犬が怪我し、すり傷で出血しました。
傷口に人間用の消毒液で消毒していいのでしょうか?それともペット用の傷薬ですか?
犬の傷にぬる薬、家庭でする応急処置はどうしますか?
【状況と今の対処】
先日の夜中、自分の不注意で犬がすり傷を負いました。
今回は、病院に電話で傷の処置方法を教えてもらい、まずは人間用の消毒液とバンドエイドで対処し、次の日の病院で事なきを得ました。犬が怪我や傷したとき応急処置の方法、犬の怪我に備えたグッズを教えてください。
人間用の消毒液で消毒、バンドエイドで止血
ウェルチ さん
うちでは爪を切る際に神経も切ってしまって血を出したとき、人間用のバンドエイドで止血しました。
犬の止血用のバンドも持っていたのですが、それを巻くと犬が嫌がります。
でもバンドエイドなら嫌がらないし、剥がすときも意外に毛が抜けずに取れます。
爪以外にも血が出るような怪我をした際、人間用の消毒液で消毒をしたあとバンドエイドをつけてます。
切り傷、擦り傷には消毒と洗浄
dolly さん
我が家では、ペット消毒液や犬用の傷薬はないです。
人間用の消毒液、抗生剤入りの軟膏(獣医さんからもらった)ぐらいです。
犬の軽いすり傷ほどの怪我には、消毒、洗浄だけで、おおよその応急処置は可能です。
傷口の保護薬に、軟膏かワセリンをぬります。
捻挫や骨折など重篤な怪我は、腫れ方が異常なのですぐに分かるので、すぐ病院へ行きます。
切り傷、擦り傷などは患部をしっかり洗って(ぬるま湯で)消毒、傷口に軟膏薬(ないときはワセリン)をぬり、後は靴下か手袋を履かせて一晩経過を見て判断します。
傷口にガーゼを付けたら、1〜2時間後に取り外し治療は終わりです。家はこんな感じです。
傷の消毒にイソジン
アニー さん
我が家の犬たちは、いつも暴れまわり、ひっかいたり噛んだりで、生傷がたえません。
犬の傷を見つけたら、人間用うがい薬「イソジン」を塗って手当します。
ちょっとしたすり傷、切り傷などに、イソジンだけです。
アウトドアに出掛けるとき、必ず持っていくペットグッズです。
犬が舐めても大丈夫なので、獣医さんも手術で消毒用に使用する一品です。
肉球の腫瘍
・治療の流れ:イソジンなどの消毒剤で患部およびその周辺部の皮膚を清潔にする。眼瞼腫瘤を鑷子でつまみ〜
引用元:中山獣医科病院(奈良) 獣医師:中山 正成
バケツにぬるま湯、消毒液で洗浄
dolly さん
家では、消毒液(人間用)を蒸留水で薄めて使います。
犬の擦り傷や切り傷の時、バケツに消毒液を垂らし、ぬるま湯を入れて洗浄液を作ります。洗浄液のなかに、怪我した箇所を入れ傷口の洗浄をします。
これまで人用の消毒液を犬に使っていますが、炎症や傷が酷くなる経験はありません。
消毒液を探すとき、イソジンやヒビテンといった商品が入手しやすく値段も安いです。
私が使うのはイソジンの消毒薬で、動物病院でも使われているのを目撃しました。
犬の傷口、処置する方法。何もしない
プードルのママ さん
かつては、犬のすり傷など軽症に、イソジンで消毒しました。
しかし、傷の消毒は必要ないと新聞で読み、犬の傷口に消毒は止めました。ガーゼや絆創膏も使いません。
犬の傷口、処置する方法
- 1すり傷や切り傷の対処方法
- 軽度の傷、切り傷、小さな裂傷、何もしません。傷口に砂やゴミが付着したら、水で洗い流すだけです。
- 2傷口を消毒液しない理由
- 傷を消毒すると、体を守る菌や傷を治す細胞までも殺してしまい、傷が治りにくい。
消毒薬は傷口を刺激し、痛みうえ傷の治癒を遅らせる。深い傷にイソジンを塗るとイソジンンの色に傷口が染まり、症状が分からなくなるリスクがある。 - 3傷口にガーゼや絆創膏は使わない理由
- 傷を治すため体から体液(滲出液)が分泌され、液の中でいろいろな細胞が傷を治す活動しています。
ジクジク(ジメジメ)した体液を、ガーゼや絆創膏は傷口から吸い取り、治癒効果を妨害します。 はがすとき、傷口にくっついたら痛みもあります。
なお、深い傷の場合は、すぐ病院へ行くのが良いですね。
・ペットの応急処置
軽い傷・小さな傷:傷口を調べ、出血もほとんどないような軽い傷であれば刺激の少ない消毒薬で消毒してあげましょう。
深い傷・大きな傷:消毒薬はイソジンなどの色がつくタイプは獣医師の診察を受ける際に、傷の様子が分からなくなってしまうので、色がついていない透明なタイプを使用しましょう。
引用元: www.petjpr.com/column/news-bin/Detail.cgi?rgst=00000309&CatgM=15(リンク切れ) プリモ動物病院(神奈川県相模原市)
・ペットの応急処置
- 消毒しますか?ガーゼや絆創膏を貼りますか?どちらも日常的に行われてきた行為ですが、実は傷の治癒に全く逆効果であり、間違った行為です。
- 消毒薬は生体の細胞を破壊します。傷を治そうと頑張っている細胞を破壊してしまう可能性があるのです。
- ガーゼや絆創膏はこの大切なジクジク(水分)を吸収して乾燥させてしまう。
引用元: 郡上八幡動物病院(岐阜県郡上市)獣医師:森 昌人
犬の傷が治るまで注意点
ダックスのレン さん
犬の傷が治るまでの対処方法を間違えると、大変苦労する経験談です。
うちの犬はヤンチャなので、ちょとした傷、すり傷による出血は何回もあります。
あるとき、切り傷がある手足をペロペロし始める。
治すためかと見守っていると。。。怪我した手足の裏を噛むのが癖になり、傷が治ったのに手足を噛むのを止めさせるのに大変苦労しました。
犬の小さな傷は、すぐ治ります。
ところが犬が傷口を舐めはじめ、それが癖になったり傷を噛み続けると、皮膚が炎症する恐れもあります。
犬が怪我したあとの注意点、飼主さんは怪我の療養・予後経過・犬の様子をよく見てくださいね。 犬が自分の手や足を噛む、なぜ?理由や対処方法
Re:犬が怪我ですり傷、人間用で消毒?傷薬の応急処置
みにゅ さん
お返事有難うございます。
昨日、動物病院にて棚にイソジンを見かけました。犬の擦り傷や傷口の処置に、参考になるお答え有難うございます。