犬に芸を教えたいです。
初心者から上級向けまで、芸の種類は何種類あるのですか？ 技とトリックのやり方を教えてください。

【状況と今の対処】

うちの子犬(チャイニーズ・クレステッド・ドッグ)に、可愛くて楽しい芸を教えたいです。
犬ができるトリック技や芸に、どんな種類があるのか、一覧リストが欲しいです。お手、おかわり、お座り...など基本以外で、犬の芸には何がありますか？

初めての犬でも簡単な技、すぐ出来る芸、訓練が必要な難しい芸まで、各種類の教え方、トリックや芸のコツを教えください。

犬の芸の種類は、数多くあります。
基本的で可愛い芸（トリック）12選、教える注意点、教え方のコツを紹介します。

【犬の芸、種類と教え方】

1トリックの種類・一覧（日本語と英語）

1. まて (Stay)　犬に待ての教え方
2. ついて (Heel)　犬にツイテ（付け）を教える、初心者もできるコツ
3. 座れ (Sit)　犬がお座りできない、基本的な教え方と練習の方法
4. ふせ (Down)　ふせの教え方と簡単なコツ
5. おいで (Come) 呼び戻し（来い）ができない犬の簡単しつけ
6. 持って来い (Go fetch)　持ってこいの訓練方法と教え方
7. 出せ・放せ (Out)　犬に「放せ（アウト）」の教え方
8. ハウス (House)　クレート・トレーニングのやり方、ハウスやケージが好きになる方法
9. 下がれ (Back)　犬の芸「後ろに下がる（バック）」の教え方
10. キス (Kiss)　犬が人の口を舐めるのは良くない？やめさせる？
11. ほふく前進 (Crawling)　犬にほふく前進の教え方
12. ボールのキャッチ (Catch a ball)　犬とボールの遊び方〜初心者から応用まで

2教える注意点

犬に芸を教える注意点は、先ず、飼主が犬と一緒に遊ぶ楽しむこと。
飼主が楽しめれば、子犬も喜びを感じ、真剣に練習に取り組みます。

3教え方のコツ

いくつかの種類を教えるコツは、出来ない芸やトリックについて、何度も挑戦すること。そして、無理と判断したら、スパッとあきらめることも肝心です。

芸をする犬の動画を見ると、参考になります。
見て面白い芸、見てすごい技を披露している犬の動画を２つ紹介します。

先ずは、3ヵ月の子犬が14種類（1 まてStay、2 おいで Come、3 おすわり Sit、4 ふせ Down、5 あたまを下げ Head Down、6 立てStand Up、7 バーン! Bang!、8 おて Shake Right、9 まわれ Spin、10 上がれUp、11 ハイタッチ High Touch、12 ごろん Roll Over、13 拾うなLeave It、14 お願い Beg）の芸を披露しています。

2本目の動画は、犬ができる芸が53種類もあります。
主な芸のリスト（11.おじぎ Bow、12.ロール Roll over、13.くぐれ Crawl、14.ジャンプ Jump、18.ハイタッチ High Five、26.抱っこ（右手に乗る）、29.さわって Touch、32.ペロン（舌を出す）、35.アイコンタクト・なでなで Watch me、38.オフ Off、39.空中キャッチ Catch エサキャッチ Catch、46.ジグザグウイーブ Leg weaving、48.８の字 Figure ８ leg weaving、51.物を中心にまわる、53.舌鳴らしで呼び戻し）

犬もスゴイですが、教え込んだ飼主さんにスゴイの一言です（笑）

犬に教える簡単な技で、私がお薦めするトリックは、”マワレ”と”八の字くぐり”です。

1「マワレ」の教え方

おやつを一粒指に持って、犬の鼻先にちらつかせ、そのまま時計回りに誘導します。
回ったらおやつをあげます。同様に逆回転も教えられます。

2「八の字くぐり」の教え方

1. 飼主は両手におやつを持ち、犬を飼主の左側に座らせる。
2. 飼主の右手に持ったおやつを、人の右足の後ろから犬に見せる。犬の視線がおやつへ向き、犬が股をくぐるように誘導します。
3. 犬は飼主の右足を周る。次は左手のおやつを、左足の後ろから犬に見せつかせ、再び股をくぐらせます。
4. 犬が飼主の左側に戻ったら、褒めておやつをあげます。

慣れてきたら、おやつはなし指だけで誘導できますよ(^^)
八の字くぐりができれば、スラローム（人の歩みに合わせて股をくぐる技）も簡単に出来ます。

犬の芸って、犬と遊びの一種です。
普段の犬との生活・遊びの中で、自然に教えるのがトリック成功のコツですよ。

犬の好きなこと、得意なこと、癖を芸にすると、苦労なく教えられます。子犬と遊びの延長で教えます。
うちの犬たちが出来る芸の一覧です。

• 持って来い
• キャッチ（投げた物を空中でキャッチ）
• スピーク（指示で吠える）
• 股くぐり
• 抱っこ
• 足跳び（飼い主の足を跳ぶ）
• ゴロン（地面で一回転する）
• 連れてきて（同居の犬を連れて来る）

偶然できた芸やトリックもあります。
１つ１つ教えるより、遊びの中で自然にできるようになったものが多いです。

皆さん詳しくありがとうございます。
できれば「足跳び」と「抱っこ」の芸について、やり方やコツを教えてほしいです。

犬に芸「足跳び」と「抱っこ」の教え方です。

1足跳び

ジャンプが得意な犬でしたら、初めて教えても、簡単にすぐ出来るようになりますよ。

1. 飼主の片足をまっすぐ伸ばし、犬の前に出します。最初はかかとを地面につけ、低い位置で練習します。
2. 足の左側で犬を待たせ、右手におやつを持って、犬に見せる。犬がオヤツを追って、飼主の足をジャンプするよう誘導する。犬の目の前→足の上→右側とおやつを移動させる。
3. 犬が足を跳ぶ瞬間に“ジャンプ”と声を掛けます。跳び終え、成功したらおやつを与えます。
4. 成功が増えたら、おやつをやめる。指による指示や“ジャンプ”という掛け声だけにしていきます。
5. 足の高さも徐々に高くし、“ジャンプ”したときに格好良く見える高さにしていきます。

2抱っこ

「抱っこ」の合図で、犬が飼主に飛びつき、飼主が犬を抱っこします。
うちの場合、特に教えなくても、1匹は自然におぼえました。“抱っこ”と言って両手を広げると、飛びついてきます。
偶然にできたときに、褒め続けご褒美を与えると、どんどん強化されますよ。

抱っこを簡単に教えるコツは、いつも抱っこしているような場面で、直前に“抱っこ”と声を掛けて、両手を広げてから、抱っこします。
そうすると、“抱っこ”という言葉や両手を広げるジェスチャーを理解して、自分から抱かれようと飛びつくようになります。　興奮する子犬との遊び方

ありがとうございます。
今からいろいろ芸やトリックにチャレンジしてみます！また教えてください！