生後3ヶ月半になるＭダックスフンド（メス）と暮らしだして2ヶ月になるプリンママです。
ホールドスチールのやり方、練習のコツを教えてください。
子犬にホールドスチールをやると、物凄く嫌がりマズルをつかもうとすると歯を剥いてきます。途中で止めずに落ち着かせてから短時間でも後ろからマズルを掴んでから褒めて自由にしています。

甘噛みは「ダメ」というと普段は1度で止めるようになりました。
仰向けにだっこして体を触られるのは大丈夫です。お座り、待て、持ってこいは出来ます。ホールドスチールの練習も続けた方がいいのでしょうか。ホールドスチールはいつから始めるのがいいですか？メリットやデメリットなどアドバイスお願いします。

しつけは子犬を迎え入れた時期から始めます。
ホールドスチールはいつ始めても問題ないですが、嫌がる犬には無理を避けます。少しづつ慣らすことを目的とします。 ホールドスチールは、犬が他の犬に対しマウンティングする行為（自分のほうが地位が上と示す）を参考にしたシツケ方法です。

【ホールドスチールのやり方】

1. 犬を背後から拘束し、犬の手足をなでる
2. マズルをつかみ、マズルコントロールをする　マズルコントロールのやり方、嫌がる犬にコツは？
3. 犬に伏せの姿勢、体全体をタッチング

【ホールドスチールのメリット】

• 犬に主従関係を教える
• （病院の診察など）人に体を触られるのが、嫌がらない
• （ホールドスチールに慣れると）タッチングで興奮を抑える　興奮した犬を3秒で落ち着かせる方法

ホールドスチールやマズルコントロールは犬のシツケで有効なこともありますが、全ての犬に効果があるとは限りません。
嫌がる犬を強制的に押さえ込んでまで、やるのは止めたほうがいいでしょう。
服従訓練の１つとして推奨する本もありますが、手段と目的を間違えないことが大事です。 大切なのは、飼主と犬の信頼です。

【ホールドスチールの手順】

1. 犬の背後に立つ
2. 両足で犬をはさむ
3. 飼主がゆっくりしゃがむ。飼主が両ヒザを床についた状態になり、太ももで犬をはさむ
4. 犬の頭や顔、背中、手足をなでる
5. 犬をひっくり返し、仰向けの姿勢にする。腹や顔をなでる
6. 大人しくできるになったら、犬の鼻先をつかむマズルコントロールをする

ホールドスチールの注意点として、少し抵抗したり、ちょっと嫌がる態度を示した場合、逃げないように軽く押さえる。抱きしめる。
さらに強く暴れる場合は止める。無理して押さえつけない。
落ち着いたり大人なしくできたら、大きく褒めます。たまにフード1粒など褒美をあげてもいいです。
ホールドスチールができなくても問題ありません。飼主と犬の関係構築が目的なら、服従訓練を実行されると良い結果になります。犬の服従訓練、効果的なやり方やコツ

ホールドスティルの１つの所作として含まれるマズル・コントロールはとっても難しいです。 我が家のダックスも今四歳ですが、一歳過ぎまでマズルコントロールはしませんでした。
触るのは気持ち良くさせる為にする、人間の手は犬にとっての舌のように、舐める代わり気持ちの良い所を撫でつづけ、その上で、その手が好きになれば、躾にも使える 訳です。

体が大きい大型犬なら問題なくても、体の小さい小型犬にとって、強制的に抑えられると人間の手に恐怖を覚えます。
あまりあせらず、信頼関係を築いてから撫でて、マズルを黙ってさわり、いやがなければ誉める。
何度も繰り返し、手や足や耳の中まで触って、何処を触っても嫌がらない犬にする。この事が子犬の時期は大切です。

うちには３歳ラブラドールと３か月アメリカン・コッカー・スパニエルがいます。 ラブの３か月の時、やんちゃで大変でしたけど、ホールドスチールで犬の体全体をなでたので、今では私がどこを触っても大丈夫。
３か月の子犬も、いっぱいいろんな所を触っているので、慣れてきてところです。
質問主さんも、愛情をもって犬をいっぱい触ってあげてくださいね。

ホールドスチールをするさい、マズルコントロールができなくても問題ありません。
マズル以外の場所、手先や足、あご下などいろんなところを触って、そのときに口まわりも少しだけ触って...そのうちに何をされても大丈夫な関係になります。 まだやんちゃな子犬、大変ですよね。私は最初が肝心だと思います、少しづゆっくり威厳をもってがんばって。

9ヶ月のＡ.コッカースパニエルを飼っています。
ホールドスチールについて、訓練士さんからアドバイスをいただきました。

” 飼主がリラックスしながら犬を後ろから抱っこをする。次に、犬のお尻を太ももで挟む。
そして犬の口、顔、耳、手足の先をテレビを見ながら何気なく触る。
犬が寝てしまうくらい、犬がリラックス出来るように続ける　”

犬が6ヶ月になるまで、「待て」と「ホールドスチール」を毎日やりました。犬に待ての教え方
今も時々スキンシップを兼ねて撫で回しています。そのおかげかトリミングの時も手がからないとトリマーさんから褒めていただいてます。

レスありがとうございました。とても丁寧な説明とお勉強になるご意見を頂いて感激です。
時間と愛情はたっぷりありますので、頂いたご意見を参考にプリンと一緒にホールドスチールを頑張っていきたいと思います。
また判らないことがあったら色々教えて下さい。本当にありがとうございました！