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全身麻酔は危険か? dogoo.com管理人

手術にあたり、犬に全身麻酔を施す危険性について、全身麻酔は避けるべきか、それとも医師の判断のもと飼主が熟考することか。
元のコンテンツは避妊手術で注意する点に投稿された内容ですが、良い内容であることと、本筋と離れため、別ページに分けました。
まず投稿された内容は以下の通りです。

麻酔でも軽いタイプだと心配はないそうですが。
うちの子も1頭、簡単な手術でしたが、全身麻酔だったので麻酔そのもので危険な状態になったのがいます。
せっかく手術の決心をなさっているのに、迷ってしまうかもしれませんが、私の所属する犬種団体の支部会員のシェルティで麻酔で亡くなった子が1頭だけいるので、


避妊手術で注意する点  エアウーマン さん

Re: 全身麻酔は危険か? ふる さん

>エアウーマンさん
麻酔事故が起こる確率と、未避妊の牝が生殖器系の疾患にかかる確率はおしなべて後者の方が高いと思われるのですが、いかがお考えになりますか?
所属する犬種団体の支部会員のシェルティで1頭…とのことですが、総数何頭の中の1頭なんでしょうか?
確率の問題ではない、1頭でも命を落としたことが重大なんだ、とも考えられないことはないですが、確率の低いリスクを嫌って、高い確率で起こるリスクを選ぶメリットはあまり感じられませんが…。

シェルティちゃんはまだ3ヶ月半とお若く、手術を急ぐ必要もないと思われますので、これから半年ほどかけて、めいママさんご自身も病気や処置について調べてみてはいかがでしょうか。
獣医さんとのおつきあいは、避妊手術だけではありませんので、普段の診療態度なども折に触れてごらんになり、検討されればよろしいのではないかと思います。

Re: 全身麻酔は危険か? エアウーマン さん

ふるさんへ、
誤解なさっているような印象を受けましたので、説明させて下さい。
私はめいママさんに手術をしない事を、勧めてはいません。
コリーやシェルティ(うちにも1頭います)が、他犬種に比べて過敏なので、麻酔による事故が起こる確率が、他犬種よりは高いのを知っておいて頂きたいと思っただけです。

私は知っていて、必要な場合は手術を受けさせています。先月も腫瘍で手術をしたのがいます。
獣医さんに術後、まず質問する事は「先生、麻酔大丈夫でしたか?」です。
以前に麻酔で死にかけた子がいるので。

ですから、手術をする場合、しない場合、麻酔の危険全てを知った上で御自分が最良と思う方法を、めいママさんが、お選びになるのがいいと思っています。
私は自分の繁殖犬のオーナーさんではない方に、何かを強く求めるとか、自分の意見を押し付ける気は全くありません。

Re: 全身麻酔は危険か? ふる さん

>エアウーマンさん
こちらこそ誤解を生じるようなことを書いてしまったようで申し訳ありません。
わたしは、エアウーマンさんが手術の是非について、ご自分のご意見を他の方に押しつけるようなことを 書かれていたとはまったく思っておりませんし、そのような指摘をしたつもりもございませんでした。
お詫びして、訂正させていただきます。

ただ、ひとつだけ気になったことがあります。
エアウーマンさんは言及されていませんが、インプラントの埋め込みにも麻酔は使用すると思います。
避妊手術よりも短い時間で済む処置なので麻酔量も少ないことから、特に危険視されなかったのかもしれませんが、麻酔によるショック症状は薬剤の量に関係なく起こるものと理解しております。
数年ごとに埋め変えなければならないインプラントでは麻酔事故のリスクも増大すると思います。

シェルティ、コリー種の麻酔に対する危険度が高いということであれば、その点に関してもコメントしていただければわかりやすかったのではないかと思います。
なぜシェルティ、コリーには麻酔の際に危険が伴うのかについても解説していただければ、めいママさんの不安もやわらぐのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

Re: 全身麻酔は危険か? エアウーマン さん

>ふるさんへ
インプラントの手術の際の麻酔の量がどれ程のものか私は存じません。
また、私の掛かり付けの獣医さんは、その手術を行っていませんので伺った事はありません。
ただ、以前に歯石取り(うちでは、スケラーで歯石を取っているので病院で取って頂く事はないのですが)の為にする軽い麻酔だと、コリーでも全く問題ないと伺いましたので、多少、麻酔の量だとか、方法だとか、手術の種類で危険度は変わってくるのだろうと思いますが、私は、そのあたりの事は分かりませんので、専門家にお聞きになるのが良いと思います。

私自身は、インプラントは、仮に掛かり付けの獣医さんが手術をするようになったとしても、する気はありません。
コリーやシェルティのような頭蓋骨の細い犬種では、脳内の脳幹に通じる血管が細い為であると、以前獣医さんが話していらっしゃったと思います。
また、他の方から伺った話では脳内へ入ってくる異物をシャットアウトするシステムが弱い(これは又聞きです)とも言われています。
医学的根拠は私は御説明できませんが、日本コリークラブ:JCC(現在はシェルティが大半)では、コリー、シェルティ(特にコリー)は、麻酔には注意が必要である事と、フィラリア予防薬ではイベルメクチンが含まれる物は、避けた方が良いという事は、常識的に認識されています。

Re: コリーとシェルティーが麻酔に過敏というのは間違っています ぽよよん さん

コリーやシェルティーがフィラリアの予防薬に関して、よくショックを起こしやすいですという事は報告されています。
しかし麻酔薬(注射および吸入麻酔)に関してはその報告は現在ありません。
獣医の本や医学論文をお調べになってもそのような記載は認められないと思います。

おそらく、その獣医さんが、シェルティやコリーはある薬に過敏になることがあるので、それも含めてお話されたか、ないとは思いますが適当な噂を鵜呑みにしてエアウーマンさんにお話したのでは無いでしょうか?
なので麻酔に関するリスクは一般の犬と同じですよ。ではでは。