去勢した後、反抗的な行動 みい さん 2011/01/04(Tue) 15:06:46
8か月のチワワ(♂)です。
先日去勢をしました。手術後は反抗的な行動をします。
トイレシーツの中の綿を食べたので、取り上げて叱ろうとしたら、ものすごい顔で唸ってきました。
またガムを初めて与えたらすごく気に入ったようで、近寄るだけで取られると思ったのか唸ってきました。
唸られたので、なめられてはいけないと叱ったのですが、噛みつきそうな勢いで反抗してきました。
これは去勢手術の直後で神経質になっているからでしょうか?
どのようにしつけたらよいのか教えてください。
Re: 去勢した後、反抗的な行動 wanz さん 2011/01/05(Wed) 15:47:30
8ヶ月ってそういう行動の変化が起こりやすい時期ですよ。
6ヶ月以降から徐々に出てきます。
知らない人に吠えなかった子が急に吠えるようになったり、飼い主に対して自己主張してきたりとか。
大人に向かってるってことです。
去勢手術が関係あるかどうかは、書かれていることだけからは判断できません。
病院で手術するという今までしたことのない経験をしたわけですから、何か関係あるのかもしれませんが。
大人になってきて、自分のモノを意識し始めたのではないでしょうか。
これからは、だんだんと自分で考えて、自分の得になる行動をしていくようになります。
ですから、飼い主も「自分だけの得」を考えず、両方にとって得があるように考えて接していくと良いですよ。
いたずらしているモノを取り上げるときは、おやつやドライフードと交換してみてください。
その際に「オフ」とか「出して」と声をかけます。
強い口調、怖い顔ではなくて、プレッシャーを与えないような声のトーン、表情で。
持ってるものが食べ物だと、なかなか放さないと思います。
食べ物はあらかじめ、途中で取り上げなくても良い大きさにして与えてください。
食べ物を守る子から食べ物を取り上げるには、日々トレーニングが必要です。
あまり執着のないおもちゃを使って、交換する方法で「オフ」「出して」の練習を重ねます。
できるようになってきたら、だんだんと執着のある物を使って練習していきます。
少しずつレベルアップをはかり、日々努力を重ねれば、ガムも取り上げられるようになります。
同じものをもう一つ用意して、途中で「オフ」の合図で交換したりして、練習するのもありだと思います。
犬にとっては、「所有物を守る」のが目的になってるので、飼い主の「取り上げる」という目的と対立してる状態になりますよね。
取り上げることができれば、飼い主は思い通りになって得ですが、犬にとっては損です。
こういう状況では、損しないために必要であれば唸るとか噛むとかで攻撃性を表します。(犬の性格によっては出ないでしょうが)
飼い主であっても、自分のモノを取り上げる敵みたいなもんです。
双方の得になるよう、目的を一致させる方向へ持っていくと良いと思います。
「いたずらしてるモノとおやつを交換」「おもちゃとおやつを交換」「君が持ってるガムとこっちの新しいガムを交換」というふうに。
練習を重ねれば、交換するものがなくても、「オフ」の指示で放すことができるようになると思います。
そうして、飼い主に取り上げられることが嫌でなくなったとき、犬と飼い主との間に、やっと信頼関係が築かれるということです。
トレーニングを通して、互いに努力して、やっとそういう関係になれるわけです。
唸ったときに強く叱ると、唸ってもダメだと判断して噛むことを選択するようになる犬もいます。
唸る行動をやめさせようと叱るのは、私はしない方が良いと思います。
唸らせるような状況を作ってしまったのが良くなかったと思って、次からその状況にならないよう先を読んで行動してみてください。
以上は、私が本気で噛む犬を育てた経験から、こういうトレーニングをしましたよ・・・という一つの方法です。
うちの一番上の犬は食べ物にかなり執着するタイプで、昔はガム等は本気噛みして守ってましたが、この方法でトレーニングしました。
今では、好物のおやつも途中で「オフ」というと食べるのをやめ、持ってきてというと手の上に置きにきます。
別の方法もあるでしょうが、私はこの方法がベストと思って、以後、2匹の犬にも同じようにトレーニングしました。
どの子もちゃんと「オフ」でくわえてるものを放し、唸ったり噛んだりすることはないですよ。