動物病院の選び方、探し方。良い獣医師を見つける方法
評判が良い動物病院はどこにある？　ベストアンサーを見る

【状況と今の対処】 質問者：白いプードル さん

動物病院の選び方、良い獣医師の見つける方法を教えてください。
来月、関西へ引越します。
初めての土地、知り合いもいません。引っ越し先には、いくつかの動物病院があります。

良い動物病院の選び方、どうやって探すのがいいでしょうか？
個人経営の〇〇動物クリニックより、総合動物病院や動物医療センターのほうがいいでしょうか？
評判が良い獣医師さんの見つけ方を教えてください。 我が家には2匹の犬（トイプードル）がいて、1匹は病院が苦手で診察へ行くのに苦労しています。

動物病院の選び方は、簡単ではないです。
人それぞれの価値観の違い、獣医師と飼い主の相性、また獣医師とペットの相性もあり、点数化やランキングもできません。
良い動物病院の見つけ方、何を目安にするか、どこに重点を置くかチェック項目を列挙します。

1獣医師とスタッフ

対応する獣医師、動物看護士、病院スタッフの人が最も大事です。
飼い主と獣医師。犬と獣医師。飼い主と動物看護士さん。犬と動物看護士さん。相性の問題があります。
どんなに施術が上手くても、説明が下手でわからない、話しがかみ合わない、こちらの話しを聞いてくれない。ストレスがたまり、不安や不満が解消されません。
また、大きな病院では担当医が頻繁に変わり、戸惑うことも。

2料金、診察費用

動物病院の料金は、病院が自由に設定できます。
同じ治療や検査をしても、病院によって差があります。全施術費用を平均額の設定にしている病院もあれば、健康診断やワクチン接種は料金を安く抑え手術費は高めの設定にする病院もあります。
動物病院の考え方、経営判断によって料金が決まります。

3場所

自宅からの距離・近さ。
突然の病気や怪我で緊急な処置が必要な場合、すぐ行ける即対応できる。
公共交通機関の利便性、専用駐車場の有無、近所のコインパークなどもあると良し。

4緊急の対応

突然の病気、怪我、容体の変化に、24時間対応できるか。
寝たきり等で通院が難しい場合、往診対応できるか。

5設備・検査器材

レントゲンやエコー検査や血液検査だけでなく、体内を撮影し調べるＭＲＩ検査やＣＴ検査の装置がある。 ICU（集中治療室）を備える病院もある。

6衛生状態

病院内の衛生状態を確認する。
建物が新しいか古いかではなく、診察室、待合室、受付、トイレなど綺麗に整頓されている。
また、ペットの臭い対策は？病院へ入ったら、嫌なペット臭がしないか？
衛生的な病院は、脱臭機や空気清浄機で、ペット臭を消臭している。　犬臭い部屋、匂いの種類別３つの消臭対策

7ペット保険の対応

ペット保険の対応、診断書作成の料金は？
ペット保険会社に保険金を請求するさい、領収書や診断書など何が必要か、そして書類発行の手数料を確認する。 ペット保険どこがいい？選び方 17社の比較一覧リスト
また、ペット保険会社によって、保険金の支払い方法に「窓口精算」と「後日精算」がある。 利用する動物病院が「窓口精算」対応か、ペット保険会社のサイトや動物病院に確認する。

8クチコミとネット評判

ネットでのクチコミや評価は参考程度にする。
ネットのクチコミは、クチコミを代行する悪徳業者もいて、書き込みの内容が本物か偽物か判断が難しい。

高度な診療機器があれば、必ず治癒できると限りません。
また、高額機械や設備を利用すれば、治療費は高額になります。
ICU（集中治療室）を使えば、1日の料金は上乗せされ請求されたり、高額治療はペット保険の補償対象から外される可能性もあります。

名称によって病院規模、サービスの違いを特定できません。
「〇〇動物病院」「〇〇動物医療センター」「〇〇動物総合病院」「〇〇動物クリニック」病院側が自由に名称を設定できます。法令で定めた明確な違いはない。

低料金で質が良い動物病院、皆さんが希望します。そのような動物病院には、多くの患者がいます。
人気がある動物病院は、予約が取りづらい、待ち時間が長いのに診察時間は短い。
有名な獣医師さんは多くの担当を受け持ち、1匹にかける時間に限りがあります。診察のあと丁寧な説明がない、看護士に丸投げ等のデメリットもあります。

飼い主が動物病院に何を求めるか、自問し確認する。
獣医師が効率よく対応すると「診察時間が短い、説明不足、頼んだ以外は診ない」と怒る方がいます。また、詳細な検査や高度な施術をすると「儲け主義、過剰診療、話しが長い」と憤る人もいます。

充分なサービスと厳密な診査が良いのか、費用対効果を重視するのか。
自分が動物病院に何を期待するか、どこまで要望するか明確にすると、より良い動物病院が見つかります。

動物病院の選び方、「目的によって通う動物病院を変える」も必要です。
最低でも２つの動物病院を選択するのがお薦めです。

1近所の動物病院

いつも何でも、気軽に相談できるかかりつけの獣医さんをもつ。
混合ワクチン接種、健康診断に利用する。

2大手の動物病院

深刻な疾病や大きな傷を負った場合、処置を受けられる総合病院を見つける。
緊急搬送の受け入れ可、24時間対応。

私が通うメインの動物病院は、車で片道１時間かかります。
時間の制約があるので、ワクチンや少々の体調不良は、近所の動物病院です。

重大な病気の場合は、多少遠くても評判・治療ともに信頼出来るメインの病院へ。
病院を1件だけにせず、用途に応じて複数あるのがお薦めです。

今まで、何件もの動物病院へ行きました。
獣医師や看護士さん、複数の方と接すると、自分が病院へ希望することの整理もできるようになります。

動物病院を選ぶ、難しいですよね。
動物病院によって料金は違います。良心的な料金、かつ良いサービスの病院は見つけにくいですよね。
私がお薦めする方法は、自分の足で動物病院の噂やクチコミを聞いて集める。

1クチコミ

散歩の途中、複数の飼い主さんに動物病院のクチコミ情報を聞く。
犬ちゃん猫ちゃんを飼われている方に、施術の様子、診察の時間、接客の対応、料金などを質問するのが一番の近道です。
5人ぐらいのクチコミを集めると、各病院の特徴や方向性がわかってきます。

2外から様子をみる

動物病院へ向かい、近くで様子をうかがう。衛生面、雰囲気を把握する。
お薦めは開業時間前の動物病院を見る。人気の動物病院は、並んでいる人がいます。通院している飼い主さんとペットの様子をみる。

3電話する

予約制、金額、緊急時の対応など、分からない点や不安な点を動物病院へ電話して聞いてみる。
多くの病院は、迷惑がらず親切丁寧に教えていただけます。
複数の質問に対する回答の仕方によって、説明の上手い下手、自分との相性が分かります。

うちでは、犬を2匹（チワワとヨーキー）飼っています。
ヨーキーの心臓が弱く、ペットショップで紹介された動物病院（ショップ系列ではない）へ通いました。

最初、診察も説明もぎこちない。病院と獣医師の先生に、何かと不安でした。
が、何度も通院すると、犬の性格、飼い主の希望も理解し、親身になって相談に応じてくれます。 今では当初の不安はまったくなし。とても信頼できる獣医さんです。

動物病院探しのコツは、あちこち動物病院を転々するより、長く通った病院のほうがいい。
先ずは、近い動物病院に行くのがおすすめです。緊急時、近くなら通いやすいのもメリットです。

良い動物病院を簡単に見分ける方法、獣医師の先生に経歴を聞くのが一番です。
卒業した研究室が臨床系で（臨床系？基礎系？と聞けば答えてもらえます）、大学病院で研修医の経験が２年以上あれば、そこそこ安心して良し。

一般の動物病院しか経験ない獣医師は何かあったとき不安なので、私は避けた方が良いと思います。
あと、テレビに出てるから本を出版しただけの理由で、動物病院を選ぶ方法はおすすめしません。

ちゃんとした診療をしようとすると、お金はどうしてもかかってしまいます。
診療費が高すぎるのは問題ですが、料金が安すぎるのもどこかでお金を浮かせるので注意してください。

動物病院選び、いろんな意見があるのでコメントします。

獣医師先生の経歴を聞くのは賛成ですが、卒業した研究室＝学生時の専攻まで聞くのは意味がないと、私は思います。
現在の獣医学部の多くは「大家畜（牛、豚、鶏）」が対象で、臨床繁殖も受胎しない乳牛の研究が多いです。臨床外科も牛や馬を対象とした授業・研究がほとんどです。

正直言って、獣医資格を取るための６年間といっても過言ではないでしょう。
それに獣医資格も結局は大家畜メインの受験問題ですから、犬猫を対象とした獣医師の知識や経験は資格を取ってから。その後の研修・経験で決まります。

東京近郊の大学（獣医学部）では、殆ど大動物は扱いません。
小動物のみと言っても過言ではない、大動物に接する機会はないでしょう。
いたどりさんのご意見は、酪農が盛んな地域の獣医大学を言われているのだと思います。

東京近郊の大学で臨床系を卒業した学生と基礎系を卒業した学生は、その時点で小動物臨床に関して非常に大きな差がついています。
なぜなら、臨床系の学生は大学病院で診察や手術の補助をしたり、過ごす時間が非常に長いからです。
この差を卒業後の数年で埋めるのは、かなり困難です。よって臨床系が非常に重要です。

もっと詳しく見分けるのであれば、大学名も参考にしますが、そこまではさすがに飼い主さんが聞いてもわからないと思ったので、書きませんでした。

担当する獣医師の先生がどれくらい勉強してかは重要ですが、これらの質問をクリアーしていると良いレベルの獣医さんを探せます。

窓口清算できるペット保険に加入しています。
動物病院選びは、ペット保険会社のサービス（窓口清算）利用可を重要視します。
別の病院を選択するさい、ペット保険会社のホームページから、窓口清算できる動物病院をチェックします。 保険金の請求方法　窓口清算とは

保険証を持って動物病院へ行けば、医療費全額から補償費を引いた額を支払うだけなので手続きが簡単です。
先日、「窓口清算」対応の違う動物病院へ行きましたが、まったく問題なく診察と治療を終え、支払いもスムーズでした。 ペット保険はいらない、やめる理由５つを確認する