犬の膝蓋骨脱臼、手術するか悩む ドラゴン さん
小型犬(10ヶ月♂未去勢)の飼い主です。
我が家のワンコは両後足内方脱臼グレード2〜3です。(4ヶ月程前に診断を受けました)
膝蓋骨脱臼の手術するか悩み、なかなか今後の対処が出来ないでいます。
現状は歩く時にケンケンをしたりスキップします。歩き方は安定していないように見えます。
初期の頃は(4が月前)「キャン」と言って足を持ち上げるなど目に見えるほど痛がっていましたが、現在は特に痛がっている様子はありません。
「ケンケン」する時って
Q1. 脱臼している状態なのでしょうか?
Q2. 本人にとっては痛みが伴っているのでしょうか?
Q3. ケンケンすることによって脱臼している軟骨を元の 位置にもどしているのでしょうか?
それと現在手術するか否か迷っています。
手術としては溝を深くする手術のようですが、疑問点として
Q4. 手術すると一生脱臼しない可能性はどれくらいあるのあか?
Q5. 溝を深くすることによって骨が薄くなるのですが、骨が折れることはないのか?
Q6. 手術をすれば他のワンコと同じような生活に近づけるのか?
小型犬の場合一生手術をしなくても生活できるようですが、毎日接している中でちょっとしたことで脱臼してしまうので、飼い主としても辛くてたまりません。
家の中での安静も一つの選択かもしれませんが、私としてはもっともっと伸び伸び遊ばせてあげたいと切望してます。
本来ならかかりつけの病院で質問するべきことですが、経験者の体験を聞いてみたく投稿しました。
分かる範囲で結構です。どうぞ宜しくお願いいたします。
Re: 犬の膝蓋骨脱臼、手術するか悩む *** さん
まず犬がケンケンしているときは脱臼し外れているときです。
後ろ足を後方に引っ張ってあげると、元に戻ります。
膝のお皿が元の位置に戻ります。
レールと同じで脱臼を繰り返すうちに、溝がどんどんちびてきて癖になりますので、外れないようにおうちの中がフローリングであれば絨毯などを引いて滑らないようにすること・急な方向転換をなるべくさせないこと、ピンポンダッシュさせないことなど・・を検討してください。
手術ですが、伸びきった筋を止めるようなもの、お皿を固定する、溝を作るなどあります。
まだ10ヶ月齢なので、もしかしたら普段から気をつけることである程度改善する可能性もあると思います。
先生によっては、体重を減らし、足への負担をなくすようにとおっしゃる方もいらっしゃいますが、ある程度栄養をつけて筋肉を発達させると言う方もいらっしいます。
手術事態はいつでも出来ますから、一度生活面で出来ることからやってみてもいいのでは?
先天敵に溝にもともと疾患があるようなものなのであれば、話は別ですが・・・。
Re: 膝蓋骨脱臼の手術します あーと さん
はじめまして。我が家とほとんど同じ状況なので書き込みさせていただきました。
手術をためらわれるお気持ち、痛いほど分かります。
我が家の小型犬(2歳)もドラゴンさんのワンちゃんと同じ、グレード2〜3と診断されましたが、その後1ヶ月ほどで急速に進み、現在は3〜4。
迷った結果、来週の手術(溝を削って深くする手術)を決断し、予約してきたところです。
獣医師にいろいろ質問して得た答えのうち、分かる範囲のことだけお伝えします。
Q2. 「ケンケン」する時の痛みについて
我が家のワンも片足を上げてブルブル震えているので、さぞ痛いのかと思って質問したら、次のように言われました。
痛いのは脱臼した瞬間であって、その後は痛くないんだそうです。(ただし関節炎などを伴っていれば別ですが)
痛そうにしているのは、不意の脱臼の痛みでショックを受けたため、だとか。。。
ただし痛みの感じ方についてはワンちゃんによっても違いますし、
脱臼しても平気でスタスタ歩くワンちゃんもいるそうです。
Q3. ケンケンで脱臼を元の位置に戻しているのか?
これについては、ちょっと分かりませんが、軽いうちであれば自分で足を曲げ伸ばしして治してしまうワンちゃんもいるようです。
我が家のワンの場合は、はずれた足を後方に引っ張って、膝の骨をちょっと押してやると戻りました。
(それでもすぐまたはずれるようになってしまったので、手術を決めました)
それから手術について。
Q4. 再発の可能性
元々、はずれやすいという素因を持っているので、まったく再発しないとは言い切れないそうです。
ただし、術後のリハビリで「筋肉をつける」、「体重管理をして膝への負担を少なくする」
などの注意によって、再発の可能性もかなり変わってくるそうです。
個々のワンちゃんによって違うので、一概には言えないようです。
Q5. 骨が薄くなる(?)ことについて。
折れやすくなったり、足の長さが違ってきたりということはないそうです。
Q6. 手術をすれば、他のワンと同じ生活ができるようになるか?
これも、術後のリハビリなどによって違ってくるようです。
ちなみに我が家のワンは、「以前のように激しくダッシュするような走りは期待しない方がいい」と言われました。
それでも、今のような常に脱臼を気にする生活よりは、はるかに普通の生活ができるようになると思っています。
現在、痛がっていないようであれば、手術を懸念されるお気持ちもすごくよく分かります。
ただ、グレードが進むと手術も難易度の高いものになってくるし、歳をとってからの手術は負担も大きいので、早いうちに手術を勧める獣医さんが少なくないようです。
でもドラゴンさんのワンちゃんは、まだ10ヶ月ですよね?
それですと骨の発達もまだ見込めるので、もしかしたら足の曲げ伸ばしをさせるトレーニングなどによっても変化が期待できるかもしれません。。。
安易なことは言えないので、獣医さんとよくご相談されることをお勧めします。
手術をするにしても、しないにしても、分からないこと・不安なことはたくさん質問して、納得された上での方がいいと思いますよ。
場合によっては、セカンドオピニオンも御健闘なさってはいかがでしょうか。
(もしも今の獣医さんを信頼なさっているのであれば、余計なお世話ですみません)
少しでも良くなって、元気な生活に戻れるといいですね。お祈りしています。