。