犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)は、ペット保険で補償できますか?
脱臼の手術費用、保険金の支払いがあるペット保険会社はどこですか?
【状況と今の対処】
トイプードル(10ヶ月オス)の飼い主です。
犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)で足の膝が外れやすい、出し入れ自由自在というぐらい緩いようです。
通常、膝は問題ないですが、たまに外れるケースがあるようです。痛みもなく、走るとピョンピョンし、犬が自分で膝を調整してます。
犬が足の痛みを感じる仕草もないが、体力があるうちに手術するか悩んでます。
同じ病院の獣医師によっても、治療方針が分かれます。
手術に備え、ペット保険に加入を検討してますが、膝蓋骨脱臼の手術が対象になる保険会社はありますか?
膝蓋骨脱臼(パテラ)、ペット保険の補償と加入条件
黒キャット さん
膝蓋骨脱臼(パテラ)は小型犬に多く、高額治療のためペット保険会社も対応が別れます。
質問が2つあるので、整理し回答します。
犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)とペット保険
- 1膝蓋骨脱臼(パテラ)を補償するペット保険はあるか?
- 先天性でもある膝蓋骨脱臼(パテラ)は、補償対象外のペット保険もあります。が、一部のペット保険会社は膝蓋骨脱臼(パテラ)も補償範囲に含まれ手術や治療で保険金の支払いがあります。
- 2膝蓋骨脱臼になった後、「膝がゆるい」診察後、ペット保険へ加入できるか?
-
膝蓋骨脱臼の治療が始まったり、パテラと診断されたら、ペット保険へ加入はできません。
ペット保険に未加入の犬が脱臼(パテラ)と診断された後、手術費、治療費、通院費をペット保険で補う方法は「ない・できない」です。
獣医師から「脱臼する心配がある、膝がゆるい、膝のお皿が外れやすい」と診断を受けたら、加入前に告知義務が発生する保険もあります。 ペット保険への加入は断念するか、脱臼(パテラ)は補償対象外として契約するしか方法はありません。
告知義務に嘘や虚偽の書類提出で、保険に加入するのは詐欺や犯罪の恐れがあります。 ペット保険の告知、嘘ばれない持病の犬も入れる? - 体重管理、適正体重を維持し太らせない 犬のダイエット、痩せるのに成功した減量方法
- フローリング床の足が滑り対策、足裏の毛をカット、滑り防止マット 犬の滑り止め安全対策
- 過度な運動はしない、全力疾走を控える
- 階段を上り降りさせない。ジャンプや飛びつきの防止。犬の飛びつき癖を止める
なお、保険会社による疾病・傷害の補償対象は変更する場合があるので、加入前に保険会社のサイトで確認してください。 ペット保険どこがいい?選び方 17社の比較一覧リスト
膝蓋骨脱臼とペット保険
ごろー さん
膝蓋骨脱臼は、小型犬によく見られ、関節の不安定さや歩行困難の問題を引き起こします。
ときに痛みを伴う疾患であるなら、早い治療が重要です。手術やリハビリが必要になる場合、医療費の負担は大きくなります。しかし、適切なペット保険を選択することで、これらの費用をカバーできます。
一部のペット保険会社は、膝蓋骨脱臼(パテラ)を補償範囲に含め、手術や治療にかかる費用をカバーできます。
ペット保険会社に共通しているのは、事前の告知義務があり、すでに獣医師から「脱臼と診断された」既往症である場合は、保険に加入できません。
または、「特定傷病除外特約」として脱臼は補償から除外されます。
無理してまでペット保険がいいのか考え、ペット保険に加入しない選択もありです。 ペット保険は不要、いらない5つ理由と対策
「膝蓋骨脱臼の疑い」を隠し申請がバレた場合
あいか さん
「膝蓋骨脱臼の疑い」を隠した場合、告知義務違反となり保険金の支払いはされません。
膝蓋骨脱臼の手術後に保険金が支払われ、バレた場合は全額返金となります。
保険金が支払われない、保険解約をしても支払った保険料は一切返ってきません。
犯罪者になる可能性すらあります。
発症してから、ペット保険に加入する
そもそも さん
ペット保険とは、将来起こるかもしれない危険・事故・災いに対し、予測される事故発生の確率に見合った一定の保険料を加入者が公平に分担し、万一の事故に対して備える相互扶助の精神から生まれた助け合いの制度です。
私たちやペットを取りまく事故や災害から、生命や財産を守る合理的な防衛策のひとつです。
発症してから後悔し、あわててペット保険に加入するものではありません。お間違えないよう。 ペット保険で後悔しない、評判が悪い3つの理由
Re:犬の膝蓋骨脱臼(パテラ)ペット保険で補償できる
もあまま さん
皆様、ご回答ありがとうございます。
保険会社を騙してペット保険へ加入を希望しないので、誤解しないでください。
ネットの質問で、飼い犬が脱臼の手術をする予定の方が金額で悩んでいる質問に「保険に入って無いんですか?入ったた方が良いですよ」とレス記事があったので、何か可能性もあるかと思い安易な気持ちで質問しました。
告知義務の違反や隠蔽してまでペット保険加入したい意思はございません。質問が悪く誤解を招き、申し訳ありませんでした。
膝蓋骨脱臼、生活を見直す
かるご さん
ペット保険の話しは出来ませんが、まず、膝蓋骨脱臼の治療に信頼出来る獣医師様を見つけるのが先です。
先生によって意見が変わるのでは、治療方法もバラバラになります。
足の膝が簡単に外れても、もとに戻せることが出来て、痛みがない犬が今後の症状はどうなるか?
今後、膝の症状が悪化する犬もいれば、そのまま状態を保ち6歳過ぎても安定し、歩行に問題ない犬もいます。後者の場合、手術の必要はないです。
しかし、膝の症状が悪化する犬も、生活の見直しで対応できます。
症状が膝蓋骨脱臼の手術するほどでないなら、手術しないで済む対策を実行します。
膝蓋骨脱臼、生活を見直す
私が見てきた犬達のなか、膝が外れやすく走ってる時にピョンピョンして治しちゃう犬がいました。
この犬は、上記の改善策で安定し、脱臼の手術しなくても問題なくすごしています。
幼犬で小さいうちは体が柔らかく膝が外れやすいが、体の成長すると膝の周りも変化し安定する犬もいます。
ただ「犬が痛そうな素振りがない」に甘えることなく、「脱臼の恐れあり」と頭に入れて、生活してくださいね。
Re:膝蓋骨脱臼、生活を見直す
もあまま さん
膝蓋骨脱臼の情報、ありがとうございます。
今、脱臼に詳しい獣医師先生が見つかり、近々診察へ行く予定です。
膝蓋骨脱臼が安定する犬もいるという事、とても嬉しい情報でした。親身に色々とありがとうございました。