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僧房弁閉鎖不全症 かれんママ さん 2007/04/21(Sat) 18:56:16

8月で14歳になる我が家のMシュナのおじいちゃん、OPの事で相談させて下さい。
4年ほど前から、心臓が悪いと言う事でお薬を毎日飲んでいるんですが・・
通っていた獣医さんがあまり評判がよくないと聞き、
去年の9月に獣医さんを変えました。
変わった獣医さんのお話だと、OPの飲んでいるお薬よりももっと効果のある良いお薬が今はあると言われましたが、もう4年もそのお薬で馴染んでいるOPの心臓は今から薬を変えるのは危険と判断され、前の獣医さんでいただいたお薬を取り寄せてもらい飲んでいます。
3月に入ってから急に発作をおこしたり、下痢をしたり体調が悪くなって来ました。
獣医さんのお話では肺などに水はたまっていないとの事でしたが、呼吸が荒く、とても苦しそうで・・
下痢は食事を心臓の悪い子用のご飯に変えた為のようで、ご飯を元に戻したら治まったんですが、
ピーク時8キロあった体重は6.2キロまで落ちてしまいました。
呼吸を何とか楽にしてあげたいのですが、やはり薬を今さら変えるのは危険な事なのでしょうか?
また、食べ物など、どうしていいのかわからず悩んでいます。
僧房弁閉鎖不全症でなにかひとつでも教えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いしますm(_ _)m

Re: 僧房弁閉鎖不全症 一報 さん 2007/04/21(Sat) 19:57:02

動物の大学病院などでは、外科手術もあるみたいですよ。
お近くに、大学病院があれば、相談してみてはどうです?

Re: 僧房弁閉鎖不全症 かれんママ さん 2007/04/21(Sat) 20:25:11

動物の大学病院があるんですか?
一度、探してみます。
ありがとうございます。

Re: 僧房弁閉鎖不全症 一報 さん 2007/04/21(Sat) 23:30:06

Googleで「動物 大学病院」で検索すると出てきます。

〆たあとかもしれませんが。 通りすがり さん 2007/04/22(Sun) 17:35:45

獣医学的なことは分からないのですが、同じ犬好きの医学部生として人間のほうの僧房弁閉鎖不全症についていくつかアドバイスを。

僧房弁閉鎖不全症は単独で発症する病気ではなく、リウマチや腱索断裂、感染性心内膜炎、心筋梗塞による乳頭筋機能不全症、著名な左室拡大、心内膜床欠損症、僧房弁逸脱症候郡など、さまざまな原因があります。

かれんママさんのMシュナちゃんはだいぶ前から心臓が悪いとのことなので腱索断裂とかによる急激の発症ではないと思います。となると、この病気は長期間無症状で経過する病気なので、上記のいずれかの病気による2次的な発症になります。

治療はヒトの場合血管拡張薬と利尿薬をメインで処方していきます。手術としては僧房弁形成術と僧房弁置換術があります。ただイヌにも手術ができるのかどうかは知りません。ただし、前者の手術は再石灰化を来たしやすく、後者の手術を行わざるをえない場合があります。後者の手術では抗血栓療法を術後に併用しなければなりません。というのは、人工弁は異物ですので血栓ができやすいためです。また牛の生体弁を使うことがある(ヒトの場合です)が、こちらは抗血栓療法については、ほぼ気にする必要はないです。

個人的には、14歳というとMシュナの子でももうお爺さんな歳だと思うので、手術に耐え切れる体力があるのかどうか大変心配です。加えて心臓の手術なので人工心肺を術中に併用するわけですが、歳をとってからの人工心肺は血栓のリスクが高いです。

あくまで人間のほうの医学の話です。うのみにされると困りますが、ちょっと頭の片隅においていただけると幸いです。

Re: 僧房弁閉鎖不全症 かれんママ さん 2007/04/22(Sun) 20:05:13

とても勉強になるお話ありがとうございます。
もう14歳の老犬ですのでやはり手術は無理かと私も考えています・・
ただ、今現在とても呼吸が早くつらそうなので何とかしてあげたいと自分なりに努力しようと色々聞いています。
犬は言葉を話さないので、知り合いの心臓の悪いおばあさんに色々と話を聞いたりしています。
その人と犬を一緒にしては失礼かもしれませんが、
犬好きのおばあさんの症状と、うちのOPの症状がとてもよく似ているので参考にさせていただいていました。
僧房弁閉鎖不全症は単独では発症しないんですね。
また一つ勉強になりました。
どうもありがとうございましたm(_ _)m