犬が迷子になったら、どこへ連絡し、どう探したらいいですか?
迷子犬を届け出る連絡先リスト、見つかるポスターやチラシの作り方、探し方、連絡方法、どこを探すかアドバイスをください。
【状況と今の対処】
知人の犬(チワワ 2歳オス、白)が飼主から逃走し、迷子になりました。
昨日から、私も捜索を手伝っています。まだ情報はありません。明日から、本格的なポスター、チラシを作り、ビラ配りの予定です。
迷子犬を探す方法、連絡先リスト、ポスターの作り方
ポール さん
迷子になった犬を探す、最も重要なのはスピードです。
ポスターやビラ、チラシ作りも大切ですが、先ずは関係機関へ連絡し、飼主がいない犬を見かけた人はいないか?すでに保護されていないか?確認しましょう。
迷子犬どこに連絡するか?連絡・通報するリスト
- 1地域の保健所、動物保護センター
- 保護された犬は、保健所が収容先になります。
地域によって名称が「動物愛護センター」「動物管理センター」「動物ふれあいセンター」「保健所、衛生課」と違います。 環境省 動物愛護管理の連絡先リスト一覧 - 2交番・警察署
- 近所の交番、警察署でも相談に乗っていただけます。
犬は1日5〜10km以上の距離を移動することもあり、初動が遅れ捜索範囲が広がると困難です。
人なつっこい犬は他の家で飼われていたり、人を警戒する犬は人里離れた山奥へ逃げ込むことがあります。
次に迷子になった犬のビラやチラシを作成します。写真を貼り、特徴など詳細な情報を記入します。
迷子犬 ポスターチラシの作り方、掲載する項目
- 犬の写真:
- 犬の名前:
- 犬種:
- 性別:
- 年齢:
- いなくなった日時:
- いなくなった場所:
- 犬の特徴や性格:
- マイクロチップ装着の有無:
- 身に付けた(首輪など)の特徴:
- 飼主の連絡先:
迷子犬ビラを貼る、掲載の依頼する場所
- 動物病院
- ペットショップ
- 商店街
- 郵便局
- 銀行
- スーパー・コンビニ
- 銭湯・コインランドリー
- 個人宅
人通りが多いお店に御願いすると、掲載の許可をいただける場所は少なくありません。
事情を説明し、掲載期間とビラの回収日を伝えれば、個人のお宅でも庭先や壁に掲載の協力を得ることは可能です。御願いするのは勇気がいります。掲載を断られて当たり前と思ってください。
なお電柱にビラを張ったり、道路にある市町村が設置した公共の掲示板に許可なく勝手にチラシやポスターを張ることは禁止されているのでご注意ください。
ネットで探す方法、情報登録と収集
- 環境省:収容動物検索情報サイト 自治体の動物管理センターや保健所などに保護、収容されている迷子の犬や猫の情報あり
- 警察庁:都道府県警察における遺失物の公表ページ 迷子として届け出された動物達も遺失物として登録
- ネットの掲示板へ登録:迷子犬を探す掲示板サイト(dogoo.com)
その他の対策として、有料ですが新聞やタウン誌に広告を出したり、探偵や業者に捜査依頼もあります。
ペット探偵、ペットレスキューで検索すると、迷子犬を探す業者がヒットします。料金は1日3万、1週間で7〜10万円ほどが相場です。
迷子犬の防止・予防策
- 1迷子札
- 迷子札をつける。犬の名前、飼主さんの連絡先(電話番号)を記入するだけでも、発見率は上昇します。
- 2マイクロチップ
- マイクロチップやGPS機能付きの迷子札です。マイクロチップの装着は、2022年から法律で制定されています。 犬にマイクロチップ装着する料金を教えて
- 3しつけ
- 日頃から、シツケに取り組む。脱走しない犬、何かあっても信頼する飼主(ボス)に戻るようにする。
- 呼び戻し(こい):呼び戻し(来い)ができない犬、簡単しつけの方法
- 興奮をおさえる:興奮した犬を、3秒で落ち着かせる方法
- 花火や大きな音の対策:犬が花火の音を怖がる、恐怖を克服する方法
- 飼主と犬の信頼関係:犬と信頼関係をつくる方法
犬が迷子になった、探す方法の手順
斎藤 保 さん
7才になる犬(オス)が脱走し、迷子犬になりました。その後、発見し今は無事です。
犬が迷子になったとき、私がとった行動と対策は以下のとおりです。
犬が迷子になった、探す方法の手順
- 地元の警察へ、迷い犬の届け出
- 地元の動物愛護センター・保健所へ、迷い犬の届け出
- 半径500m以内にある飲み屋さん、迷い犬のチラシの掲示
- 半径500m以内の人の集まる場所、迷い犬のチラシの掲示
- 近所にある小学校3校、中学校2校の掲示板へ迷い犬のチラシの掲示
迷子犬のビラ作り、ポスター貼りを依頼するときに注意したこと気をつけた点は
迷子犬のビラ作り方、注意点
- チラシは必ずカラーコピーやカラー写真を使う事。白黒の画像はインパクト弱い。
- 学校等の掲示板へチラシの依頼した場合は、掲示する期間・チラシを回収する時期を学校側へ伝える。
- 保健所への届け出は電話だけでなく、カラー写真をのせたチラシを持参
結果は、迷子になってから5日目、保険所から連絡を頂き、無事に犬と会えました。
発見するまで、チラシを見たと4件の情報を電話で頂きました。飲み屋や学校からも、数多くの見かけた情報を頂きました。無事に会えた翌日には、チラシを貼った全ての場所へ、回収とお礼に行きました。配ったチラシは200枚位です。
ネットを使った、迷子犬捜査の注意点
発見できますように さん
ネットの迷子犬掲示板や、twitterやfacebookなどのSNSを使って探すのも効果的です。
ツィッターに投稿するさい、つぶやきの最後にハッシュタグ「#迷子犬」を追記すると、多くの人が見る機会が増えます。
便利なネットですが、安易に使うと、発見が困難だけでなく、炎上対応に追われるのでご注意ください。
捜査にあたり、有力情報の提供者へ懸賞金や報奨金を出すと、情報の拡散・伝達が早まります。その一方でデメリットとして、野次馬や荒らしが増え同時にガセや虚位の情報も増えます。
ネットで迷子犬を探す活動をされる注意点として、ウソ偽りなく情報をこまめに出し、些細な情報にも丁寧に御礼をし相手を敬う気持ちで対応してください。