フィラリア予防は注射と飲み薬どっちが良い?薬の選び方や料金 わんころ さん
今年、初めての夏を迎える犬がいて、フィラリア予防のため病院に行きました。
飲み薬だと思っていたのですが、注射もあると獣医師に言われ注射を選びました。
フィラリア予防の薬は、注射と飲み薬や錠剤はどっちがいい?安全性や副作用、薬の料金など何を基準に選べばいいですか?注射と飲み薬で違いは何ですか?来年から注射と飲み薬のどちらのタイプを選ぶか悩んでいます。
フィラリア予防薬を接種した後に副作用もなく、犬は現在も元気です。注射について調べたら死亡例があり、飲み薬が主流とありました。
知人は年に2回注射すると言っていましたが、先生は年1回の注射だけでいいと言われました。
注射されたかたはいらっしゃいますか?皆さんは注射と飲み薬を比較し、何の理由でどちらの予防薬を選んだのか教えてください。
フィラリア予防は注射と飲み薬どっちが良い?薬の選び方 11月まで予防してます さん
フィラリア予防薬には4タイプ「錠剤、チュアブル(肉、オヤツ)、スポット、注射」があります。
錠剤とチュアブルは飲み薬、スポットは犬の首や背中など皮膚にフィラリア予防薬の液体を直接つけます。
ある犬には簡単に投薬できても、ある犬は注射が嫌い、飲み薬が嫌いなど、犬の個体差により苦労することもあります。
何タイプのフィラリア薬を選ぶか、どの薬が最適化は、それぞれのメリットとデメリットを考慮し、犬のサイズ、性格、嗜好性、飼育方針など、医師と相談したうえで、薬を選ぶといいですよ。
注射のメリット
- 年に1回もしくは2回だけで、フィラリア対策が完了
- 月に1回、薬を与え忘れることがない
注射のデメリット
- 体への負担、注射の副作用、死にいたるケースもあり
- 注射が嫌いな犬には精神的負担もある
- 注射薬の料金が割高
錠剤・チュアブルのメリット
- 月に1回、通院する場合、薬を貰うときに健康診断もある (※数ヶ月分の薬をまとめて処方する病院もあり)
- 薬の価格は安い(※診療代を含めると、他の薬と価格差がない病院もあり)
- チュアブルは、オヤツや肉タイプがあり、味付きで食が好きなイヌは投薬が簡単
錠剤・チュアブルのデメリット
- 毎月、病院へ通う(数ヶ月の薬をまとめて貰える病院もあり)
- 毎月1回の投薬を忘れるリスク
- 薬の味や香りが嫌いで、薬を飲まない、薬を見ると逃げる犬もいる
- 病気や体調不良で、嘔吐し薬も一緒に吐きだす
- 飼主の知らない時や場所で、犬が薬を吐き出すこともあり
スポットタイプのメリット
- 毛をかきわけ、肌に数滴の液を垂らして投薬終了、簡単に投薬できる。
- 一部の薬では、ノミやダニ予防と駆虫効果もあり
スポットタイプのデメリット
- 毎月、病院へ通う(数ヶ月の薬をまとめて貰える病院もあり)
- 毎月1回の投薬を忘れるリスク
- 犬が薬をなめる。薬はすぐ乾燥し、犬が嫌がる香りですが、舐める犬がいる
- すぐシャンプーすると薬が流れ落ちる。投薬後のシャンプーは1週間あける
- 肌が弱いイヌは皮膚が赤くなったり肌荒れする
- 薬が嫌で、暴れる犬がいる
フィラリア予防薬の料金や薬代について、犬の体重や地域によって違い、料金体系も、薬代だけとか、診察料は別途などあります。 参考になるページを紹介します。フィラリア予防の料金や費用について
フィラリア予防、飲み薬と注射の選び方 副作用 こまち さん
飲み薬と注射の選び方で、最も重要なのがどっちが安全か、注射した後の副作用です。
フィラリア予防薬を注射した後の死亡事故により、注射を取り扱わない獣医さんもいて、動物病院のサイトを見てもフィラリア予防の項目に、錠剤やスポット薬はあっても注射については記載してないのもあります。
副作用の症状やその後の状況は、農林水産省の動物医薬品検査所がサイトで公開している「 医薬品等情報 > 副作用情報 」を見ると、実情が分かります。
錠剤として多くの病院で使われているカルドメック
・カルドメック(成分名:イベルメクチン)
http://www.maff.go.jp/nval/iyakutou/fukusayo/jyohou/3353.html
注射用のフィラリア予防
・モキシデック(成分名:モキシデクチン)
http://www.maff.go.jp/nval/iyakutou/fukusayo/jyohou/2619.html
どちらの薬にも副作用と疑われる症状が記載されています。
どちらも母体数が不明で、どれぐらいの割り合いで発症する可能性があるのかは分かりません。
しかし、どのような症状があるのか読むと、薬選びの参考になります。
家のフィラリア予防は注射 ??? さん
家のフィラリア予防は注射です。
私も心配でしたが先生が責任持つと言われたので、3年前から毎年注射を打っています。
注射した後、副作用や変化は何もないです。注射の回数は年1回です。2回打つ事はないです。
家の獣医先生の話しでは「担当したイヌにフィラリア予防注射して、1頭も副作用が出てたことがない」。これは犬の体質もあるんで、先生に疑問があれば、聞き納得されたほうが安心ですよね。
私はしつこく最初の接種するとき時に聞きました。
その前に必要な検査はし問題ないと判断し注射しました。初めての事って怖いですからね。気持ちはよく解ります。
今度先生に疑問点をお聞きになることをお勧めします。
フィラリア予防の注射した後は、毎回30分ほど犬の様子や体調の変化を注視するように言われています。毎年の事ですが、いつも少し心配です。
フィラリア予防注射の選び方、回数について フェレット飼い さん
フィラリア予防の注射をうつ回数について、病院で言われるのは年1回と年2回の両方あります。
理由は2つあります。
まず1つは注射薬の違い、薬に2タイプあり1年間効果がある薬と半年だけ効果ある2種類があります。
1年間効果ある薬は、半年間の薬と比較し、多くの病院で料金がほぼ倍になります。1年間予防が必要なのは、気温が高い沖縄や九州南部ぐらいなので、寒い地域にある病院は1年間効果がある薬がない病院もあります。
次にお住まいの地域による差、最初に半年間効果あるフィラリア予防薬を注射したが、その年は気温が高く蚊の生存期間が長くなった場合、予防薬の効果が切れるさい、2回目の注射を実施します。多くは最初に半年効果のある注射し、延長期間は月1回の錠剤に切り替えるそうですが。
ちなみに我が家のイヌ(5Kg)もフィラリア予防は注射です。
料金はフィラリア血液検査が1000円、1回の薬(6か月)と注射代\7800です。注射する時期は5月下旬です。
・フィラリア予防で1年効く注射は正直どうなの?
6か月効果のある注射だけを置いています。(略)1年効果のある(フィラリア予防薬)注射を打つ必要がないからです。
また1年効果のあるフィラリアの注射は、単純に費用も6か月効果のある注射に比べて2倍になります。
つまり、効果が2倍になる分だけ料金も2倍になるわけです。そのため、費用対効果の意味でも、フラワー動物病院では6か月効果のある注射だけを用意しております。
引用元: フラワー動物病院
年2回フィラリア予防の注射を打ってます 麻美 さん
うちは年2回フィラリア予防の注射を打ってますよ。
地域によって違うのかなと思います。
私も事故のことについては獣医さんに充分説明を受けました。
アレルギーのある犬や興奮状態のまま接種して、副反応が出た犬もいるということですが、うちが通っている病院では事故は起こっていません。
一度接種して何も異常が現れなければ、大丈夫だということです。
フィラリア予防は注射と飲み薬どっちが良い?薬の選び方や料金 さくらやま さん
獣医師です。注射に関しては先生によって考え方がいろいろだと思います。
僕自身は注射が販売されてから数年、たて続けに死亡例が出たとの報告があったので使用するのをやめました。
近年は死亡例は出ていないそうですが。
特に柴や日本犬系統の雑種に、フィラリア予防注射による死亡例が多かったと記憶しています。
したがってせっかくの予防で、そのようなことがおきても困るので、私の病院では毎月薬を飲ませていただくようにしています。
予防が6ヶ月の地域では1回の注射ですむので、飼い主さんにとっては楽だと思いますが、私が住む地域では蚊が7ヶ月いるので基本的に注射はしていません。
病院でフィラリア予防に注射を中止 もも さん
うちの犬達も数年前は注射でフィラリア対策してました。
しかし、通っている病院でフィラリア予防に注射をするのが中止になってしまったので、数年前からまた飲み薬に戻します。
死亡事故が原因でいきなり注射が中止になりました。注射していた当時は注射(6ヶ月)とお薬(1ヶ月分)で予防しました。
病院の先生に1ヶ月分は飲み薬でできないか聞いてみたらいいと思います。^^
フィラリア予防は注射と飲み薬どっちが良い?薬の選び方や料金 通りすがり さん
私も注射です。
かかりつけ獣医の意見は、「大きなリスクは、注射した後の死亡事故。この原因は血液検査を怠って、注射を打つ獣医がいたから」だそうです。
成虫のフィラリアを、心臓内で殺したら犬も危険です。錠剤も同様にリスクがあると思いますが。
フィラリア予防注射で副作用、アナフィラキシーと後遺症二犬の母 さん
うちの犬は、フィラリア予防注射した副作用で、アナフィラキシーを起こしました。
なお、これは我が家の話で、注射しても何も起こらない場合には問題ナシと考えます。ただアレルギーもちの犬は注意されたほうが良いかもです・・・。
昨年の3月末に犬(ダックス)が通っている病院で勧められるままフィラリア注射薬を打ちました。もちろん事前の血液検査は陰性でした。
注射後きっかり30分で、アナフィラキシー症状を起こし、慌てて病院に電話しましたが、昼休みを理由に見てくれず、そこから40分ほど離れたかかりつけの病院に駆け込みました。
そこで抗ヒスタミンとステロイドの注射を打ち、半日入院しました。
もうあと数十分でも到着が遅ければ、どうなっていたかは分からなかったと言われました。
アレルゲンが体に入ることを暴露と言うらしいのですが、暴露してから24時間以内はショック死することもあるから、と言われ何事もありませんように、と祈りながら24時間が過ぎるのをひたすら待ちました。
幸いそれ以上酷くなることはなかったのですが、その後が大変でした。
注射薬の場合、体に半年以上(実際はマージンがあるので7〜8ヶ月くらい)は体内に薬効成分が残留するため、副作用で半年以上、もともとあったアレルギー皮膚炎がさらにひどくなり投薬治療を受ける羽目になり、その後ステロイド離脱など大変苦労しました。
私の不勉強がたたった出来事でしたが、その後別の獣医師もそのとき緊急で見てくれた医師も「死亡例など事故報告が相次いだので近年の使用は見合わせている、どうしてもと言う方には事前にきっちりリスクを説明しない限り、注射は絶対に勧めない」と言われました。
このようなことから、この犬には2度とフィラリア予防注射は打ちません。
飲み薬だと万一アレルギーが起こっても、24時間程度で体から薬は出て行くので後遺症的はほぼ無いそうです。
フィラリアの注射薬だけは長期間残留するため、犬にとって副作用があるとき、長期の後遺症となり、本当に怖いと思いました。
このとき初めて薬品アレルギーと言うことが判明し、その後の投薬には気をつけています。
ちなみに私の地域(九州です)も注射の場合は、年2回といわれました。
フィラリア予防で注射は危険? 山本しょうこ さん
わたくしの家では、フィラリア予防に注射はありません。
なぜ注射しないかというと、私の住む町や隣町の獣医さん(すべての獣医さんとはいいませんが)多くの方が、「フィラリア予防注射は危険」という認識です。
接種後に副作用により、死亡例が少なくないとか。
ほとんどの獣医さんの中で、どの程度の方が注射は安全と見解されているのかはわかりませんが、注射だとやはりショックが大きすぎるのでしょうかね。
いろいろとありがとうございました わんころ さん
こんなにたくさんご意見をいただけて嬉しい限りです。
みなさんのご意見をもとに、もう一度よく考えて、よく相談してフィラリア予防薬を何タイプを選ぶか決めたいと思います。
犬は私の子供のようなものだから、私がしっかりしないといけないと改めて感じました。みなさんありがとうございました。