犬の看病記
悪性繊維肉腫
我が家の愛犬ベル(当時13歳シェットランドシープドック)は一年前の8月21日私たち家族に沢山の思い出を残しこの世を去りました。
悪性繊維肉腫と診断されました。
最初乳腺のしこりを発見し病院に行きました。手術をし一時は元気だったのですが、術後3ヶ月位経った頃ブラッシングをしていて後ろ足の内側の腫れを発見しました。
早速病院に行き組織検査をし悪性の癌であることを告げられました。
先生には切断を勧められたのですが病気の完治は見込めないとの言葉に私たちはこの子の生命力を信じ、残された時間を精一杯看病し沢山の思い出を残すことを決断したのでした。腫れはだんだんと大きさを増し、それと並行に破れ大変な状態になっていきました。
飲み薬(進行を遅らせるような)と塗り薬をいただき定期的に通院していました。病院の先生も「この子は一生懸命に頑張っているからね、お母さんも頑張って下さい」その言葉に励まされ最後を看取ることが出来ました。
なくなる前日、私が仕事を終え帰るとベルは本当に辛そうな状態でした。頑張って私を待っていたのでしょう。
次の日仕事が休みの私はベルに「ママは今日お休みだからずっと一緒だよ」と声を掛けていました。
午後の2時を回った頃でしょうか、主人がベルの様態を心配し電話で話した時に痙攣が始まりそれから間もなく静かに私たちにさよならを告げ13年間の命を終えました。
まるで主人に最後のさよならをするかのように・・・主人からの電話は偶然ではなかったと今でも思っています。
まだ私たちは新しい家族を迎える心の準備はできてはいませんが、動物を飼うことの責任を改めて感じています。
本当に愛らしいベルちゃんでした。
フィラリア
マルは 拾った犬です。
見かけもボロボロでしたが、フィラリア虫もいたのです。
元の飼い主が、こんな小型犬をどんな飼い方をしていたのか、不思議におもいます。
まず、目やにが気になって病院にいきました。
目薬をもらって帰るときに、「そういえば時々カーってするんですよ〜」と話をすると、血液検査をしてくれました。
そしたら、いたのです、、、フィラリアが・・・。
血尿とか倒れたりとかしないし、食欲もあるし、元気そうなのに。
1、早速、有給を頂いて、外科手術!
「出ました、27匹のフィラリア」
2、幼虫を殺す副作用の強い薬
「マル、これを乗り越えるんだよ!」「これで元気になるからね!」それは見ているのも辛かったです・・・
マルはまだ拾得物期間ですけど、もうすっかり家族です。
フィラリア症には、やはり外科手術しか確実ではないと思います。
薬で虫を殺しても、血管に詰まって愛犬が死ぬかもしれないし。
最近でた注射も副作用で死亡例がたくさんのようです。
腕の確かな先生のもと、手術と薬の指示が受けられたらラッキーだと思います。
なによりも、かからないように、予防薬をきちんと飲ませてあげなくてはね!
それは飼主の責任です!