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Re: それはそれ、これはこれ。(よそはよそ、家は家。)

ジャck さん 2009/01/28(Wed) 18:42:51

チョコマロンさん、こんばんは。

二頭が仲良く寄り添って眠って欲しい……、ぼくらもそんな期待をしていたときがありましたよ。
ネットなどでは二頭の犬の仲睦まじい写真など、わりと見掛けますので「家の奴らもこうなるはずだ」とか期待しちゃうんですね。
しかし、現実には、二頭が身体をくっつけて寝ている写真はたったの一枚しかありません。四年間で一枚だけ撮影に成功しました。
それも二頭との暮らしがはじまって半年以上経った頃で、撮影できたときは「お宝写真だ」とか言って大喜びしました。あー懐かしい。

我が家に二頭目を迎えて半年ぐらい経った頃、弟夫婦に待望の娘が誕生しました。
そのときの祝いの電話で、ぼくは弟へこんなことを言ってしまいました。「お前の娘(成長)と、よその子ども(成長)とを比べるなよ」って。
自分の吐いた言葉は自分に返ってきました。ぼくこそ、よその仲の良い二頭の姿と比べたり、羨ましく思うことがあったからなんですね。
犬でも、子どもでも、つい、よそと比べてしまうのは仕方がないことかもしれませんが、そのことで自分の犬や子どもを評価してしまうのは
どうなんでしょう。一概にイケナイとは思いませんが……。羨望ならまだしも、嫉妬や自己嫌悪になっちゃうと面倒だろうなぁと思います。
嫉妬や自己嫌悪になると、それを引き受ける(押しつけられる)のは犬だったり、自分だったりするわけですからね。

一時期、散歩などで出会う人から二頭の仲を訊かれることがあると、仲良くないことをごまかすこともありましたが、いまは(逆に)自慢げに
「仲良しって程じゃないですが、仲は悪くないっスよ」と返事してます。まあ、関西人なので卑下しながら自慢するのは得意なんですね。
中には「仲良しになれるといいですね」って言ってくださる人もいらっしゃいますが、ぼくらは本当に現在の二頭の関係に満足しています。
まあ、犬たちのことは何でもカンでもいいように解釈しているぼくらなのでアレなんですが……。f(^_^;)
上手く言えてませんが、ぼくは「犬との暮らしが幸せかどうか」は、犬と共に暮らす者たちの心構え一つでどうにでもなると思っています。

チョコマロンさんの投稿をはじめから読み直してみましたが、ぼくには問題のように思えるものがないんですよね。
「食いしん坊でおもちゃに執着する」というのも犬なら普通のことで、逆に「食が細く、おもちゃに関心がない」ほうが心配なぐらいですし、
子犬が「怖いものなし」で「先住犬に興味津々」なのも、先住犬が「子犬に興味がありながらもビビってしまう」ってことも普通のことだと
思いますよ。このように問題というほどのものはありませんが、敢えて言うなら「チョコマロンさん、心配し過ぎ」ですかね。(^−^)
ぼくにもそうなっちゃう気持ちはわかりますが、数ヶ月経てば「焦ってたなぁ」と思えるでしょうし、いい想い出になるかもしれませんね。

Re: 「先住犬を優先する」ことについて

ジャck さん 2009/01/28(Wed) 19:38:35

レスしたついでに……と言っちゃうとアレなんですが、前のレスでは話せなかった「先住犬を優先する」ことについて……。
いまも、ぼくはいろんなことで先住犬を優先しています。同時にできること(食事など)は後住犬と一緒にしていますが、玄関の出入りの順序や、
一頭ずつ別々に散歩へ出掛けるときは先住犬と先に出掛けています。
これは「先住犬の過去八年間の生活リズムを(なるべく)変えたくない」との思いと「ぼくが先住犬を思い遣ってるつもり」になれるからでして
(犬たちの順位付けなどを意識しているのではなく)、いまも続けているものがあります。我が家のルールみたいなもんですかね。

ここからは持論なんですが、ぼくは「犬の欲求には、ぼくらが与えなければ、持ち得ない欲求がある」と考えています。
つまり「子犬は、ぼくら人間に与えられた(つくられた)欲求が少ないので、同じ制限された環境でも成犬より我慢するものが少ないだろう」と
思うんですね。
例えば、犬が大好きな散歩も、子犬の頃は嫌々だったり、恐る恐るだったりしますが、それも慣れてしまえば「行きたい」欲求になりますよね。
また、毎日、散歩へ行く犬が、二日も行かなければ「散歩行きたい」と不満になっちゃいますが、散歩が三日毎の犬だとそれ程でなかったり……。
もちろん、必ずしも当て嵌まらない、本能的、習性的な欲求もありますが、ザックリ話せばこんな感じに考えています。

そこで、子犬にいろいろと我慢させるのが不憫になる前に、子犬の欲求をつくらないのも一つの手段だろうと思うんですね。
既に先住犬はいろんな欲求を持っていると思いますが、子犬はそれほどでもない……、と。
例えば、チョコマロンさんが先住犬と散歩に出掛け、子犬が留守番するとき、「寂しい」や「不安」はあっても「散歩へ行けて羨ましい」とか
「私も散歩へ行きたい」っていう欲求不満は無かったり、あってもまだ少ないだろうと思うんですね。

読み直してみるとこの話しも上手く言えていませんが……、つまり、先住犬がある程度この変化した環境に慣れるまでは、子犬へあまり新たな
欲求を与えない(つくらない)ようにするのも一つの手段かもしれないと思うんですね。
まあ、子犬の欲求を全く与えない(つくらない)とかじゃなくても、ある程度は、意識しておくという感じですかね。
この話しもあまり参考になるとは思えませんが、ぼくらはこういうことも意識していました。< ときに辛いものもありますけどね。f(^_^;)

Re: 犬好きだった犬が、新入り犬が来てから犬嫌いに?

チョコマロン さん 2009/01/29(Thu) 00:28:06

☆ジャckさんへ。

再度の投稿ありがとうございます。

ご指摘の通り、私は心配性です。笑 
先住犬が小さい頃、甘噛みが酷くて「このまま直らなくて他人を噛んだら保健所に連れて行かないといけなくなる」と家族に泣いて訴えたりしていました。

二匹目を飼ったのは「先住犬のため」を思ってのことではありませんでした。確かに家で暇そうにしている先住犬を見て「遊び相手がいたら楽しいだろうな」とは思うことはありましたが。。
私のために二匹の犬を不幸してしまうと思えて、辛くてたまりませんでした。
今でも小犬はよそのうちの子になった方が良かったかもと思います。飼い主の贔屓目もあるかもしれませんが、とても可愛い子です。本当なら生後三ヶ月で家族にちやほやされている時期ですよね。先住犬と抱いていると暫くは足許でウロウロしていますが、そのうちに諦めて毛布の上で丸まって眠ります。色々調べているうちにある獣医さんのお話で「小犬は飼い主の愛情をまだ知らないから先住犬を優先しても大丈夫」と書いてありました。確かにその通りなんですけどね。

小犬は元気いっぱい、先住犬の顔に脚を掛けたりしています。二匹になってよかったのは先住犬の悪戯が減ったことですね。喧嘩するのに忙しくて悪戯する暇がなくなったという・・笑。

犬を連れて散歩していると「10年後、この子達はもしかしてどちらかいなくなっているかもしれない」と考えることがあります。毎日がとても大切に思えます。どちらも後悔のないように精一杯の愛情で育てていきたいです。

今は小犬が膝の上で眠っていますが・・犬って本当に不思議な動物ですよね。飼い主の愛情を食べて生きているようです。
ありがとうございました。

Re: 犬好きだった犬が、新入り犬が来てから犬嫌いに?

ジャck さん 2009/01/29(Thu) 03:47:14

こんばんは、チョコマロンさん。

> 今でも小犬はよそのうちの子になった方が良かったかもと思います。
そんなチョコマロンさんのお気持ち、ぼくにもよくわかりますよ。
以前のぼくも、ジャム(先住犬)には「ミックを迎えてよかった?」とか、ミック(子犬)には「よそのお宅だったらもっと
甘えられたかもしれないね」とか、ときどき、話しかけることがありました。
しばらくしても「これが二頭にとってベストだ」と、なかなか自信が持てなかったんですね。

実はミックを迎えてしばらくした頃、ジャムがはじめて癲癇(てんかん)になったんです。
ジャムは身体を硬直させながらベッドからずり落ち、びくびくと震えて、立つこともできない状態でした。
それまでの八年間、病気一つなかったジャムのそんな姿に驚き、とてもショックを受けました。
振り返ってみれば数分のできごとなのですが、そのときには永遠に続くかのように感じ、両手でジャムを抱きしめながら
ぼくは怯えていました。そして、あろうことか、ジャムの癲癇の原因をミックの存在に結びつけそうになったんです。
「ミックを迎えたからジャムは精神的に参ったのだ」と……。冷静ならそんなことは考えないのに……。
その頃はまだ、過去の自分の選択に迷いがあった為、無関係なミックを巻き込んでしまうところでした。

飼い犬たちの世界は狭く、日々の自由は制限され、生きてゆく糧の全てを飼い主やその家族に依存するしか選択肢はなく、
生き物の生きていく目的の一つである子孫ですら自由には残せません。
犬たちが自覚しているかどうかはべつにして、犬は自分の生涯のあらゆることを人間(飼い主)に委ねるしかありません。
ですから……、犬の傍にいるぼくらがしっかりしなければ、ね。

まだまだ無知で未熟なぼくでも、犬たちが大好きなら、犬たちと人生を送りたいなら、できる限り犬たちを見つめようと
思っています。スポーツと同じように、ぼくらや犬たちの生涯にも「タラ・レバ」はないのですから……。
「二頭目を迎えなかっタラ…」「多頭飼いを我慢してレバ…」、そんなふうに思っちゃうのは仕方ありませんが、そんな
ことを悩み続けていても目の前の犬たちには何も伝わりませんよね。f(^_^;)

ぼくら人間はときどき過去に遡ったりして過去に生きたりもしますが、犬たちが生きているのは「いま」です。
目の前の犬たちを見つめてやってください。何か後悔してる気配がありますか?
ぼくら人間は過去と同じように未来を想像し、将来の幸せを夢見たりしますが、犬たちは「いま」を生きています。
目の前の犬たちを見つめてやってください。よそのお家に行きたそうですか?
犬たちがどう思っているのかはわかりませんが家族は決まりました。あとはこの家族でより幸せな時間を過ごしましょう。
その為には犬たちだけでなく、チョコマロンさんたちも幸せを感じなきゃ。(笑)

> 毎日がとても大切に思えます。どちらも後悔のないように精一杯の愛情で育てていきたいです。
そうですよね。生涯は毎日の積み重ねですもんね。
ぼくもこの十二年の間、何度も弱音を吐きそうになったりしましたが、その度にジャムに支えられ……。
いまでは良い想い出&笑い話です。近所の飼い主さんらとも似たような話しをしますよ。
あっ、もし、一年ぐらい経っても悩みが解消されないときは苦情でもぶつけてくださいね。メルアド貼ってますので。(笑)
それでは。(迷いながらでも)犬たちと幸せな暮らしを……。

Re: 犬好きだった犬が、新入り犬が来てから犬嫌いに?

チョコマロン さん 2009/01/29(Thu) 11:52:07

☆ジャckさんへ

投稿ありがとうございます。

子犬が来てから一時期は(無責任であることはわかっていますが)「まだ小さいうちに可愛がってくれるお家に里子に出したほうがいいのかもしれない・・今ならまだ飼い主がわかっていないし、可愛いからきっとすぐに見つかる・・一年分の餌代と避妊手術代もつけて・・」とか考えていました。(思い詰め易い性格なのです 笑)
子犬を散歩に連れ出すと道行く人たちが「可愛いですね」と沢山声を掛けてくれます。私の後をちょこちょこついてくる姿を見ると不憫になったり・・。でももう手放すことは出来ないと思います。家族もとても可愛がってくれます。気持ちは揺れるんですけどね・・。先住犬の不安定な様子を見ると辛くなりますが、私がいつまでも「犬達に申し訳ない」と思っていては何も解決しないですよね。躾もしっかりして、人に好かれる子達に育てたいと思います。

何度も書き込んでくださって、本当にありがとうございました。
お礼のメールを差し上げようと思いましたが、パソコンの調子が悪く(受信は出来るけど、送信出来ない)・・。
いつか「その後」のご報告が出来ればと思っています。
「苦情」や「八つ当たり」になる可能性も大いにありですが 笑。

ありがとうございました。
ジャムちゃんとミックちゃんにもよろしくお伝えください。