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先住犬が子犬をうなり威嚇、対処方法とコツ

ソフィア さん
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新たに、子犬を飼い始めました。
来た当初から、先住犬が新入り犬(子犬)を警戒し、うなりかくします
いまにも飛びついて、噛みつきそうです。2匹の犬が仲良くなる方法はありますか?どうやった対面させるか?互いになれるまで、どれぐらいの日数がかかりますか?

【状況と今の対処】

現在、柴犬(オス10歳)とMダックスフンド(オス2ヶ月)を飼っています。
先住犬の柴は、昼間は外、夜は室内飼いです。新入りの子犬は室内にあるケージですごしています。

夜、室内に入れると、先住犬が子犬を見張り、牙をむきうなり威嚇します。噛みつかれそうな脅しに、子犬は震え、小さな声で鳴いてます。
私は、2匹の犬を離したのが良いと思うが、両親は「互いに慣れないと、仲良くなれない」と言うのです。 より良い方法、アドバイスを教えてください。

子犬にうなる先住犬、対応方法

ジュン さん

先住犬と新入り、今後、良い関係を構築するなら、暮らしを分けるのは逆効果。
一緒に過ごし、先住犬をすべて優先します。愛情かけ・声かけ、目に見える形で先住犬が優先です。

先住犬(柴犬)が子犬(ダックス)を見張るのは、不安が理由です。
飼い主は先住犬をよく観察してください。行動や表情から、不安と恐怖の信号を発しています。犬の仕草と気持ちの関連性を見直すと、先住犬の気持ちがわかります。犬の仕草と気持ち、カーミングシグナル集まとめ

【子犬にうなる先住犬、対応方法】

  1. 先住犬と新入り犬(子犬)を同じ部屋で過ごす。
  2. 子犬はケージの中にいれる。(子犬の身の安全確保)
  3. 先住犬は室内フリーで、子犬と対面する。
  4. 子犬がいるケージの前で、先住犬と遊ぶ。先住犬を可愛がる。先住犬だけ褒め、体をナデナデします。

『子犬が来ても、キミ(先住犬)への愛情は変わらない。だから安心して。一緒に新入り子犬を可愛がろうね!』と気持ちを伝えます。

子犬に対して、『よそ者が侵入してきた』または『いままで一身に受けていた飼い主の愛情を奪う敵』と誤認すると、攻撃も本気になります。
今は、後からきた子犬を、観察している段階です。
この時期に、子犬の前で先住犬を叱ったり、子犬を可愛がり保護する行動をすると、先住犬が本気に攻撃します。体格差もあるので、恐ろしい結末・・・。

また、子犬が震え怯えるのは、環境が変わり緊張が主な理由です。 犬がプルプル震える、原因と止める対処方法
相手が人間だろうと、犬だろうと、同じように子犬は震えます。環境に慣れたら、子犬の震えも止まり大丈夫ですヨ。

2匹の犬がうまくいくコツ、先住犬を可愛がる

熊 さん

私のお薦めは、先住犬と子犬を近くで一緒にします。
基本的に、対面した後、2匹はいつも同じスペースで生活します。子犬と成犬、仲良く対面させる方法
生後数ヶ月の子犬には、相性うんぬんは関係ありません。重要な点は、先住犬(柴犬)が、後入り犬(子犬)に興味があるかどうかです。

『後入り犬(ダックス)が震えて可哀相』そのような思考は止めます。
可哀相なのは、いきなり子犬と同居する先住犬です。心のケアが必要で、さらに時間をかけ可愛がるのは先住犬です。

今までの5倍は可愛いがりましょう。目にみえておおげさに先住犬(柴犬)をかわいがってください。
これが、2匹の犬がうまくいくコツです。

子犬は何しても可愛いので、何もしなくても皆が相手しくれます。 後住犬には、少しの配慮で大丈夫ですよ。
先住犬が飼い主の愛情をいっぱい感じ取ると、自分の子分(後住犬)の面倒も見るようになります。それが群れ社会ですごす犬の特性です。
群れ社会では、先住犬が後入り犬(子犬)に教育します。 犬の多頭飼いメリットとデメリット、1匹飼いとの違い

子犬に唸り、軽く噛むこともあります。
その時、飼い主がとる対応は、2匹の行動は先住犬にまかせること。
間違っても飼い主が、子犬をかばってはいけません。先住犬を叱るのは悪手です。

対策は、先住犬を優先

えーと さん

先住犬(柴犬)は室外で、後住犬(ダックス)は室内。『後住犬だけ特別扱い』と、先住犬は抵抗を感じないでしょうか・・・
10歳だと老犬ですし、先住犬の柴犬も同じ条件(室内)は無理でしょうか。
対策は、先住犬の優先ですが、難しい場合、扱いは同等にします。

本来、生後2ヶ月〜4ヶ月の子犬は、母犬に守られ安心しすごすので、他の犬を怖がるのは当然です。
犬にとって生後3ヶ月まで、社会化をはじめ多くのことを学ぶ時期です。子犬の社会化、時期や注意点、効果的なことは?
もし「先住犬=怖い」と誤って覚えると、今後、先住犬と仲良くなれない可能性が高くなります。

何をするにも先住犬が先

熊 さん

そうそう、何をするにも先住犬が優先ですよ。
なでる、声をかける、食事、ほめる、何でもです。

新入り犬が子犬のころ、先に新入り犬をなでたら、先住犬は本気で唸りとばしてましたよ。
あわてて「先住犬が世界で一番かわいいよ〜〜」って、抱っこし対処しました。

ところが、犬たちのなかで上下関係が構築されると、今度は先住犬が子犬を守るんですよ。
散歩の時、知らない犬がいたら、自分より3倍おおきい大型犬にも、子犬のため先住犬が向かうこともあります。犬のこういう行動は感動します。

2匹の犬が仲良くなるまで、多少の怪我は容認してください。
が、先住犬がひとたび、子犬を認めればあとは楽です。それまでは、暖かく見守るのも飼い主のつとめですよ。
色々ありますが、頑張ってくださいね。

先住犬が警戒、対面を中止

えーと さん

先住犬が子犬に対し警戒が続くなら、一緒に過ごしたり、対面するのは止めたほうが良いと思います。
先住犬が子犬を攻撃し、傷だけではなく命におよぶ可能性もあります。
子犬が襲われても、反撃できる体格になるまで待つ。

数ヶ月たってから、2匹の犬を会わせてもで良いのでは?

子犬が成長してから、先住犬に会わせるリスク

熊 さん

対面の中止や延期は、問題解決の先送りです。
また、新入り犬(子犬)が成長してから、先住犬に会わせるのはリスクもあります。
新入り犬も成犬となり、互いに体力あるので、双方で傷つける喧嘩になります。致命的な深い傷を負う危険も予想されますよ。

強いものに服従する、犬の社会では大切なことです。
服従を覚えないと、小型犬の場合とくに危険です。また、ミニチュアダックスは、成犬になっても柴の相手になりません。柴が本気で襲うと、ひとたまりもないでしょう。

子犬は成犬と違い、子犬独特のニオイ(香り)があると言われます。
この「子犬のニオイ」が非常に大切で、群れの成犬はニオイで子犬を守る行動をします。つまり、子犬のうちは多少のことは成犬も大目にみてくれるのです。
ただ、成犬になると違います、服従しなければ、最後まで戦います。

もし、子犬が心配であるなら、監視すること
飼い主の注意点は、犬に命の危険がなければ、絶対に人間が手をだしてはいけません。子犬の生きるための努力が、水の沫になってしまいます。社会化した犬、自立した犬に育てるために、手だしはよくありません。
充分に、先住犬と新入り犬が触れ合うことが、よい対処方法と思います。 2匹目の犬を飼う、注意点と良い準備の方法

飼主は不介入、犬2匹に任せた

ミニ さん

我が家も半年前、新たな子犬を迎えたばかり。
先住犬が中型犬、子犬が小型犬です。

我が家では両方とも室内飼いで、体重差もあるし、ヒヤッとする場面がたくさんあります。
子犬が先住犬に興味ありじゃれつくと、先住犬が威嚇し、子犬はよく悲鳴をあげました。
子犬の悲鳴に驚いて、先住犬を引き離すと、子犬をかばったと察し、先住犬の怒りがさらにヒートアップしさらに危険な状態になりました。

犬の様子をよく観察すると、飼主は不介入で2匹に任せて問題ないと判断しました。

【喧嘩する犬の様子】

これは先住犬が仔犬に対する教育と考え、仔犬が怖がって悲鳴をあげても、骨折や流血がないなら先住犬は手加減していると判断し(辛いですが)無視しました。
もちろん、私の目の届かない時、仔犬はケージに入れました。
また、先住犬が疲れてると感じたら、子犬をケージに戻します。

2匹が新しい生活に慣れ、2匹の犬が仲良くなる日数は、約1ヶ月でした。
2ヶ月経った今、仔犬が先住犬を慕い2匹はとても仲良しです。もうケージに入れずに2匹でお留守番が出来ます。
また、甘噛み、トイレのしつけも先住犬のおかげでしなくてすみましたよ〜。

最初はヒヤッとしますが、先住犬を怒らないでくださいね。
もしケンカになったら、先住犬が本気がどうか見極めてください。
ただ、子犬が深刻な怪我をするようなら、相性があわないのかも・・また、先住犬が負けちゃってストレスで病気になる話もよくあります。

新入り犬が、小さい弟として仲良く暮らせるといいですね。お互いがんばりましょう♪

Re:先住犬が子犬をうなり威嚇、対処方法

ソフィア さん

返信ありがとうございます。先住犬と子犬の優先順位に気をつけ、臨機応変に対応していきます。
とても参考になりました。